2023年　7月　鮎釣り日記
	７月４日　　火　　晴れ、雷雨　　今日のアユ、ちょっと違和感
	今回もＫＳさんと鶴川。２日間予定。 囮屋さんでＨさんと逢った。久しぶりだ。何年ぶりかな。Ｔ．Ｋさんと３人で並んで良く釣りをした。 懐かしい話で盛り上がったが、Ｔ．Ｋさんが釣りをしなくなって・・最後はちょっと寂しい話になってしまった。 ７時頃、駐車場にはまだ誰も居なかったが、数台続けてきた。
	僕は下流に向かう。 ＫＳさんは放水路側から上がってきて、すでにやっていると思う。 先日、朝一で良かったざら瀬からスタート。 緩い浅い流れに入れて石裏までゆっくり様子を見ながら引く。この石裏・・実績がない。 居ても良さそうなんだが・・ 囮ができるまでは・・と、思っていたんだが、ゆっくりするのも嫌になった。もう１匹いるし、場合によってはＫＳさんもいる。 上に引き上げてざら瀬下流部を探る。雰囲気はない。この辺、時間的にちょっと早いか。 早いが浅い流れの小さな波横、下段への落ち際、小刻みに探っているとギュッと掛かった。 ちょっと小ぶり。 上り筋でちょっと待つ。なんか反応がある。掛からなければ引き上げる。７、８箇所の小さな場所を順繰りに探って５匹ぐらい釣れた。 口掛かり、顎掛かりが多い。 ちょっと間が空いたので上のざら瀬を探る。反応が薄い。先日は１０匹近くは釣れた場所なんだが・・ いきなりドーーンと来た。１６ｃｍ強。居るではないか。 しかし、１匹でおしまい。 その下の石がごちゃごちゃした所。先日は１匹も釣ってない。ところが今日は掛かった。またそこへ入れると入れ掛かる。 今日のアユはいままでと違う感じがする。違和感があるのが何割かいる。 ぼてっとしている。ぶよぶよしている。身が固くないのでしっかり掴めない。ヌルヌルもしている。これでシャープな動きができるのか・・と、思う。 一段落すると、また浅い流れの小さなポイント、上り筋など探る。 勿論一発石も探る。今日は１匹だけ。 少しずつ人が増える。僕のそばにも来た。
	僕はヘチよりを探りながら下りたいのだが・・その辺に立ち込んだ。かなり年配そうだが・・僕より若いかも？ その人、良く釣る。僕が探ったことのない筋で釣る。入れ掛かってもいる。 いずれ空くと思うけど・・それまでは適当にやりながらその人の釣りに注目する。 しばらくして下ったけど立ち込んでいた場所なのですぐ行っても釣れない。 小さな場所を代わる代わる探って何とか２０は超えていると思うが、下の人との差は大きい。 下の瀬頭付近まで下ったその人、そこでも良く釣っている。 その下にいるＫＳさん、竿が曲がるまでは見えないが囮交換しているような姿は時々見える。 僕はヘチよりを探りながら少しずつ下ってなんとか３０は超えたかな？？ ＫＳさんのところに行ってお昼にする。ＫＳさんも３０は超えていた。 瀬頭の人、お昼も食べず釣り続けている。相変わらず好調を維持している。 今朝方逢ったＨさん達が下流に居るはず・・２００メートル近く下って様子を見に行く。 Ｈさんは僕らが以前やっていた辺りで泳がせ釣り、もう一人のお仲間は上のきつい瀬頭付近を錘を使って探っている。対照的な二人の釣り。お昼の時点での釣果は２０前後だった。 この辺は、上と比べればアユが少ないような気がする。 瀬頭付近の人が１時半頃竿を畳んだ。釣果は４６匹と言ったかな・・すごい。 その瀬頭付近で僕は再開する。 いっぱい釣られた後だけど５匹位は釣れた。その後はまたヘチよりを探りながら上に上に。 いい天気だったのに雲行きが怪しくなってきた。雷も鳴り始める。 だんだん雨も強くなり雷も近づく。真っ黒な雲ではないので落雷の心配はないと思うが気持ちは悪い。 雨が降っても、雷が鳴ってもアユは釣れる。他の人たちの動向も気にしながら釣り続ける。 雨は止み、一瞬日も照ったりしたが、再び雨が強くなった。このままだと水も増える。 止めてＫＳさんのところへ荷物を取りに急ぐ。 ＫＳさんは竿を仕舞っていた。 駐車場まで戻った頃には雨は止んだ。でも、濁って釣り再開は無理だった。 　　　釣果　　１１ｃｍ～１７ｃｍ　　５１匹 後半は雷雨で残念だったけどフネの中には思ったより居た。 今日のアユにはちょっと違和感があった。そう感じたのは僕だけか？？ フネがいっぱいになり過ぎたせいか、顎掛かりで血を吹いたせいか、１０匹ぐらいが死んでいた。 ＫＳさんの釣果、聞いたと思うけど・・記憶が？？　５０に近かったと思う。 今日追加放流したそうだ。大きいのを放流してくれたかな？ 次回までに僕らの釣り場まで下ってくるだろうか？？
	７月５日　　水　　曇り　　今日の当たり・・最高
	鶴川２日目 珍しく先行者がいた。 その人、放流場所を超えて下流に下る。 ざら瀬付近に先行されるか・・と、思ったが、その人は上の瀬の頭付近入った。僕には実績がないが其処も朝一の人気ポイントの一つだ。 今日もざら瀬の下流部で始める・・が、早朝は其処より下流の瀬頭付近がいいように思う。 小さな場所を順繰りに探っていく。 一番乗りした人が思うように釣れないのか少しずつ下ってくる。あそこで粘っていた方がいいと思うけど・・ 囮に余裕があるので積極的に探るがイマイチ・・と、言っても今までと比べての話。ポツポツとは掛かる。 見慣れた人が下ってきた。（仮にＢさんとする） 僕は今７匹と言ったら、上の人は遅く来て、もう７匹釣ってるよ・・と、はっぱをかけられた。 上の人とは一番乗りした人ではない。下ったので、その後に入った人だ。
	Ｂさんはきつい瀬の瀬頭上流に入った。 早速竿を曲げている。 僕の方は今までと比べればペースが悪い。反応はあるんだが掛からない。上のざら瀬も何回か探るが２匹しか掛からない。 何本かある筋の一番手前の筋。石裏へ向けて泳がせる。 期待感は全くなかったがちょっとウロウロしたあと流心よりの流れに入って行った。 追われてるか追っているか・・目印がぐっと潜る。気持ちいい掛かり方だったが１５ｃｍ。 再度この流れを探る気がしない。上の石までは距離があるのでかったるい。 Ｂさんは瀬頭付近で見るたびに囮を替えている。 先行者がその上にいるが掛かっていない。 まだ下流にいるＫＳさんのところへは行っていないが座り込んだりしているので、それなりに釣れているのではないかと思う 場所が多いなら次々と探りながら下っていくが今日はちょっと窮屈。 少しずつ下りながら丁寧に探る。水が減ってからは僕の場所は掛からない。 反応があちこちで出るようになった。石下、石横、石上、何処でもごそごそする。期待感いっぱい。ちょっと引くと掛かる。ちょっと待つと掛かる。ペースは上がった。 釣れない先行者が上流へ行って下が空いた。 川の中から左の石の向こう。糸を張ってちょっと待つとゴツン。ちょっといい感触の後、根掛かった。仕方なく入っていくと長い小枝に絡んでいた。良型の掛かりアユがついていた。 Ｂさんは下流で信じられないくらい釣りまくっている。 だんだんＢさんに近付き、いっぱいまで下って４、５匹追加した。 再度上流へ向かうが、人も増えてざら瀬付近しか空いていない。其処へ入ってまた釣り下る 同じところを先行者、僕、もう一人、また僕と４回目になる。 今日は涼しい。遠くで雷の音がしているような・・空は高いので大丈夫だと思うが、午後がちょっと心配。 下にいるのはＢさんのお仲間らしい。川の中から右を、左を探っている。 僕はあまり下れない。 １１時半過ぎ、Ｂさん達がお昼で上がる。 狂ったように釣ってましたねー・・僕が声を掛ける。 狂っちゃったよ・・とＢさん。兎に角すさまじかった。 それから何匹か追加してお昼にした。 ＫＳさんがほくほく顔で待っていた。顔を見れば釣れたのがわかる。僕も同じ程度か・・最近は数がすぐわからなくなる。忘れてしまう。 お昼が終わったＢさん達、飽きることなく瀬頭付近で再開。 僕はしばらく釣りを見学させてもらう。 錘を使っている。流れの緩い浅い場所でも錘のまま。小さな石裏を探り、引き上げ、やっと通るような小さな石の間も通していく。 遠くからは豪快な釣りかと思っていたが・・細かい細かい。僕も小さな場所も探っていくが・・比較のならない。見てる間にも４、５匹は掛けた。２匹ぐらいはバレたけど・・ Ｂさんと、お仲間を超えて上に行き、またヘチよりを探り上がる。 掛かってほしい場所で入れるなり飛びついたが、残念ながらバレた。 左を探ったり右を探ったりするとポツポツ掛かる。ごそごそして期待感がある。 小さな段ポイ所へ引き上げさらに小さな泡の中へ・・ギューーン・・下流へ吹っ飛んだ。 やまべの親分か・・アユではなさそう・・と思ったが、アユだった。 やったー・・今季一番の当たり。 これが一回では終わらなかった。狭い同じ場所なのにもう一発。全く同じ当たり。 素晴らしい。 さらに少し上でも・・掛かって流れの最下流まで吹っ飛ぶ。いったい今、川の中はどうなってるんだ？？アユが興奮している。僕も興奮する。 今日はどちらかというとお尻を塗らしたくない位の日和なんだけど、何が違う。 待ちに待った当たり・・いや、それを大きく上回っている。魚は１６ｃｍ程度だがあまり味わえない当たりだった。 これがなんと右の流れでも左の流れでも、計５回もあった。 ただ、その短い時間帯だけの出来事。その時、一体何が起きていた。
	少しずつ上がってざら瀬迄、ざら瀬ではなかなか掛からない。以前掛かったこともあるので時々は探る。 流れの向こうの方がいいという先入観があったから向こうばかりを探っていた・・ので、今回は流心手前を引いてみる。 反応がある。待ってさらに引く。掛かった。このラインでは初めて。 斜めに並んだ石があって、その石並びに沿って引くとガツン。もう１度引いてもう１匹。良型が３匹釣れた。 Ｂさんは相変わらず釣っている。あまり釣れてないＢさんの仲間が邪魔をしている。 もう３時半を過ぎた。最後には上流に行きたい。再度戻るのも面倒なので下流のＫＳさんの所へお別れに行った。 ４５、６匹だったかな・・釣っていた。 Ｂさんにも声をかけたが、数えられないほど釣ってるみたい。 僕は上流へ行って最後の釣りをする。 今日は２日目だからもうやめよう・・と。思いながらポツポツ釣れるから結局最後の人になってしまった。
	釣果　　１１ｃｍ～１７ｃｍ　　６４匹 今日は・・いい気分。最高の当たりが５回もあった。 あの当たり、期待してもあそこ迄のものはもうないだろう。期待しすぎない方がいい。自分に言い聞かせる。 でも、今までよりは良くなってきている事は間違いない。 それにしてもＢさんは良く釣った。あれだけ釣り続けたのは見たことがないような気がする。 ハイピッチで魚が少なくなっている。まだ２か月もあるから後々が心配だ。
	７月１０日　　月　　晴れ　　貸し切り状態だったのに・・
	今日、明日、鶴川予定。今回はＫＳさんと日にちが合わなかった。 ７時前、駐車場はまだ誰もいない。着替えているうちに一人来た。 僕は下流に歩き、最近の朝一の場所、ざら瀬下流付近。 囮がでかすぎる。小さめを選んだのだが・・１９ｃｍか２０ｃｍか？ しかも太ってるので大きく感じる。 平らなところを泳がせた方がいいかな・・と、思うが、小さな流れの落ち口付近からスタート。 囮は動かない。ちょっと手前、ちょっと向こう。あー・・じれったい。 水が少なくなった。緩い流れなのに自ら泳ごうとしない。少しずつ引き上げる。 結局ずっと引き上げ、ざら瀬上流部の石裏。 小さいのを追いかけて石裏から出る。上に上追いかける。囮任せにして置いたら、ざら瀬を超えて、砂地に入ってしまう。それでもまだ上流へ。 引き戻してまた石裏。付近にいるアユとの大きさが違い過ぎる。 ３０分近くなんだかんだ、いろいろやったけど・・ここは難しい。 この囮で掛かりそうな場所・・次は、下の瀬の瀬頭上流。流心外れの向こう側。様子を見ながらゆっくり引く。 やっと来た。クックックと流れていく。口掛かり・・バレるなよ。そっと抜いてとりあえず安堵する。１５ｃｍのうれしい１匹目。 囮が替わったけど次が簡単ではない。まだ１匹なので積極的に攻められない。 同サイズを２匹追加して、やっと気持ちの余裕ができた。 この辺、先週、Ｂさんが大釣りした場所だ。もっと釣れてもいいのだが・・僕には釣れない。 ６匹ほど釣ったがペースは悪い。 ヘチよりを探りながら引き上げる。一つの段で１匹。その上で１匹・・連発がない。 数を稼いだ場所も超浅。おまけに葦が伸びて流れを覆う。 折ってかぶらないようにはしておいたけど・・また伸びるだろう。 此処だけではない。ヘチの好きな僕には釣り場が減って痛い。
	今日は、近辺に人が来ない。駐車場前、その少し下流には３人か４人か見えるけど、僕の上１００メートル、下流見える範囲は誰もいない。貸し切り状態だ。 かえって目移りしてしまう。引き方もついつい早くなって、差し替えもほとんどなく次々とあの石この石と探ってしまう。 囮の弱りが早い。根掛りも激しい。悪循環している感じもする。 １０時を大きく回った頃から少し雰囲気が出てきた。気温もぐんと上がってきた。ペースが上がったのはそのせいではないと思うが・・ アユが動き出したのに反比例して僕の動きが鈍い。 暑い。頭がぼーっとしてくる。お尻を水につけて足を延ばす。肩から下の両手を水に濡らし、ベストを脱いで、腹にも、背中にも水をかける。背中はさすがにひんやりする。 ペースが上がったと言っても朝方に比べての話、イマイチのの気分で午前の部終了。
	午後になってもだーれも来ない。何処でやろうか、逆に迷ってしまう。 ＫＳさんが良く釣っていた瀬尻下流。ここは僕は初めてかな・・一回くらいは竿を出してみたかな・・ 下流の方から探ってみる。反応は薄い。一体どの辺で掛かるんだ？？ １時間弱やってみたけど３匹しか釣れなかった。 上に行っていつものように川の中から左右を探る。あそこで１匹、その辺で１匹という感じで連発がない。 大石向こうで唯一の３連発。 先日最高の当たりをした付近、水が減って勢いがない。反応はあるが蹴られる。逆針が外れたまま引いてることが多い。 上から下まで一人でやらせてもらってるにしては釣れない。焦ってくる。？？何を焦ることがあるんだ。 今の時間、何処なら釣れるのだ。分からない。上から下、下から上２回探ってポツポツ。最後に上の瀬を川の中から引いて１０匹近くは釣りたい所なのに・・３匹だったかな？ イマイチの気分で終わってしまった。 　　　釣果　　１１ｃｍ～１７ｃｍ　　　４３匹 今日は貸し切り状態だったけど思ったように釣れなかった。水が減ったのも影響していると思う。 普通なら十分な釣果だが・・どうしても今までと比べてしまう。 毎日釣られているから魚はどんどん減っている。 こんなものかも知れない。目標値を下げた方がいいのだが・・ 明日も暑くなるだろう。飲み物を十分用意しておこう。
	７月１１日　　火　　晴れ　　一転、解禁並みの人出
	鶴川２日目 ６時前、駐車場へ。 すでに一台があり、釣り人はざら瀬付近に微かに見える。 その人やっぱりざら瀬にいた。僕は下って、瀬頭上流。先日Ｂさんが大釣した場所なんだが、昨日は期待したほどは釣れなかった。 今日は囮がいっぱいあるので積極的に狙う。落ち口の脇に入れて向こう側から少しずつ引き上げる。反応はあり、間もなく下半身に掛かった。１５ｃｍ。ほぼ同じ場所でもう１匹。 手前の流心にも入れてみる。此処もいる気配。間もなく掛かったがサイズダウン。 早朝はブヨがうるさい。袖がちょっと短くて手首を食われた。痒くて痒くてかきむしる。 間もなく直径１、２ｃｍの円状に膨れ上がる。片方で３、４か所食われたから両方の手首がパンパンに膨れ上がった。 竿を置いて水に冷やしたり、さすったり、たたいたり、少し収まるまで早い小休憩。 昨日と違って、今日は良く掛かる。 向こうの浅いところを探り数匹掛け、また流心に入れる。流心はあまり引かないで一番反応ある付近で待つ。掛かるのはほぼ其処の１箇所のみ。前後を探っても掛からない。 １時間で８匹釣れ、出だし好調。 人が少しずつ増えてきた。僕を超えて下に行く人もいる。 向こうの浅場を泳がせる。泳がせるほどの広場はない。小さな波立ちの駆け上がり付近、たまに小さいのが掛かる。 其処から抜けてこちらにやってくる。その時はすでに掛かっている事が多いが、逆針が外れただけ・・というのもしばしばある。 掛からなくなると引き上げる。最上流の角まで引くとそこで掛かる。小さな場所なので 釣り返しは効かない。しばらく時間を置く必要がある。 手前の深い場所も引いてみるが反応は薄い。 人がどんどん増えてきた。下のいつもはＫＳさんがやっている付近に今日は３人も入った。 上の瀬もずらりと並んで一体何人いる？上１００メートルないぐらいで６人？ 僕を入れて付近１０人。今年は解禁日に来てないけど、まるで解禁日並みだ。 鮎釣りファンがたくさんいて嬉しいとも言えるが・・ まあ今日は我慢我慢。こんな日もあっていい。 人は多いが、運良く、僕の場所へは下からも上からも近寄りにくい。 ただ、これだけ多いと釣れなくなった時に移動する場所はない。 思った以上に釣れて１０時には２０を超えた。 流心の１か所で一番数を稼げた。下の瀬は掛かってもいいと思うのだが、何回か探って、型は良かったものの１匹のみ。 去年に比べれば流れが悪い。探りにくい。 １１時半ぐらいになると、お昼で引き上げる人が出て少し上が空いた。その辺まで引き上げてみる。でも、２匹ぐらいしか釣れなかった。 今のうちに僕もお昼にする。お弁当を持ってきている人は、一番乗りの人と僕の二人だけだ。
	今日も暑いが、昨日ほどではない。飲み物も３本持ってきた。フネと一緒に２本冷やしている。 上にＢさんの姿が見えた。午前中はずっと上ででやっていたのだろうか。すぐ上でポツポツ掛けている。 僕はペースが悪くなってしまった。流心と向こう浅場を交互に探る。 もう少し向こうのヘチ際を探れれば掛かりそうな気もするが、立ち込まないと届かない。 午前中一番釣れた付近を潰す事になるのでそれは出来ない。 小型だと思うけど手前の岩盤でキラキラする。囮を入れても掛からない。数が１、２匹しか居ないのかもしれない。 粘って粘ってやっと１匹釣った。 上も下も午前中と同じぐらいの人。賑やか過ぎる。女性釣り師もいるようだ。 Ｂさんが下ってきた。午後からの釣りという。すぐ下で竿を出し、瀬尻付近を狙って３匹釣ったかな・・そしてずっと下流へ下って行った。 釣れないけど行くところもない。３時を過ぎれば空いてくるだろう。そしたら上流へ行こう。 ・・そう思っていたが、３時半になっても、４時になっても誰も竿を畳むそぶりもない。 僕は後５匹ぐらいは釣りたい・・すうすれば大台にのるのだが・・ ４時半近くになって、上流が空いたかな・・と思って上流へ向かったが、まだ人が居た。
	仕方ない、このまま竿を畳むか・・とも思ったが、ざら瀬付近に一竿分ぐらい空いていたのでそこで最後の粘り。 下の人は入れ掛かっている。その下の人は奥さんか？ ５時になり皆合わせたように竿を畳む。 Ｂさんも下流から戻って来た。ニゴイに竿を折られたと嘆いていた。 僕も一緒に竿を畳んだ。２匹しか追加できなかった。 同時に竿を畳んだ人たち、どうも団体さんのよう、アベック釣り師が３組も居たように見えた。 　　　釣果　　１１ｃｍ～１７ｃｍ　　　４９匹 午前中は良く釣れたが、午後は失速してちょっと残念な気持ち。 今日は人が多すぎた。すぐそばの人たちはポツポツ釣れていたように見えたけど女性釣り師達は釣れたのだろうか・・ちょっと気になる。 数は釣れるけど、サイズは上がらない。大きくなる前に釣られてしまうから仕方ないのかなあ・・
	７月１８日　　火　　晴れ　　暑い、暑い日の鮎釣り
	今回も鶴川。２日間予定。 今日は先行者が３人居た。 駐車場前、アユがきらりと見える。アユは多いような気がするが、人も多いのでこの辺は敬遠する。 下流も二人いるが僕は瀬頭上流に入る。 まずは囮を何処で獲るか迷う。泳がせられる場所があれば泳がせるが・・ない。 手前の水深ある場所に入れて待つか、向こうの浅い場所をゆっくり引き上げるか・・なのだが・・・どちらも掛からない。 時々は別の場所にも入れてみる。最近の囮は掛かるアユより１～２ｃｍでかい。 何回か繰り返していると、水深ある場所で掛かった。 囮が替わって向こうの浅場が引きやすくなった。向こうは小さめが多いと思うが、この小さいのはなかなか掛からない。 Ｂさんが姿を見せた。昨日もやったが釣れなかった・・と言う。 どのぐらい釣れたの？・・と聞くと・・４４匹。 それだけ釣って釣れなかったと言うのだから・・いつもは一体どのぐらい釣っているのだ？？ ここでやりたかったＢさんだが僕がいるので仕方なく下流で竿を出す。 間もなく竿を曲げた。 僕の方はポツリポツリ。魚も少なくなったので、これまでのような勢いはないが僕としてはまあまあのペース。 上のざら瀬に入った人、まあまあ順調に釣れているように見える。 Ｂさんはずっと下流から、きつい瀬の最上流迄、探る範囲が広い。 今日も朝から暑い。立ち眩みをする。座ってお尻を濡らす。 だんだんペースが落ちてくる。もう我慢が出来なくなった。粘ってももう無理。少しずつ上に移動する。 水が減ってあまり流れが良くない。一段上げって１匹２匹、次の段でまた１匹２匹・・そんな感じで釣れていたのに最近はなかなか釣れない。 早速僕の後に入ったＢさん、すぐ竿を曲げる。 あんなに僕は釣り残していたのか・・と思うほど連発する。ちょっと悔しい気分。 上には朝から頑張っている人がいて、あまり近づけないが、その下で何匹か追加した。 お昼が近付いた。上の人を超えてお昼ポイント？へ。 小石底の瀬を引き上げるとギュンギュンと掛かる。 お昼になり、この川の上流でやっているＫＳさんから電話が入る。 今、２０匹ぐらい。今日は午後もそこで頑張る・・そうだ。 僕もちょうどその時２０匹ぐらい。お昼を回っているけど、雰囲気があるのでまだ続ける。 ５、６匹追加して、ずいぶん遅いお昼ご飯。 Ｂさんもお昼を持って来ていて、とっくに食べ終わっている。 川に足を突っ込んで、Ｂさんの釣りを見ながらお弁当を食う。
	今日は釣り人、近辺には４人かな・・駐車場付近に３人か４人か・・多くはない。 暑い暑い。半身浸かって、水をかぶって、顔を洗って、午後の部再開。 下流に行って探ってみる。この辺、ＫＳさんが好きな場所だが、僕は実績がない。 １時間ぐらいやって４回掛かったが、２匹バラして釣れたのは２匹だけ。 Ｂさんを超えて上流へ行く。時々掛かる程度でペースが悪い。Ｂさんは相変わらず瀬頭上流で頑張っている。・・けど、今は一時の勢いはないかな・・ 浅い瀬は釣れないけど一応探る。やっぱり釣れない。数を稼がせてもらった大石の向こう・・今日は１匹も釣れていない。 上のざら瀬も人がいなくなった。その辺も探ってみる。 ４時過ぎ、Ｂさんが竿を畳んだ。好調に釣れていたように見えたけど２８匹。 僕は今夜は車中泊。あと１時間頑張る。何匹か追加した後、最後に上流の瀬。 川を覗くと大きくキラキラと行き来している。２、３メートルの流れを高速で狂ったような追いかけっこ。 ただ、残念ながら数は少なそう。 急いで其処へ入れる。上手く入らなかった。もう一度。キューン・・気持ちいい。 しかし、その１匹だけだった。キラーーンキラーーンはなくなった。 たった１匹で終わるとは・・ その近辺、しばらく探ったが２匹追加しただけで終わりの時間になってしまった。 　　 　　釣果　　１１ｃｍ～１７ｃｍ　　３８匹 何とか４０に届くのではと思っていたのに・・最後の詰めを誤った気分。 でも、この位釣れれば十分か・・ 今日も暑かった。ペットボトル３本ではちょっと足りず節約しながら飲んだ。 夜も暑くて寝苦しかった。
	７月１９日　　水　　晴れ　　いい当たり・・いっぱい
	鶴川２日目。 ５時過ぎ、目を覚ますとＫＳさんの車がない。 ＫＳさんは朝が兎に角早い。昨日やった上流に行ったのだろう。其処は行ったことがないので良くわからないが、コンビニ寄って、後を追いかけてみる。 しかし、其処にはＫＳさんの姿はなく二人連れが竿を出していた。しばらく釣り談義。 あまり釣れないらしい。ツ抜けが目標だという。ずっと下流にも２人連れの姿が見える。 あの辺、石もあまりないように見えるが・・釣れるのかなあ・・ 僕はいつもの漁協下流へ行く。 まずはざら瀬付近で様子を探る。朝一ポイントと思えるのだが・・雰囲気が全くない。 ２、３０分やってゼロ。囮を替え、１匹も釣れないのに針も変えた。 瀬頭上流へ下る。下のＫＳさんは１匹釣っていた。 今日は雰囲気がない。囮はいっぱいあるので積極的に探るが、アユの気配がない。 たまに竿を入れにくい向こうヘチ付近で小さいのがキラッとしたり跳ねたりする。 こちらの流れも、向こうの流れも一番上まで引いて、下の瀬の中にも入れて・・どこも気配すらない。一体何なんだ。土曜隠れなのか？？ ８時を大きく過ぎていたと思うがガツガツガツーーンと来た。下の瀬に持っていかれたが水量がないので大丈夫。本日の１匹目。 １７ｃｍ弱。あーー時間が掛かったなあ。 それを境にちょっと様子が変わった。少し上でギュギューッ。当たりもいい。上の駆け上がりも引いてドーーン。面白い面白い。みんな良型・・と言っても１６、７ｃｍ。 ０．８ハリスを切るのもいた。この辺はニゴイは居ないのでアユだったはずだ。それからは２重巻きにした。 短い時間で６匹釣れた。 その後はさっきのは何だったのだ・・という位静まりかえってしまった。 ＳＫさんが様子を見に来た。５匹釣っていた。最高の当たりに興奮していた。何匹かバラしたりもしたという。 多分、僕も釣れていたあの時間帯だったのだろう。あそこで釣れ出すとこっちでも掛かり出すというのは良くある。あれは何なんだろうね？いつも思う。 下から２人３人と釣り人が上がってきた。上はずっと空いているのに狭苦しく近付いてくる。 釣り場所の一つである向こうの流れを往復する。 下のＫＳさんも上下に入られ狭苦しい。ヒト竿分もないぐらい。 釣れない釣れない。気配が非常に薄い。 少し上に引いて数匹釣れたもののツ抜けもできないでお昼になってしまった。 ＫＳさんもツ抜け出来ていなかった。 今日はきっと誰も釣れていない。 上のざら瀬付近でやっていた人も掛かったような様子は見なかった。長居もしなかった。 近付いてきた人たちも何匹かは釣ったようだが・・釣れているとは言えない。。 魚が少なくなったせいだけではない。今日は兎に角追わない。
	あと１１匹釣って、何とか２０匹。それを目標に午後の部開始。 今日は何処なら釣れるのかさっぱりわからない。午後一で実績のある場所に行って探るも反応なし。 ざら瀬下流の砂地の中でキラッと光った。其処に平らな石が埋まっている。 浅い石横付近に入れてゆっくり引き上げる・・と、掛かった。何時間ぶりかの１匹。 やっとツ抜け達成。 これが下流を横に泳ぎ上っていく。良し、掛かった・・が、エビ。慎重に寄せながら確認してから抜いた。 これを目の前から泳がせる。石の少ない場所なんだけど、何処かからやってきて囮を追いかける。石裏まで上ってギラーーンと舞った。 手前の流れに入れた途端に飛び付くのも居た。気持ちいい掛かり方だ。 さらに何匹か追加し計１５匹は超えた。 ざら瀬を引き上げる。上はほとんど実績がない場所。だけど今日は何かが違った。 流れの強い石の間を引き上げるとガツン。もう一回其処で待つとギュン。 さらにこの辺で一番きつい流れをちょっと強引に引き上げるとガーーン。いい当たりが続く。気持ちいい気持ちいい。これが鮎釣りだ。 早い流れはあまりやらない僕だが、こういう時は積極的に狙う。 珍しく早く竿を仕舞ったＫＳさんが上がってきた。股ずれが痛すぎるので終わりにするという。 僕は今季一番と思える時間。もう少し頑張りたい。 ＫＳさんにいいところを見せたかったが、見ている間には釣れなかった。 ＫＳさんと別れてからも少し粘ったが雰囲気はなくなってしまった。 最後の夕方ポイントへ行く。 大きくもない石と石の間、１０ｃｍか２０ｃｍ幅の絞られた流れにギランとするアユが見えた。 其処へ入れて待つ。３秒位でゴツン。１７ｃｍ近い良型。 もう一度、ちょっと時間が掛かったがギュン。手応えは良かったのに１３ｃｍ位。 これで少し上を引く。すぐ反応があり、この小さいのがぐんぐん上る。こういう時は逃げてるのではなくすでに掛かっている。 流心脇のちょっと棚になっている感じの所があって、見えないが、アユが集まっているのか・・入れ掛かりが始まった。みんな良型でガツンと掛かる。 久しぶりの夕方タイムだ。もう・・たまらん。 ＫＳさんと一緒に竿じまいしなくて良かった。 もう５時を回りそうだが・・止められない。僕のいい加減なカウントだけどもう少しで３０匹。川には誰もいないけど頑張る。 団子になって仕掛けがぐちゃぐちゃ、ほぐす時間が勿体ない。 入れ掛かりも終わりが来た。丁度・・多分３０匹達成したろう。 ５時２０分、竿を仕舞った。 　　　釣果　　１２ｃｍ～１７ｃｍ　　３０匹 今日はどうなるかと思っていた。雰囲気のない時間帯が長が過ぎた。そこで諦める人が多かったと思う。 何とか３０に届いたけど、それよりいい当たりをいっぱい味わえてうれしい。 午前中の何本か、午後遅くの早い流れ、それに夕方ポイント、いずれも記憶に残りそうな当たりの良さだった。
	７月２４日　　月　　晴れ　　短かったけどゴールデンタイム
	今回も鶴川。２日間予定。 たまには違う川にも行きたいが、まあまあ釣れてるし、当たりも良くなってきた。しばらくはこの川でいいかな・・ ７時前、車はないが、駐車場前で一人が竿を出している。 僕に続いて車が１台２台。日釣り券なので常連さんではなさそう・・ そして、駐車場前で場所取りした。 僕はいつもの下流へ行って、瀬頭上流。 今日の囮はいつもより小さい。１７ｃｍぐらい。これなら囮確保にそんなに心配はいらないだろう・・と、思っていると・・やっぱりな・・早くもガツーーンと来て、下の瀬に落ちた。 早朝から気持ちいい。けど、其処へ２匹は居ない。 上に引き上げ、向こうも探り、泳がせても反応はない。キラッともしない。跳ねもない。やっぱり魚は少なくなったなあ・・と、思う。 １時間半ぐらいは粘っただろうか・・４匹しか釣れず、下流に移動した。 ここも実績はイマイチの場所。ニゴイが居るので注意が必要。 下流から泳がせぎみに少しずつ引き上げる。 間もなくククッといやな掛かり方。口掛かりでだらりと１７ｃｍが上がってきた。 元気に泳いで次を連れて来てほしいがそれはない。 下流に行きたがるのでついて下っても掛からない。 大石脇、居れば一発の場所だが・・居ない。 その下流の黒い石の頭。此処は居るだろう。・・ガツーーン。やっぱりな・・狙いが当たって気持ちいい・・・のだが・・大きく持っていかれたのに・・バレた。あーー悲しい。 静かになってしまった。悲しい気持ちがいつまでも引きづる。 下流から中段迄、流心、その向こう、手前など筋を少し替えて引いていく・・を繰り返す。 前当たりもなく、何処かでククッと口掛する。サイズは１６、７ｃｍで悪くはないが・・元気のない掛かり方。 追ってないので、気持ち良さがない。 一度だけヘチに追ってギランと掛けた。光った大きさからするともっと大きと思ったのに・・１４ｃｍ。 今日も朝から暑い。すでに汗だくだ。 ８匹釣れたけどまあまあの当たりは２回だけ。 長い間が空いたので、瀬頭上流へ戻る。 今日は人が少ない。月曜日は比較的少ないような気がする。少し上流に一人二人時々見える程度。 なかなか思うように釣れない。何とか４匹追加したが、お昼が近付いたのでお昼ポイント？へ。 水が少なくて流れがさえない。一応探ったが１匹も釣れずお昼にする。
	人が少なく寂しいぐらいだ。何処でもどうぞ状態なのだがヘチ筋が探れず僕にとっては探り場所が大きく減った。 午後も瀬頭上流でスタート。 しばらく静かだったがいきなりドーンと来た。 アユが動き始めた感じがする。 あっちでガツン、こっちでガツン。実績ポイントに入れてちょっと待つとガーーン。 一番深い、きつい場所でゴツン。場所を替えようと浮かすとそれに反応してドカン。下の瀬の泡の中でもガツーーン。 ほとんど背掛かりで、すべて良型。 今日の一番面白い時間。ただ、１か所１匹で数は稼げない。 下の瀬がいい流れだったらもっと掛かって・・面白いのに・・と、思う。 面白かった時間も終わって、次はざら瀬。 下流で少し釣ったけど・・もっと掛かっていい場所に見えるが、いつも時間を潰すだけでなかなか掛からない。 止めて、下の浅い瀬を少しずつ下りながら探っていると囮が動く場所があった。付近では一番平らな場所。川のど真ん中に近い。 今までは川の中から両サイドを探ることが多かったので、川の中ほどはあまりやってない。 操作が難しく、探りにくいがあれこれやって７、８匹は釣ったかな。サイズは１５ｃｍ程度が多かった。 もう時間がないが、夕方ポイントへ行かないと気が済まない。 先日は入れ掛かった場所なのに・・今日は数匹で終了した。 　　　釣果　　１１ｃｍ～１７ｃｍ　　３６匹 午前中は口掛かりが多かったが午後は一転、短い時間だったけどいい当たりが続いて面白かった。 数は多くはないけれど、あの時間帯・・ゴールデンタイムと言っていいのでは・・
	７月２５日　　火　　晴れ　　初の１８ｃｍが出たが・・
	鶴川２日目。 ５時ごろ目覚めた。漁協前の駐車場は６時にならないと開かない。 行動開始には早すぎるが、ＫＳさんが上流に来てるはず。コンビニへ寄ってから覗いてみる。 途中ちょっと見えた放水路下流にはすでに２人が立ち込んでいた。 ＫＳさんはまだ釣れていなかった。 水が少ないので寂しい流れ。ここで２人並んでやるのは厳しい。 今竿を出してる場所、アユはいずれ来るだろうが今はいない。 ずっと下ってみると瀬尻下流の広がった場所でアユが跳ねている。 いずれ上の瀬に入るアユ達が群れていると思う。 ＫＳさんはそれを狙う。見ている間には釣れなかった。 その後すぐ５連発した・・と、報告があった。
	開いたばかりの駐車場へ一番乗りしたのは・・Ｂさん。珍しく早い。 Ｂさん・・要望により・・これからはＥさんと呼ぶ。 しばらく釣り談義をして、６時に来たのに竿出しは７時になった。 Ｅさんは瀬頭上流。僕はざら瀬下流部。魚の多い時はこの辺でも良く掛かったが・・ 今の時期、この時間は・・なかなか掛からない。 Ｅさんは早速竿を曲げている。そしてポツポツ釣っている。僕は釣れない。 １時間近く粘ったかも知れない。１匹釣っただけ・・下流へ移動。 Ｅさんは６匹も釣っていた。 瀬の下流。昨日も２、３時間やった所。こっちの方が少し雰囲気がある。 下から泳がせぎみに引く。置いていても自らは泳がない。動かしていないと根掛する。 掛からないので大石横で待つ。 待っているとガツーーンと来た。おっとっと・・竿を溜める。よっしゃあー・・１７ｃｍの良型。 其処に２匹は居ない。時間を置いてからまた狙おう。 下流から引き上げる。ポツポツと釣れ出したが、だらりとぶら下がって上がってくる。 みんな口掛かり。途中で落ちるのも多い。 ダーーンと強烈な当たり。やられたか・・ニゴイに・・そう思ったが、なんとか寄ってくる。 ニゴイでないことを確認してから抜いた。デカい。多分、この川はじめての１８ｃｍ。 これは大きすぎて・・アユが動いている時なら使うけど・・止めておこう。 その後も釣れるのは口掛かり。追っていない。 数だけはここで１０匹は超えたけど、いい当たりは最初と１８ｃｍの２回だけ。 お昼が近くなったし・・お昼ポイント？へ行く。 すぐ下で砂地っぽいところを泳がせている人がいる。 その上の小石底を引く。すぐ反応があったが乗らなかった。も一度・・キュッと掛かったが前の竹が覆いかぶさって水面ギリギリ。竿を寝かせて引き寄せる。 掛かったアユは１３ｃｍ程度で小さい。 垂れた竹の枝が邪魔なので入って行って枝を折る。ついでに何本かの竹の枝を折って歩いた。 こんなことをやるのは僕だけか？？ ヘチの伸びた葦の根を引きちぎったり、岸に上げたり・・ いつも寝掛かりする石の向きを替えたり、配置を替えたり・・あそこに石が欲しいなあ・・と思えば、其処に置く。すぐの効果はないけれど・・ 竹の先が軽くなって、今までより１メートル２メートル水面から上がった。これで竿操作は少し楽。でも、場所を潰した。少し上へ行く。 この辺はこの時間やったことがない。 適当に探っているとガツンと来た。その後もポツポツ。 この流れの最上流で入れ掛かっている人がいる。へえー・・あの辺がお昼ポイントなのか・・ お昼になった。あまり期待していなかった場所だったが５匹ぐらいは釣れたかな。 午後はざら瀬下流部。砂地ポイ場所で小さめがウロウロするのが見えた。 その辺を泳がせてみる。 下流のＥさん、右からやったり左からやったり・・相変わらず良く釣れているように見える。 僕の方は・・間もなく１５ｃｍ弱が掛かった。 これを下流の落ち口付近においてちょっと待つ。反応ないので少しずつ引き上げ、反応ある辺りで泳がせ気味。掛かったかどうか分からない位の当たりで１４ｃｍ。 座ったまま目の前に放すと、１メートル前の流れで掛かったみたい。 ペースが上がった。中型中心だがポツポツ釣れた。 しかし、だんだんと間が長くなっていく。 逆にペースダウンしていたＥさんが調子を上げている。 瀬頭上流から僕のすぐ下まで幅広く探って、下で釣り、上で釣り・・行ったり来たりと忙しい。
	僕は釣れなくなったけど、行くところがない。すぐ上には泳がせ続けてる人、午前中やった場所には２人いるかな・・ 上の瀬だけは空いている。今の時間は釣れないと思うが・・行ってみるか・・やっぱりな・・雰囲気が全くない。もっと遅い時間の方がいい。 仕方なく下から上まで探って時間を潰す。後から思えばこの時間は勿体なかったなー。 そんなことをしているとキラキラっと見え始めた。 そしてガツーーン。一気に下流へ持っていかれた。・・けど、バレた。いい当たりだったのに・・くやしい。 しばらくして同じような当たり。これも下流まで引っ張られたのに・・またバレた。 何で・・どうして・・３本錨に替えた。そしてやっと釣れた。これもいい当たりだった。 やっぱり針のせいか？？ その後何匹か釣れたが、口掛かりバラシなどもあって数は思うように伸びない。 ４時過ぎ、Ｅさんが竿を仕舞って上がって来た。 釣果は２９匹と言ったかな？？　４０匹ぐらいは釣っているように見えたけど・・ バラしてばかりでちょっと悔しい。僕はもうちょっと頑張る。 下流にも頑張っている人がいるように見える。 思ったようには釣れず、たった１匹だけ。雰囲気もないので終わりにした。 　　　釣果　　１２ｃｍ～１８ｃｍ　　２８匹 　初の１８ｃｍが出たが、午前中は追いが悪くて口掛かりが多かった。バラシも多かった。 いい当たりもあったけど４、５回程度でちょっと物足りない。 明日は追加放流するそうだから・・次回は期待していいかな？？
	７月３１日　　月　　晴れ、曇り　流れは冴えないが当たりは抜群
	ＫＳさんと新潟へ行った。 ２泊３日予定。 早川の昨年やった場所に行って様子を見る。青のろいっぱい。水が少なすぎて寂しい流れ。 川原を歩いてみてもチョロチョロするアユは少ない。 車中泊したした人に聞いてみてもパッとしない。 囮屋さんに聞くと、どの川も魚は去年の１／４という。 まあ・・来たからには竿を出してみるしかない。 去年よりは下流に入る。下流の方が別の水路からの水があるので少し水が多い。 僕らとほぼ同時に４人組が来た。釣り人が来るということは、遊べる位は釣れるのだろう。 朝日の加減で川が良く見えない。右岸側から川を覗く。あまりいい流れがなく何処がいいのか迷う。何処も浅い。 最下流付近でとりあえず竿を出す。すぐ下流は堰だ。少し平らなところで泳がせたいが・・ない。 青のろを避けながらゆっくり引く。石上の小さな場所でちょっと待つ。 キラッと小さいのが掛かったような感触があったが・・乗らなかった。 んーーん・・・・魚がいない。気配が全くなくて・・苦しい釣りになりそうな気配がする。 左から右への流れが多いので左側からの方が探りやすいかな・・左岸側に移る。 ８時過ぎ、ググっと来た。口掛かりだが嬉しい１匹目。１７ｃｍ。１時間以上もかかった。 囮が替わったので。少し積極的に探る。 前当たりもなく突然掛かる。でも、口掛かり。 浅い流れを引いて小さな泡の中。ガツーーンと来て向こうの流れに持っていかれる。 流れの勢いはないがなかなか浮かない。やっと寄せて抜いた。１８ｃｍ近いいい型。 初めての背掛かりだ。 その後３０分に１匹ペース。お昼までにツ抜け出来るかどうか・・だ。 魚は小さいと聞いたが、今のところ去年よりはいい型。やっぱり数が少ないからだろう。 釣れないので手持ち無沙汰。上流にいるＫＳさんの様子を見に行った。滑る石がごろごろで歩くのが容易ではない。５匹釣っていた。僕はその時６匹でお互い思うようには釣れていない。 １０時を過ぎたころだったと思うが、雰囲気が出てきた。石脇を探るとガツンと掛かる。 波立つ付近に入れるとギューーンと掛かる。上の段に引き上げようとした瞬間、ギュギュっと掛かる。当たりがいい。目印が良く見えず何処にいるのか分からない。囮が浮いてやっと分かる。抜くまで時間が掛かる。でも、これが楽しい時間。１７ｃｍ前後が多いが此処では良型。 小さな狭い場所なので一段でいくつも釣れない。一段で１匹か２匹。上に上がって１匹か２匹。その上は段が短く、掛かっても１匹。 ＫＳさんがやってる付近は人がうろうろして狭まっ苦しいが、最下流の此処は人が近付かない。浅いし、粘れる場所がない。ちょっと探って終わりになる。 ４段ぐらい、行ったり来たりを繰り返す。石が滑って歩きにくい。すぐ其処のフネに行くのもさっさと行けない。 釣れてる時間なのに囮を放すまでの時間が何分もかかる。もどかしい。 魚が少なくて、しかも小さいと囮屋さんは言ったが・・その割には釣れるではないか。 当たりはいいし来たかいがあったかな・・ 上流の人たちもポツポツ釣れているように見えるが、ポイントが小さいので上に行ったり、また戻ったり、ウロウロしている。
	お昼のなったので上がる。 朝方は、まあ今日は２０も釣れればいいかな・・位に思っていたが、多分・・もう２０にはなったかな？？ ＫＳさんが作ったアユの味噌汁をおいしく頂く。 今日も暑いが、熱中症を心配するほどではない。 今日の釣り人、鉄橋からここまでで８人かな・・多いのではないかと思う。 午後も僕は最下流。 午前中、釣れた付近を探っていく。反応なければ段を上がる。 一時の勢いはなく数は伸びない。
	朝一番で覗いた鉄橋真下付近、青のろがひどく諦めた場所だが、４人組の何人かがあの辺にいる。 朝からずっとやっているから釣りになっているのだろう。去年いい想いをした場所だから気になる。 間が空いた時は、狭いけど緩い場所でウロウロさせる。僕は石に座り込んで、昨夜はほとんど寝てないので・・ちょっと居眠り。 ３時頃から少し掛かるようになった。 向こうの流れに入って掛かる。 根掛かりついでに川の真ん中に入り向こうヘチよりを探る。居ればギューーンと掛かる。狭い場所なので続かない。下の段を探ってキュン。この辺は１５ｃｍ前後。 一通り探って３匹が限界。左岸に戻る。 ４時を回ったころペースが上がった。 最下流の段で３匹。段を上げて２匹、その上で１匹。もう一段上がって１匹。いずれも良型。 上の人もペースが上がっているように見えるが・・僕は忙しい・・ので、あまり見ていない。 もう５時が近い。釣れているのに終わりの時間が近づく。 再度下流から・・ガツーーン。もう一度探るより上に上がった方が勝負が早い。引き上げてガツン。思い通りで気持ちいい。そして上の段。此処にも居た。もう１段上がってギューーン。 まいったねえ・・こんなに釣れるとは・・ さらに上がるのは、上の人の邪魔。再度下って釣り上がる時間はもうない。 最高潮の気分のまま・・終わりにするのも・・恰好いいのでは・・？？ 上の人も釣れてたはずだが・・そのあとすぐ竿を畳んだ。 　　釣果　１３ｃｍ～１８ｃｍ　　３９匹 ４０を超えたのでは・・と、思っていたが足りなかった。 朝方の話や、川の様子などからこんなに釣れるとは期待していなかった。 川の流れは冴えないけれど当たりは抜群、型も去年よりは良かったし、面白かった。 ちょっと混雑した場所での釣りだったせいもあってＫＳさんは３０に少し届かなかった。 今夜は宿をとってあるのでゆっくり寝れる。 明日も頑張るぞ！！