2022年　９月　鮎釣り日記
	９月４日　　日　　晴れ　　囮のお替りするはめに・・
	天気も悪く、用事もあってちょっと間が空いた。 今日は日曜日だけど出かけることにした。 鶴川、漁協前の駐車場。７時前だけど誰も居ない。 たった１週間ぐらいなのに動かなかったせいか体がなまった感じがして、腰が重い。足が重い。すたすたと歩けない。息切れもする。今日はどうなる事やら・・ いつもの場所付近でスタートする。キラキラッとしていた瀬頭付近は最近は何もなく寂しい。 魚が非常に少なくなったと感じる。 近辺の実績のある場所を一通り探り終えたが何もない。一番魚が多いと思われる最下流付近に行く。魚は多いと思うが釣れた実績はあまりない。 下から若い人が上がって来た。そして上の瀬頭から瀬に掛けて探り始める。 僕がさっき一応探った場所だ。ただ、囮を弱らせたくなくて短時間で止めた。 気になって、時々見ていると・・なんか掛かったような・・囮を交換している姿があった。でも、その後すぐ移動したから・・どうだったのかな？ 釣れない釣れない。上のざら瀬上流部へ移動した。 ずっと上まで行っていた若い人が帰って来た。まだ３０才前に見える。 声を掛けると・・５匹釣れた。この周りで３匹入れ掛かったという。 昨日もやって１５匹ぐらい。元気囮を泳がせないと掛からない。引いては掛からない。 囮をあげましょうか？ 欲しかったけど・・まだ何とかなると思うので・・頑張ります。・・と、やせ我慢。 暫くして釣り人が下って来た。そして、ざら瀬で２、３匹掛けたような姿を見た。
	何で僕には釣れん？？　明日はＫＳさんが来る。囮はあるからね・・て、言っておいた。その囮確保が難しくなってきた。なんとか１匹きてくれーー。泣きたい気持ちだ。 フネが流された。流れは緩いから直ぐつかまえたが、何でだ。見ると紐が切れている。 古いと言っても、まだ５、６年。もうちょっとになるかな・・それにしても何で切れる？？ もう１個、小さい方も良く使うけど、これはもう何十年にもなる。欠陥品ではないか？ １０時を過ぎ１１時も過ぎた。これは囮をお替りするはめになりそう・・ 余りいなかった釣り人も日曜のせいか増えてきた。誰かの竿が時々曲がっている。 僕だけが釣れない。　あー悔しい。 囮のお替りを決断した。持って歩いているおにぎりを早めに食って引き返す。 恥ずかしいけど仕方ない。お替りをして１３時再開。 今日は釣り人が多いので釣り場が少ない。 下っていると岩盤でギラギラが見えた。とりあえずその辺を泳がせる。囮の脇をギランと上って行く。アユはいるんだけど掛からない。じれったいけど粘る。 １時間近くは経っていたと思う。やっと掛かった。嬉しい嬉しい１匹目。慎重に抜いた。 サイズダウンしたが１８ｃｍ。２匹目は来ず下流へ移動。水深ある流れの駆け上がりで１６ｃｍを１匹。 あちこち探りながら下るが掛からない。もう３時が近い。下って瀬に入れてみる。 ２０秒、３０秒。ガン、ガガガガーーン。アユかいな・・と、思う当りだが最近は大きな外道は掛からない。　無理せずずっと下流まで流してすくった。大きい。２１ｃｍを超える。 囮には大きいが使うしかない。さっきより数メートル下の落ち際。ウロウロしてる気配はあったが掛かると思わなかった。ガツーーンと掛かって飛んで行った。慌てて付いて下る。 これも、囮が大きいので抜かなかった。２０ｃｍ。 ３匹目は来ず、瀬尻をぎりぎりまで引き上げて１７ｃｍ。 まあ何とかいいのが獲れて、ホッとした。でも、もう何匹かほしい。 夕方ポイントと思える浅場を狙って数匹追加した所で終了した。 　　　釣果　　１５ｃｍ～２１ｃｍ　　８匹 午前中はずっと悲しい気分・・心では泣いていた。どうなる事かと思ったけど、何とか囮の確保が出来てまあ・・一安心。 今日は人が多かった。ポツポツは竿が曲がっていたけど・・アユは少ないのでツ抜けできた人がいたかどうか・・の、感じはする。
	９月５日　　月　　晴れ　　最後の鶴川か？
	鶴川２日目。今日はＫＳさんと。 ＫＳさんは僕の知らないずっと上流へ行った。僕はいつもの下流へ行くが、いつものスタート点はこのところ釣れない。止めて、ざら瀬上流から始める。 昨日若い人は泳がせないと掛からないと言った。・・なので、出来るだけ泳がせようとするがなかなか泳がない。人は良くこの辺で釣っているけど、僕はあまり実績がない。 あちこち探っていると来た来た。１６ｃｍ強。最近では早い１匹目。 元気囮に変わったが、付近アユが居る気配なく時間が過ぎる。 真ん中付近の浅い筋を探っていたら、カツカツンと掛かった。多分同サイズ程度。 抜こうとしたら・・やめてくれーー！！ 置物のように動かず大石の上にたたずんでいたシラサギが突っ込んで来た。僕はどうすることもできない。古かったので、天井糸が切れた。 ８メートル以上の糸をぶら下げて２匹とも持って行った。釣れない中での１匹。元気囮も勿体ない。 それから１時間近く掛かったかな。やっと１匹釣れてホッとする。これも１６ｃｍだった。大きいのは居なくなったのか。 まだ１０時前だったと思うが、ＫＳさんが下って来る。上で釣れなかったのかと思ったら２匹釣っていた。・・ならば、ここへ来るより、上で頑張れば良かったのに・・そう思った。 お昼が近づいた。ＫＳさんの所へ行って弁当を食べる。 二人とも追加で来てない。陽気だけは最高にいいのに・・ 午後も掛からない。どうすればいいのか分からない。チラシを使ってみるかな・・ 大きめの囮を付けてずっと下流から探って行く。気配は全くない。 瀬尻いっぱいいっぱいまで引いて・・また下流から引き直す。 　　　 瀬尻の泡の中で待つ。ドドーーン。何時間ぶり？？ 溜めながら下る。あーーバレたぁ・・！　悔しいを通り超す。 もう一度・・来たーーっ。 バレるなよ・・バレるなよ・・あーー何なんだ一体。バレてしまった。 針が小さすぎる。８．５号だけど・・それ以上は持っていない。 悔しい悔しい。其処で粘るしかない。兎に角１匹釣ってやるぞ・・釣れるまでは動かん。もう意地だ。 多くの時間を費やして、結局１匹釣れたけど、狙ったアユではなく・・小さかった。 対面にいたＫＳさんは荷物を担いで上流へ移動している。僕も左岸を探りながら上流へ。 小さいのがキラッと掛かるが触っただけの掛かり方。上げようとすると落ちる。こんなのが３回も。横に大きく揺れてキラリとしたがこれもバレる。 近くにコロガシの人がいる。明日の友釣りの囮確保のらしい。 この近辺はもう大きいのはいないと言う。上流の方が大きいらしい。 夕方が近づくと浅いところで、キラキラと群れだした。しつこくしつこく狙って何匹か釣れた。今日はみんな小さい。 少し上で少し型の良さそうなのが群れている。群れの中に囮がいるはずなのに掛からない。チラシの方がもしかしたら・・と、思うがあまり使わないチラシは取り出し難い所に入っている。交換時間が勿体ない。・・粘ってやっと１匹釣れた。今日の最大だが１８ｃｍはどうかな・・。 キラキラの群れはなくなった。もう４時半だ。僕はもう止める。 明日もやるＫＳさんは粘っている。背後から応援するが・・釣れない。彼も僕と同じく今日は釣れていない。 　　　釣果　　１５ｃｍ～１８ｃｍ　　６匹 最後になるかもしれない鶴川だったが・・いろいろと悔しかった。 釣れた数よりバラシた数の方が多かった。 シラサギに持って行かれたのも痛かった。 チラシで掛かった大きそうなのも悔しかった。これが１匹でも獲れていれば・・気分が大きく違った・・と、思う。
	９月１２日　　月　　晴れ　　ちょっと期待外れ
	今回はＫＳさんと興津川。場合によっては３日間予定。 ７時、茂野島。一人もう入っていた。川は白い。残り垢はありそうだが・・ 橋すぐ上は埋まってしまって、去年好んでやった場所はなくなった。 浅い広がった場所がいいと土村へ行く。 変化がなくなった流れだが橋すぐ上で竿を出してみる。ＫＳさんは上流の瀬頭付近へ。 小さいのがいるらしく、囮が良く泳ぐ。釣れないけど期待感はある。 小さいのでもいいから掛かってほしいけど何時まで経っても掛からない。寄せると針がない。切れたわけでもなく、抜けたわけでもない。しっかり付けていなかった感じがする。新しいハリス止めが固い。しっかり力を加えないと止まらない。 これまでも何回も失敗している。あー無駄にした時間が勿体ない。 向こうの砂場との堺付近のちょっと掘れたところでやっと掛かった。 フラフラと流れていくだけで掛かっていると思わなかったけど・・囮と同じ１６ｃｍぐらい。 ギラりともせず、跳ねもないので、アユがいるか不安だったが・・これで一安心。 囮が替わっても、なかなか掛からない。 大きく下ったりするから、もしかしたら・・と思うけど掛かっていない。小鮎の群れと一緒に動いているのかもしれない。 たまに掛かるけど２０分、３０分に１匹程度。この程度のペースでも維持できず間が空いてしまう。 見える範囲、釣り人はまだいない。この辺は人気がないのか。釣り場も少ないけど・・ ずっと上だったＫＳさん。橋より下流へ行った。そして、何匹か釣れたらしい姿を見た。 ポツポツと人が来て、１時期は６人ぐらい居たと思う。釣れたかどうか離れているので良く分からない。 昼が来た。１０匹ぐらいは釣りたかったけど届かず８匹。 弁当担いで、下流へ行ってＫＳさんと昼飯を喰う。 今日は暑いぐらいのいい天気。もう少し釣れてくれれば文句はないのだが・・ 当りが弱すぎるのも物足りない。掛かっているのは遡上物が多いと思うけど・・何故なんだ？
	午後も同じ場所。 午前中は掛からなかった１３ｃｍぐらいの小さいのが掛かった。小さいけどさすが天然アユ。シュルシュルと上って行く。そして１２ｃｍを掛ける。 サイズダウンして、囮に難しい大きさになってしまった。 午前中掛かった１６ｃｍ前後はほとんど掛からなくなって時間ばかりが過ぎていく。 午後の方が気温が上がり追いも良くなる・・そう期待したのだがそれがない。 ＫＳさんがいるずっと上に行ってみた。ＫＳさんも苦戦中だった。 僕は瀬の最上流付近を探って見たが石も白く雰囲気はない。流れも早過ぎるので止めてＫＳさんの上へ。 水深あるヘチ際を探って１６、７ｃｍをなんとか２匹追加。これが精一杯だった。 　　釣果　　１０ｃｍ～１７ｃｍ　　１６匹 好調、興津川。期待していたのだが・・ちょっと期待外れ。でも、僕レベルではこんなものかな・・ 着替え中、声を掛けて来た人、午後からの釣果３０オーバーとの事。当りも良くてガツーーンとぶっ飛ぶよ・・ホントかいな？？ 場所も聞いたので、明日は其処へ行ってみるかな・・
	９月１３日　　火　　晴れ　　強烈な２段引きだったのに・・
	興津川２日目。 　今日は行ったことのない上流へ行ってみる。お昼前に戻ってきて、早めにお昼を食べて昨日教わった辺りに行く‥これが本日の予定。 ＫＳさんを置いて、上流へ車を走らせる。山彦橋より上は川を覗いたこともない。車を止める場所は勿論分からない。 とりあえず、案内図で一番上のＰマークが付いたところを目指す。場所名は分からない。片瀬なのか小向なのか・・ 途中、ゴミ出しに出て来た人に聞いたりして何とかたどり着いた。駐車場は詰めて４台かな・・ 橋付近は川幅が狭く釣りにくそう。川伝いに上流へ歩いてみるが川に下りる場所が見つからない。 下流は日陰になっていて、午前中はどうかな・・と、いう感じだが川に降りやすいので下ってみる。
	流れが速い。流心は白い。朝早くからこんな流れで僕はあまりやらない。でも、下流までずっとこんな流れだからやってみるしかない。 囮確保の場所はないけど、囮は５、６匹持ってきたから・・釣れなくても午前中は持つ。 ７時半スタート。 狙い場所はヘチ寄りのブロック筋ぐらいしかない感じがする。下流に入れて、ちょっと引き上げて待つ。引き上げて待つ。 背後に大きな木があるので、いつも注意が必要・・鮎釣りに集中したいのだが・・ カツーンと来た。あまり期待もしていなかったので慌てた。１６ｃｍ強でこの川ではいい型だ。でも、腹掛かりで肝が出そう。これは、いずれ死んでしまう。今のうちに一仕事をして貰った方がいいのでは・・と、それを使う。 少しして１５ｃｍ弱を掛けた。あー良かったー。 スタート２０分ぐらいで２匹。こんな瀬でこんな調子で掛かってくれるなら面白い。・・期待してもいいかな・・その時はそう思った。 それからは全く駄目。段を下りながら、同じような調子で探るが掛からない。 この辺は日陰なので場所としては良くないように思う。お昼ごろにならないと日が当たって来ないような気がする。 釣り人が見えた。下流の橋付近に３人連れかな・・ 僕は２匹の後が釣れてない。掛かりそうな雰囲気もない。入る場所を間違えたような気もする。もっといい場所があったはずだが・・今更どうしようもない。 一人来て下流へ行った。下の方が日が当たるし、釣り場としてはこの辺よりずっと良さそうだ。 これ以上は人がいるし、車から遠くなるので下りたくない。 一度探った場所だが・・上下しながら探っていると時々掛かり出した。型は１５ｃｍ～１６ｃｍ。当りはまあまあ・・特別良くもないが、瀬なので抜き味はある。 一段一段戻りながらジャスト１１時までやって、計７匹。
	土村まで戻って、ちょっと早いお昼にする。 午後は予定通りＫＳさんと下る。 高速下流でちょっと竿を出してみる。 別れた左の流れ。浅場のヘチ寄りを探る。入れたら其処にアユが居て２秒で来た。１６ｃｍ強。少しして１４ｃｍを掛けた。ヘチ寄りをずっと探ったが次が来ない。 反対側のヘチ寄りも石の色が良い。こちらも探る。思ったほどは魚がいない。粘ってやっと１匹釣れた。下の深場に人がいたがあまり釣れてないように見えた。今はお昼に上がったか・・誰も居ない。 ＫＳさんは草をかき分けて右の流れに行った。 こちらの流れには誰も居なくなったが僕は粘る右左交互にやって７匹。久しぶりの鋭い当たりもあった。１８ｃｍ近いのも１匹。 もう３時が近い。僕も右の流れに行ってみたい。・・が、草が高くて簡単には行けない。 ずっと下って合流する付近で右の流れに入った。釣り人がすぐ下にいた。少し上で竿を出す。ちょっと深トロっぽい場所。ヘチ寄りを探っているとドンと当った。大きいのが腹掛かり。肝が大きく出ている。 やや上でぐっと目印が潜る。これもいい型、１７ｃｍを大きく超える。 入れ掛かりで次が来た。これは安易なキャッチングでタモに入らなかった。これも大きかった。残念残念。少し間が空いて次が来た。これも腹掛掛かりで肝が大きく出た。 掛かっているのに囮がうまく回転しない。 上からＫＳさんが下って来た。何匹か釣れたらしいが思うようには釣れていない。 僕の下に入って何匹か掛けた・・が、小さいらしい。僕のは大きいのばかりだったのに何故だ。 瀬に引き上げる。水量はないが流れはきつい。慣れていないきつさだ。 ガガーーンと来た。いい当たり。昨日の人が言ったことは本当だった。ＫＳさんの前まで下って取り込む。 さらに一段上がって・・ドカーーン。溜めてる途中でバレた。 また一段上がって・・ガーーンガガーーンと目の覚めるような二段引き・・竿は大きく曲がったが・・しかし、その後の手応えがない。あー残念、無念。今日一番、いや・・ここ１か月以上？？味わっていない当りだった。 針が小さいのだと思う。興津の魚は小さいと思って一旦仕舞いこんだ６号の針を再度引っ張り出して使っていた。 もう遅いが６．５号に変えた。そして１７ｃｍ超えを２匹かな・・追加して４時半、竿を仕舞った。 川の中を戻るのは大変。遠かったのでくたびれた。ＫＳさんは付き合ってゆっくり歩いてくれた。 　　釣果　　１４ｃｍ～１７ｃｍ　　２０匹 　今日は午前も午後もはじめての場所。なんか新鮮な気分だった。 上手い人たちにはとても叶わないが、僕としてはまあまあの釣果かな。 昨日は当りが悪く面白くなかったが、今日は場所のせいか、何のせいか、魚も大きかったし、当りも良くて面白かった。 今日の２段引きのような当りを明日も味わいたかったが・・今回はこれで帰る事にした。 改めて、また来よう。
	９月１６日　　金　　晴れ　　Ｕさんのお陰で釣れた
	今日は中津川。 隅田大橋付近にＵさんがいるので其処へ行く。 金曜日だからなのか、車がいつもより混んでいて予定より遅くなった。 ７時半、Ｕさんはもう５匹も釣っていた。 Ｕさんが勧めるすぐ下に入る。逆光で川の中が良く見えない。少し下って逆光を避け川の中を一応確認し、ちょっと澱んだあたりに囮を入れる。 すぐ反応があった。激しく行ったり来たりする。追われている感じだ。期待感いっぱい。 そして、早い流れに入りかけた瞬間掛かった。幸先いい１匹目。気持ちいい掛かり方だった。１７ｃｍぐらい。この川ではいい型ではないか。１匹目がこんなに早く掛かることは・・まずない。 この囮も動く。そして上流へ、これ以上は上れない浅い石裏付近、少しウロウロはするけれど、この大きい囮を追うアユは居ないようだ。 戻してもまた其処へ上って行く。そこで泳がせ続けていると掛かった。サイズダウンして１５ｃｍ。 もう今までのような動きはしなくなった。泳いでも小さいのを追って浅い方、浅い方へ上る。 ３匹目が遠い。前に出て向こうの流れも探る。反応はない。釣れない時間が続いた。釣れないけど動けない。 橋上にいたＵさんが場所を譲ってくれた。Ｕさんは下流へ移動した。僕は橋上に上がる。 何処がいいのか分からない。とりあえず適当に、手前は泳がせ、向こうは引く。 上の瀬は隙間があるが、その下は等間隔で人が並ぶ。泳がせもあまり上飛ばし出来ない。 １匹掛かってから時々掛かるようになった。元気囮がうろうろして掛けてくれる。 泳がせが中心。向こうヘチ寄りで跳ね、時々ギラリと上って行くが、その辺は掛からない。 足元に近いちょっと掘れたようなところでもたまに掛かる。石斜め上付近でも時々掛かる。 上の人たちは掛かっているのかどうか良く分からないが、人が出たり入ったりしてるから、あまり掛かっているようには思えない。 下の一人は連発している。
	上が空いたのでちょっと上がる。向こうのはやい流れでキラッとしたり、跳ねたりする。狙っても時間を潰すだけ。 ここだという場所もなく、あっちで１匹、こっちで１匹。でも、中津川であまり実績のない僕にとってはいいペースと言える。 お昼になった。 仙台下まで下ったＵさん、人が居ていいところで出来なかったらしい。 午後はどんと人が増えた。橋上流は瀬を含めて上から下までずらっと並んでいる。この混雑ぶり、写真を撮ったのだが、ボケてしまった。 橋上の僅かな隙間に、ちょっと無理気味に入らせてもらう。Ｕさんは下流の瀬落ち付近へ行った。 狭いので入ったきり動けない。我慢我慢。上下の人に遠慮しながら、泳がせ続ける。 向こうヘチ寄りでアユが頻繁に跳ねる。下の人は其処を狙い続ける。午前中は僕も狙った。 其処より手前の流れで掛かる。続く場所がない。午前中と同じく、あっちで１匹、こっちで１匹。少し時間をおいて、また狙う。 石上でギューーンと潜った。本日一番の当たりだったのだが・・外れた。こういうのが獲れれば満足度は非常に大きいのだが・・ ２時を回り下が空いたので下る。 橋下のヘチ際の流れを探る。大きいのが掛かった気配があったのに、乗らなかった。 しつこく粘ってやっと掛かったが１５ｃｍ。 つぎは、大きかったのにガツンと当らない。何となく重くなった。竿が橋にぶつかり抜けない。低くなって寄せていたらバレてしまった。悔しい。 粘って粘って大きいのを１匹追加した。 ３時が回ってＵさんが戻って来た。下流でも思ったほどは釣れなかったようだ。 逆に僕は場所を譲って貰って、お陰で期待以上・・僕が邪魔をしてしまって申し訳ない。何時もの事だが・・ Ｕさんとはこれでお別れだが・・僕は４時半まで頑張る。あと１時間ちょっと・・ しかし、付近、あまり雰囲気がない。アユは今どこにいるんだ。夕方ポイントは何処なんだ。 下の瀬肩付近で竿が曲がっている。あんな所がいいのかな？僕は指を銜える。 ブヨか何かに喰われて痒くてたまらない。さかんに引っ掻く。 小さ目の囮を付けているが・・大きいのに替えてみるかな・・等と思っていると・・掛かったではないか・・大きいのが・・Ｕさんが帰ってから・・やっとの１匹目。 でもでも・・抜く寸前外れた。久しぶりの１匹だったのに・・ 前の木に引っ掛けた。もう時間がないのに・・ちょっとイライラ。 ４時半寸前、やっと釣れた。あーー長かった。 ４時半になったが折角釣れたのでちょっと泳がせる。まだ５人ぐらいの釣り人が見える。 ２０分近く延長したが追加できなかった。 　　　釣果　　１４ｃｍ～１９ｃｍ　　２１匹 今日は天気も良く、気持ちいい釣り日和だった。Ｕさんのお陰で・・初めてではないかな、２０匹を超えたのは・・Ｕさんありがとう。 台風が来ている。次いつ出来るか・・非常に心配だ。
	９月３０日　　金　　晴れ　　大きさがイマイチ
	あー・・何処かで竿を出したい。アユを釣りたい。 行ったことのない河川だが、行ってみることにした。小田原の早川。 囮屋の住所が分からず、うろうろした。家が密集していてごちゃごちゃした場所。 はじめての人には行きにくい。 釣り場所も良く分からない。囮屋さんの勧める韓国会館上流へ行った。 先行者一人。まだ竿は出していない。他に釣り人が３人いた。友釣りではなさそう・・ まだ早いと言って先行者はゆっくりしている。駄弁って少し時間を潰した後、僕が先に川に入った。 ウエットでは寒いかなと思ったけど、朝からお尻まで濡らさなければ大丈夫。今日は気温も上がるし・・ 堰堤上の平場で竿を出してみる。薄く濁りがある。釣れる魚より囮がずいぶんデカい。 囮が泳がない。付近にアユがいない。石もくすんでいて色が悪い。 餌釣りでは何１０匹も釣れるというから・・小さいのが結構いるはずなんだが・・ 先行者は草をかき分けてずっと上流へ行った。 一段下がってブロック筋を狙う。最下流でまあまあの型がたまに跳ねる。 其処へ入れても何もない。たまたま１匹居ただけだろう。 最初の場所と合わせて１時間以上・・何の反応も無かった。 堰堤下へ行ってみる。分流の小さい流れに入る。 流れの最下流の石裏の緩やかな場所。囮は動く。期待できる泳ぎ。でも、何時まで経っても掛からない。 ３、４メートル上のもう一つの石裏。ここでも良く動く。しかし、掛からない。 先行者はチラシを良く使うと言っていた。ならば、僕も使ってみよう・・と、チラシに替える。 しばらくしてやっと掛かった。でもでも・・小っちゃい。１３ｃｍちょっとぐらいかな。 入川２時間ぐらいになる。小さくても１匹は１匹。これで続いてくれればいいが・・ これにチラシでは負担が大きすぎるのでは・・一旦仕舞って、６号３本錨に替える。 石裏でウロウロ・・そして向こうヘチ際の流れに・・逃げた感じ、少しして戻って来た。そこで目印が潜った。 やっとアユを釣った気分。１６ｃｍ。これがすぐ小さいのを追ったのか、それとも追われたのか・・すぐ下の落ち際まで行ってそこでガツン。ほぼ同サイズの入れ掛かり。この間５秒もなかった。 でも、アユが少ないのか・・その後、静かになってしまった。上の石裏も泳ぐけど掛からない。 さらに上流・・少しずつ深くなる。石色が悪くアユがいると思えない。勿論反応もない。 向こうのヘチ際、落ち際、下の段、いろいろ探っても掛からず、時間だけが過ぎていく。 朝僕が竿を出した付近に友釣り師が一人。背後の大きな流れに時々人が入る。 小さな流れを下って、小さな囮を入れてみる。浅く緩やかになった場所でギラリと掛かった。囮よりちょっとサイズアップ。１４ｃｍには届かない。これを同じ場所に入れて・・でも、何匹もはいない。反応はない。小さな段を引き上げる。石脇でガツンと１５ｃｍが来た。 さらに引き上げたが其処にはアユがいない。下って小さな場所にあっちこちと囮を入れていく。 背後の大きな流れでアユが跳ねる。ちょっと入れてみるが・・錘がないと入らない。短時間でやめた。 何処も釣れず、最初釣れた場所に戻る。 朝飯を喰うのを忘れてやっていた。昼には早いが一旦上がる。 先行者も戻って来た。釣果は５匹と言う。僕と同じだ。
	午後一番は堰堤のすぐ下。分流の最上流部。 上から見ると所々の石上でキラッと光っていた。 少しきつい場所だが、掛かるのは大きくて１４ｃｍ。３匹釣れた。 次は下流の朝方の場所付近。上１０メートル、下１０メートルぐらい探って時間を掛けたけど１匹だけ・・まだツ抜けも出来ない。 上に上がって先ほどまで先行者がやっていた堰堤のブロック筋。最下流の追い際でキラッと見える。 小さ目の囮を入れる。瞬間にギュンと来た。１６ｃｍ。 これを引き上げる。気配はある。待つ。再度下から・・何度か繰り返し、ようやく１匹。 反応はなくなり、背後の緩い流れを探る。こちらは小さい。 ４時を過ぎると涼しくなった。車中泊なので遅くまでやってもいいのだが・・寒いぐらいになって来た。 粘っていた先行者が竿を畳んだ。それを見て僕も続いた。 　　釣果　　１３ｃｍ～１７ｃｍ　　１４匹 暖かく気持ちいい日だった。 数的には想定内だが、大きさがイマイチ・・けど、折角来たので明日もやる。 先行者はやっとツ抜け程度かな・・ 他にも釣り人が２、３人来たが、長居する人は居なかった。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　早川２日目へ