2021年　8月　鮎釣り日記
	８月２日　　月　　晴れ 　当りが良くなってきた
	このところ良い釣りが出来てないでちょっと落ち込んでいる・・が、鶴川へ行く。 釣れても釣れなくても２日間予定。 ７時前、鶴川漁協前。駐車場前で二人が竿出ししている。良く出会う人がずっと下流にいる。 声を掛けると、すでに３匹釣っていた。 下ってざら瀬上流部。梅雨明けしてからは僕はここで幾つも釣れてない。 囮を放すと小さいのを追いかけているようでゆらゆらしながら横切る。期待できる泳ぎ。最近はあまり経験しない。 少しずつ上って行く。ある所で止まり、上に行かなくなった。少し待って、仕方なく引き上げる。それにガツーーンと飛びついた。１７ｃｍ強。 それが別な筋を上り最上流の角。しばらくウロウロしていたが、石上に上ってギラーーン。２０ｃｍ近い。気持ちいい。この掛かり方、やっと何かが変わってきたような気がする。 囮を替えず、そのまま使う。 手前の緩い筋を上って、さらに砂地を上って浅い石裏。此処に小さいのが居てもいいのだが・・掛からない。 囮は良く泳いでいたが、周りにアユが居なくなったのか、段々と泳がなくなる。時間を掛けたがここでは２匹しか追加できなかった。 探りながら下るが釣れない。 何かが変わったと思ったが・・これまで通りの期待できない雰囲気になってしまった。 先行者も見えない下流へ行った。今日は釣り人７、８人はいると思うが、此処までは下ってこない。 ポツリポツリで数は思うようには伸びないが、まあまあのペースではある。 下の瀬の中にも入れてみる。待っているとガツン。　少し下流でもう１匹。同じ場所で２匹目は掛からない。 間が空いたので、右岸側を引き上げる。掛かるはずなのだが時間のせいか掛からない。 ずっと、上って、又、右岸側を探りながら下る。川の真ん中は歩くとチョロチョロするのだが、探りにくいので殆どやらない。 下って２度目の瀬頭付近。人がいない場合は半日で大体二回りする。
	午前中、多分１３匹。 下流に行っていた人が上がって来た。１５匹ぐらい。魚は大きいと言う。 午後も上流部から始めるが、朝方のような雰囲気はない。囮も泳がず、殆どが引き釣りだ。 右岸側で１匹。瀬尻に下って、型は良かったが１匹。もっと釣れてもいいと思う場所なんだが最近は釣れない。 いつもの右岸側を小さい囮を使って、小さな段の端っこを一段ずつ引き上げる。掛からない。 その上、其処で掛からなければどうするんだ・・ガツーン・・やっぱりな・・思った通りで気持ちいい！！　　しかし、しかし・・・ヤマベだった。 上がった気分が一気に落ちた。 気を取り直して入れると、さっきの当たりに負けない当たり。 この当たり方、またヤマベ？？　・・と、思ったら、大きくはないが鮎だった。 続いて素晴らしい当たりで１６ｃｍ。浅いから当りが鮮明に出る。 ちょっと引いたら、またまた飛び掛かった。走り回る。ばらしたら何にもならない。顔を見せないアユに少し付き合って慎重に抜いた。１７ｃｍ強。 これがどんどん泳いだが次は来なかった。囮が大きすぎたかも知れない。 ４連続の素晴らしい当たり、（１匹はヤマベだったが・・）やっぱり何かが変わったのだ。この当たりを待っていた。 その上に上がって、此処はちょっと小型だけどギュギュっと掛かった。ちょっと引くとギュッ、ギュッと掛かる。小さ目のアユが溜まっていた。 其処が止まると静まり返る。帰りながら何か所か探ったけど１匹２匹しか追加できなかった。 　　　釣果　　１３ｃｍ～１９ｃｍ　　２５匹 確実に何かが変わった。当りが良くなった。面白くなってきた。いい時間帯は短いけれども・・そのうちもっと良くなる。 明日が楽しみだ。 深夜、２時間ぐらいかな・・激しい雨が降った。川のど真ん中に埋けた囮缶、大丈夫かな・・
	８月３日　　火　　晴れ 　朝方・・好調
	鶴川２日目 昨夜の雨の影響を心配したが、何も問題ない。 ６時過ぎなのに１人川に入っており、二人が準備中。７時でも誰もいなかったことも多かったのに、梅雨明け後からかなあ・・早い人が多くなった。本流など他が良くないのかも知れない。 先日、良く出会う人が、朝一で岩盤底付近をやっていた。今日は僕が挑戦してみる。 最初は泳がせられる流れからやるけれど、今日は囮確保の心配がない。 岩盤底は、石があるわけではなく、何処にアユが居るのか良く分からない。実績もないので、いくつかの筋を適当に引く。 １匹目は前触れもなくククッと口掛かりで１７ｃｍ弱。 筋の最上流部や、岩盤を外れた向こうのヘチ際等でポツポツ。流れが早いところでは掛からない。 １時間ちょっとやって５匹。下っていつものざら瀬上流部。 放した囮が昨日のようには泳がない。泳ぎ出すのを待っていたらククッと口掛かり。 １７ｃｍ強がぶらりと上がって来た。これを同じところへ入れたらカツンと手応えがあった後、目印を見失う。竿を立てると、僕の２メートル下流、そして、流心を上る。 早朝からいい当たりでちょっと興奮。慎重に抜き上げると１８ｃｍ。 これを入れるとスルスルと上って行く。上るにしてはスピードが早過ぎるが、止めずそのまま泳がせておくと、途中から一段と加速した。これは掛かっているな・・ ２匹とも大きいのでなかなか浮かない。まあ、この時間も楽しい時間の一つだ。 サイズアップして２０ｃｍ近い。 ２０ｃｍがいくつも居るなら囮に使うが、何匹もはいない・・ので、使わない。 次はずーっと上って石上で小さいのを掛けた。 それからはペースが落ちた。でも、９時前にはツ抜けした。この時間まだ１匹なんていう日もあったから、今日は大違い。これなら午前中目標達成するかも・・ 期待しない方がいいけど、ついついそんな気持ちになってしまう。 粘ってここで８匹かな。ほぼ一つの場所でこれだけ釣れることは最近ではない。時間を掛けたから・・釣れたとは言えないかも知れないが、僕には実績のあまりない場所だった。 右側を探りながら下るがこの辺はなかなか掛からない。 瀬頭付近でポツリポツリと掛けたが数はイマイチ。ぐるっと一回りしたが１匹追加しただけでお昼が来た。やっぱり２０には届かず１７匹。
	今日も人は多くない。僕を超えて下流に行った人は１人だけだ。 午後は瀬頭をちょっとやって、瀬尻下流に行く。一時は良く釣れた場所なので一度は竿を出してみる。 下流から少しずつ引き上げる。気配はない。手前、中程、向こうをやって、また引き上げる。 少し上流になると流れがきつくなる。囮も必死で泳ぐ。そんな雰囲気が伝わって来る。 ゴツゴツッと来た。１７ｃｍ。これが手前流心外れを上る。いきなりグーーンと瀬真下まで３メートルぐらい飛んだ。 何だこれ・・鮎か？？慎重に竿を立てると・・重い重い。少し下らせて緩い石裏へ寄せて抜いた。１７ｃｍ囮が小さく感じる。デカい。僕にとっては今季一番。タモの中でひっくり返したりしてしばらく眺める。 ここで粘って３匹追加。後はちょっと小さかった。 いつものように右側を引き上げる。昨日素晴らしい当たりがあった場所で、小さい元気のないのが１匹。小さ目がギュギュッと良く掛かった場所もまだ１匹も釣れてない。 右岸側を引いていたらガツーーンと当たった。慌てて走るように下って溜める。 寄せるとなんだか鮎では無いような・・抜けそうなのでそっと抜いた。２２、３ｃｍのニゴイだった。 なかなか釣れず４時になった。今日も帰りながら探って見る。此処という所で思い通り１匹釣れたが・・周りにいるのに次が掛からない。 しばらく粘ったが駄目だった。 　　　　釣果　　１４ｃｍ～２０ｃｍ　　　２８匹 　今日は珍しく朝方好調だった。その後はいつものペースに戻ったけれど面白かった。 手応えのある当たりは無かったけれど、上に飛んだり、横に飛んだり、激しい当たりはいくつかあった。 また放流があるようだから・・まだまだ楽しめそう・・
	８月６日　　金　　晴れ 　久しぶりに大きいアユと・・
	ＫＳさんが魚が大きいよ・・と、放水路下流に誘ってくれたので、今日はそちらへ行く。 ６時半、駐車場は僕で丁度いっぱいになった。これからの人は途中の道路脇に止めることになる。 ＫＳさんはすでに１匹釣っていた。 ポイントまで連れて行ってもらい、囮まで用意してもらって申し訳ない。 仕掛けをアップして囮を放す。 思い通りに動かず一旦浮かして再度入れる。この動きに反応して・・掛かったか・・流される。早過ぎるではないかい・・・ １匹目なので慎重に抜く。１８ｃｍ強。 余りにも早かったので期待してしまったが・・すぐには次が来ない。 少し間が空いて２匹目。やっぱり魚は大きく２０ｃｍ近い。慣れない大きさなので抜くのが怖い。 その後は間が空いた。川の中から右左、いろいろ探って見たが次が来ない。 上ではＫＳさんが大きく竿を曲げている。 １時間以上費やしたと思うが追加できない。止めて上流へ移動。ＫＳさんは６匹も釣っていた。 少し上で竿を出す。引き上げながら上に上に。下って少し向こう寄りを引く。釣れない釣れない。 ＫＳさんが上がって来る。釣れたての鮎を持ってきてくれた。 貰った囮がスルスルと上流に向かう。僅かな波立ち付近で目印がグンと潜った。やっぱり元気囮は違う。これをバラしてはＫＳさんに申し訳ない。緩い流れに寄せてそっと抜いた。 これがほぼ同じコースを上る。ガツガツッと掛かった。大きい囮にさらに大きいのが掛かったようでなかなか寄らない。大きく竿を曲げて時間を掛けた。今日の一番と思ったから写真を撮った。（・・が、これが本日の最高ではない。）
	ＫＳさんのお陰で３匹続いた。これで僕もぐんと元気が出てきた。 あの場所、何回か引いた場所なんだが、その時は掛からなかった。引くより泳がせた方がいいみたい。囮も大きいのが良く泳ぐ。普通は小さ目を好んで使うが今日は違う。 引かなければ動かないような状況になると囮を替える。掛かるアユは大半が大きい。 たまに１７ｃｍ程度が掛かるが、この大きさは次が来ない。どんどん上に上ってくれないのだ。 下流では、ＫＳさん、この大きさで釣ってるようだが・・ 調子が上がって来ると上の人が近付いて来る。 下って取り込んで、元に戻ると、そこには上の人の囮があったりする。 サイズもさらに上がる。楽しい楽しい。大きいのは釣り慣れていないので取り込み方もいろいろ。昔風に糸を寄せて取り込んだりもする。こんなにに大げさな取り込み方、僕だけだ。 下流でもＫＳさんが好調に釣っている お昼が近くなって、間が空きだした。ちょっと早めのお昼にする。 これまでＫＳさんは２０匹だったかな？　僕は１３匹か１４匹。
	午後もほぼ同じ場所。１０メートルぐらいを上がったり下りたりするぐらいなので釣れないとちょっと飽きてくる。 午前中よりペースは大きく落ちた。でも、たまに掛かって、強烈な２段引き３段引き、ニゴイかと疑ってしまう。実際２４、５ｃｍのニゴイかな？・・が１匹掛かった。 トラブルも多くなった。 久しぶりに掛かったのにキャッチングミスしたり・・エビで抜かない方がいいかなと思いながら、抜いて・・やっぱり落としたり・・ 糸を持って寄せて、足元まで持ってきたのに・・すくう寸前逃げられたり・・ハリス切れもあった。 ペースが悪い中でのバラシだから本当に痛かった。 今日の釣りは４時まで。ＫＳさん現在２９匹。僕は２０に届いたと思っているが、自信がないのであと１匹欲しい。 あと３分。ＫＳさんの竿が曲がった。その上で僕にも来た。並んで竿を曲げる。 ＫＳさんのはデカそう‥でも、残念、鮎では無かった。僕のは囮サイズだったので抜いた。・・これも残念。鮎では無かった。 すぐ上の人は入れ掛かり中だが・・僕らは、今日はこれでお終い。 　　　釣果　　１７ｃｍ～２０ｃｍ　　１９匹 久しぶりに大きいアユを楽しめた。２１ｃｍには届かないけど僕にとっては大鮎だ。 格闘した・・大げさだけど・・そんな気分。 ちょっと尻窄みだったが、楽しい一日だった。 ＫＳさんありがとうございました。
	８月９日　　月　　雨 　雨の中の釣り
	鶴川付近の予報は良くない。 一日待とう・・と、思って昨夜は寝た。起きてみると青空が広がっている。 何とかなるんじゃないか・・と、思い出したら、もう止まらない。慌てて支度して飛び出した。 やっぱり、現地に近付くにつれ怪しくなってくる。そして雨。 ８時の放水路下流には二人見えた。前回大きいのが釣れた場所に行きたかったが、川を渡らなければならず、雨では・・考えてしまう。 止めて、いつもの漁協下流。車は１台のみ。駐車場前で二人が竿を出していた。
	追加放流をしたと思っていたら延期して明日だという。 追加したのに何故釣れないんだ・・と、思ってしまうから・・聞いておいてよかった。 岩盤付近でやって二つしか掛からず、下る。 ここは泳いでくれれば掛かるんだが・・今日は流れが速い。それでも頑張って泳いで掛けた。 時間を掛けたが此処で５匹、２０ｃｍが１匹。 雨が止んだり、激しくなったり・・昼迄でもできれば良いが・・心配。 本当は明日もやりたいと思って出てきたのに・・ 木の葉っぱが流れてくる。　水かさが少しづつ増えていく。 釣り下って、いつもは浅くて出来ないところを探ると時々弾けるように掛かる。 実績がないところで掛かって、実績のある所で掛からない。 水が僅かずつだが透明度がなくなっていく。 雨は時折叩きつけるほど降る。釣り人は誰も来ない。先行者二人も止めって帰ったのではないか。 でも、空は、ずっと降り続くような空ではない、薄い雨雲の中に、ちょっと濃い雲、その上に普通の雲、その上に青空がわずかに覗く。 雲の流れがが早く、小刻みに、天候が変わる。
	雨が止むのを見計らって早いがおにぎりを頬張る。終わらないうちに降り始め、濡れたおにぎりになってしまう。 右岸側の濁りが強くなった。左岸側は釣り可能・・だが、濁り始めてからの釣果はガクンと減った。 雨の中でも時折日が差して、明るくなる。おかしな天気。 叩きつけるような雨はなくなって落ち着いてきた。濁りも若干薄くなってきたかな・・ 何時まで釣りが出来るが心配だったが・・これなら大丈夫そう・・夕方まで頑張るぞ！！ 普段あまり実績のない川の真ん中を歩き回って拾い釣りをする。これまでポツポツ釣れた右岸側は０匹。 数を稼がせてもらった左岸で１匹。何処なら釣れるのかが最近は全く分からない。 濁りは全く気にならない程になった。岩盤筋に行って何匹か釣ったが、今日一番の当りを逃してしまい・・悔しい。 最後に橋の下。此処は小さいが群れる場所。薄暗くて良く見えないが群れは感じる。 探って見るが全く釣れない。群れにはチラシだ。 光っているところに入れると数秒で来た。小さい。 これに体長より長いぐらいのチラシをつけて引くとすぐ掛かった。 群れがなくなったので止めたが４匹釣った。１５ｃｍ位が１匹で後は小さかった。 　　　釣果　　１３ｃｍ～２０ｃｍ　　　３０匹 群れアユのお陰で、久しぶりに３０に届いた。 今日は雨が強くなるたびにこれで終わりか・・と、心配しながらの釣りだった。 明日も予定していたので頑張れたが、日帰り予定だったら、濁りが強くなった頃止めていたと思う。
	８月１０日　　火　　晴れ 　周りは釣れているのに
	鶴川２日目 コンビニでＫＳさんとバッタリ。 放水路下流でやれば、３０匹前後は大きいのが釣れるのに、僕に付き合って漁協下流に来るという。 ２０匹ぐらいしか釣れないと思うけど、いい当たりがあるのでそれを楽しんでもらいたい。 ６時過ぎなのに、直ぐひとり来た。良く出会う人だ。 まず岩盤筋から始める。僕の上に入ったＫＳさん、まず１匹目。余り大きくはなさそう。 少しして僕にも来た。１６、７ｃｍ。 良く合う人が最上流に入り、３人が並ぶ。 この辺雰囲気があまりない。良く釣れてる場所なんだが、まだ早朝、アユがいない気がして来た。 止めてざら瀬に下る。、アユが多い場所だと思うけど・・大分時間を掛けたが１匹だけ。 探りながら下って、瀬頭上流。釣れない時は此処へ来る。でも、昨日は此処で１匹も釣っていない。水が多く流れも強かったし、濁るのも他に比べれば早かった。
	１人が下の瀬尻に入った。 この所、午前中、あそこで釣れたのをあまり見ない。・・と、思っていると・・直ぐ掛けた。そして入れ掛かり。大きいのも掛かって、抜くのにちょっと時間が掛かる。 かなり早いスピードで引いている。途中であまり待たない。２秒で１ッ歩２秒で１ッ歩、ドカンと掛かって下っていく。きつい瀬も引き上げる。瀬の中にもアユが居る。 呆れて僕はそれを見続ける。８匹ぐらいは釣ったかなあ・・僕はまだ３匹。釣れる場所が分からない。ＫＳさんがいるざら瀬上流部へ戻る。  ＫＳさんは７匹も釣ってい居た。まだ８時半を過ぎたところだ。上流の良く合う人も ９匹釣っているという。釣れてないのは僕だけだ。 でも、みんながこんなに釣れるなんて最近は見ない。昨日水が上がったのでアユが動いたのではないか？？ 瀬尻の人が止まらない。あれからも釣り続けている。
	僕は釣れないざら瀬の真ん中、左右探りながら下るが幾つも釣れない。また瀬頭付近に行って探っているとコツンと掛かった。１６ｃｍ強。 時々強い風が竿をあおる。抜いてもタモに入れられないで落とすＫＳさんの姿が上流に見えた。 大きくはないが同じ付近で時々掛かる。だんだん小さくなってサイズアップしない。追ってないからいい当たりもない。 流れに負けるので少し大きい囮に替える。 ちょっとペースは良くなってきたが、瀬尻の人には叶わない。 ＫＳさんが釣れないようで、瀬尻下流に下った。 その後、僕も幾つも釣れずお昼になった。ＫＳさんは、下流で６匹釣っていた。 二人とも、午前中１３、４匹。 暑いので茂みに潜り込むようにして、お昼を食べる。 食事を終えて通り掛かった瀬尻の人にＫＳさんが声を掛けた。午前中２０匹との事だった。 午後も僕は同じところを歩きまわるしかない。朝一で入った辺りでやっている人がポツポツ掛けている。 僕は、ざら瀬上流部でスタート。 砂地の中にあるたった一つの石裏にたまたま囮が入った。ガツンと来た。サイズアップはしなかってけどまあまあの当たり。 こんな風に期待しない場所、普通は狙わない場所でたまたま掛かったりする。 これがまあまあの雰囲気で上って行く。追っているようでもあるし、追われてるようでもあるし、長い時間ウロウロした。そしてギラーン。大きな光ではなかったが掛かった。 浮かない浮かない。時間を掛けて寄せて抜いた。大きい、大きい、今季最高だ。２１ｃｍはある。 これは大事に取っておいて・・囮には使わない。 その後１匹釣ったが続かず、いつものパターンで少しずつ下る。釣れてもこの辺１匹か２匹。 ３時が近くなり瀬尻の人が竿を仕舞った。空いた瀬を右から探る。当たったが掛からなかった。 瀬尻を上から覗くと瀬真下でギランとしている。其処へ大きめの囮を入れる。 一分ぐらいで来た。１８ｃｍ。しばらくその辺探ったが、その一匹だけだった。 その後、幾つも釣れず、岩盤底に行く。良く釣れてる人の少し上で・・ガツーーンと来るはずなんだが来ない。釣れても小さい。 ＫＳさんが上流へ行った。５時が近くなり僕は竿を仕舞った。 今夜は車中泊のＫＳさん、早く止めてもしょうがないので少し粘ったが・・諦めた。 　　　　釣果　　１４ｃｍ～２１ｃｍ　　　２３匹 今日はサイズアップが２回だけかな・・期待したいい当たりはほとんどなく・・僕はいいが、ＫＳさんには申し訳なかった。 僕らの釣果はこんなものだったが、周りはいつもと違って釣れてる人が何人かいた。 まだまだ、アユはいる・・と、いう事か？？
	８月２４日　　火　　曇り 　２週間ぶりの釣り
	当りが良くなって、これからだな・・なんて思っていた矢先、今回の長雨・・残念で仕方なかった。 釣れるかどうかはさておいて、そろそろ竿を出せるかな・・と行ってみた。 鶴川、７時、駐車場には５、６台の車。漁協に囮がない。僕が２匹買って、それが最後。 続々来るお客さんには少し待ってもらう事になった。 今日は人が多くなりそう・・みんな待ちわびてた人たちだ。 川は、水量は少し高い。僅かに濁りがあるが問題ない。でも石は白く、残り垢があるのかなあ・・新垢が付き始めているのかなあ・・ いつもの下流へ行く。毎回のように出会う人（これからはＡさんとする）が岩盤底でやっている。 僕は下って、残り物の囮でも大丈夫そうな石裏で泳がせる。 １匹目はすぐ来た。１７ｃｍ。少しして小さいのを掛けた。この流れでは使いにくいので、そのまま続け、間もなく３匹目。 石裏は雰囲気がなくなった。少し前の流れに囮を出す。垢は大半が飛んでいる感じがする。残り垢はありそうに思う。新垢も付き始めているのか、石によっては食み痕もある。時々向こうにも出すが、目の前の流れ中心に静かに探り続ける。 今まではずっと８，５メートルの竿だったが、ちょっと柔らかく感じていたので今日は違う竿。これが９メートル。５０ｃｍ違いで背後の木の葉に引っ掛けて仕掛けを切ってしまう。気を付けてはいたのだが・・ １時間ぶり位に来た。引っ張るからいい型かと思ったけど・・１６ｃｍ位。 人がどんどん増える。すぐ上に二人、下流にも何人か行った。
	時々掛かるようになったがみんな１６ｃｍ前後。大きくはないが流れが速いので竿は曲がる。 川の中からあっちこっち探ってる人がいるが、なかなか掛からない。 入れ掛かりもあって５匹釣れて、この近辺で計８匹。 まあまあのペースだったのだが、その後が長い長い間が空いてしまう。 上の方へ行って川の真ん中あたりで１匹釣れ、右岸寄りで１匹。それでお昼になってしまった。 やっぱり餌がないのか、痩せて細いのが多い。長さは２０ｃｍ近くても大きく感じない。 持った感じも骨骨しくて鮎らしくない。 今日は人が非常に多い。１０人でも多いのにその倍はいるかな？？ 人が少ない午後一番、岩盤底の最下流付近で２０ｃｍ弱が掛かり、続いて体が少しくの字に曲がった奇形のアユが掛かった。引くと普通に付いてくるのでそれを使う。 上の方は流れが早くて引きにくい。垢もないように見える。ずっと上まで行ったが全く反応がなかった。昼食を終えた人たちが下って来たので止めて午前中の場所に戻る。 此処だという場所も見つからず、あっちこっち探る。キラリともしないし、跳ねもない。アユがどこにいるのか分からない。 探り疲れると瀬頭付近へ行って一休み。 下流から３人が上がって来た。放水路下流も大混雑で入る場所がないという。 近辺の川、まだ釣りが出来る状態ではないようで、人が集まっているのだ。 釣れない釣れない。止める人も出てきて探れる場所は多くなったが・・釣れない。 僕は明日もやる予定なので頑張る。垢がありそうなヘチ寄り中心に引き上げる。チラシも使ってみる。・・そしたら・・何時間ぶりに掛かった。少し上でもう１匹。 １段上がって１匹。 期待した場所では釣れなくて、ちょっと澱んだ場所で１匹。同じ場所で２匹めは来ない。待っていれば来るかも知れないが・・じれったくて待てない。 上に上に・・岩盤底も一応探って・・普通なら何処かで掛かると思うが・・掛からない。最上流部の角まで上がって最後の１匹。 ５時が近付いたので終了した。 　　　釣果　　１４ｃｍ～１９ｃｍ　　１９匹 今日は人が多かった。普通は近辺に１人か２人だけど・・今日は常時３人、一時は４人も５人もいた。 動けなかったけど、まあまあ釣れて、久しぶりに鮎に出会えて（あまり恰好のいいアユではなかったけど）・・まあ十分かな・・
	８月２５日　　水　　晴れ 　ツ抜けも危なかった
	鶴川２日目 ５時ごろから放水路下流に向かう車が、３台４台とくる。 良く見てはいないが、放水路下流は流れが変わったように見える。 僕は今日も漁協下流。６時過ぎ、車はまだ１台。 囮確保の心配がないので、ざら瀬上流部から積極的に探る。 流れがあるので、少し引き気味。たまに追われるようで囮がヘチ寄りに逃げる。 戻して引く。いずれは掛かると思うが・・朝早くは駄目か・・ ゆっくり待ってもおれず、引き上げて全面を探る。流れが早いので、囮が付いてくるのがやっとだ。 １時間ぐらい探ったが釣れない。探りながら下っても、何処も釣れない。 昨日、まあまあ釣れた場所へ行って石裏に入れたり、筋を引いたり・・・ 上流の岩盤底の上流に今日もＡさんの姿が見える。人もどんどん増えてきた。すぐ上に二人。下流にも何人か行った。 １匹目に１時間半以上掛かった。また長い間が空いて２匹目。１７ｃｍ程度。 周りもほとんど掛かっていなかったが、上の１人が掛かり出した。 魚も大きい。早い流れを泳がせている。元気な囮が上って・・また掛けた。見ているうちにまた掛かる。早朝、僕が探った場所だ。 短時間で７、８匹は釣ったろうか。いい型ばかりに見えた。羨ましい！！ 僕は近辺を引き回すばっかり・・囮の色も変わって来る。雰囲気もなく嫌になって来る。 沢山持ってきた囮も半分ぐらいは使ってしまった。 瀬尻付近に並んでる人達は時々掛けている。僕とすぐ上の人が時速１匹ペースで冴えない。
	昼には早いが、釣れる気もせず、弁当を置いている場所の戻る。すぐ上にいた人も釣れないのか、もう早いお昼を終えたようだ。 Ａさんが目の前に下ってきていたので声を掛けた。１２匹だと言う。見ている前で１３匹目を掛けた。 午後も掛からない。何処で掛かるのか分からない。そんな中、久しぶりにいいのが掛かった。痩せてなくて形がいい。１８ｃｍ近い。 ところが、これが鼻環が通らない。此処だと思う所に力を込めて無理やり押し込もうとしてるうちに、ピンピンしなくなった。しばらく休ませて、再度挑戦。何とか通ったが・・使っているうちに元気を回復してくれるかも・・と、使ってみたが駄目だった。 川の真ん中で石につまずいて転んだ。直ぐ起き上がったがデジカメが水没した。しばらく電源は入れられない。 少し水深があったので、竿は大丈夫だった。 今日はツ抜けも危ない。３時が過ぎて人が少なくなった。ざら瀬の上から下まで・・岩盤底もやって・・何処も釣れない。 囮が赤くなってくる。釣れるアユも腹の方が色づき始めている。何か・・終盤を感じてくる。寂しさを感じる。色づくのはちょっと早過ぎるのではないか？？　まだ、２か月近くは鮎釣りしたいのに・・ 期待しなかった水深ある場所で珍しく入れ掛かった。しかし、２匹で終わり。 付近には誰もいなくなった。僕はまだツ抜けも出来てない。 垢がありそうな瀬肩付近のヘチ寄りを探りながら下って・・やっとツ抜けしたところで竿を畳んだ。 ５時１０分前だった。駐車場前ではまだ釣り人が頑張っていた。 　　釣果　　１５ｃｍ～１９ｃｍ　　１０匹 今日は釣れなかった。長時間やったのに、僕がビリだった・・かも、知れない。 ツ抜けも出来そうになくて、午後はちょっと真剣だった。 それより、アユが色づき始めてるのが気に掛かる。
	８月２９日　　月　　雨、曇り 　北陸遠征１日目
	違うアユが釣ってみたい。天然物が釣ってみたい。前からずっと思っていた。 北陸は、いい話は伝わってこない。でもでも、４０も５０もは要らない。なんとか当りが、引きが楽しめればいい。 天気もあんまり芳しくないが、行かないで後悔するより、行って後悔しよう・・と、老体に鞭打って行くことにした。 まず目指したのは新潟の早川。 ７時前、やっぱり天気が悪い。雨が降っている。車は１台ある。ずっと下流にも１台見える。 去年初めて来たので、通常の様子は良く知らないが、水量は全然少ない。渇水に見える。これが普通なのか？？去年行った時にはしっかり流れていた。 横から流れ込んでくる水によって、それより下流はまあまあの流れになっている。 濁りは問題ないが・・なにしろ雨が断続的に強く降って、釣りには厳しい。 車が１台来た。川を見て悩んでいる。しばらく釣り談義をして様子を見ていたが・・ 西の方へ行けば何とかなるかもしれない・・と、僕は次に行く予定の約４０Ｋｍほど西の小川に向かう。 小川には車が４、５台。テントを張ってる人もいる。雨は降っているが何とかできるかな・・レベル。でも、寒そう。 海から１００ｍもない最下流に１人。すぐそばにドブ釣りの人が数名。ずっと上に一人見える。友釣り人は二人だけだ。 釣れても釣れなくても、出来そうなら勿論やる。囮屋に走る。ところが生け簀に囮がない。水も入っていない。 囮屋を止めたという。何処で売ってるのか聴いたら、知らないとの返事。 川に戻ったら、下流でやっていた人が止めて上がって来た。釣れないので止めるという。でも何匹か釣っていた。 テントを張っていた人たちは、撤収して帰って行った。 これでは釣りは厳しいと見たのか・・どうなのか？？ 付近、誰もいなくなってちょっと寂しくなったが、、僕は兎に角竿を出したい。 釣りを止めた人に聞いたら、すぐそこに漁協の事務所があり、囮を売っているとの事。 其処へ行ってみたが・・旗も立っていないし、それらしい雰囲気もない。 隣の建物には人がいるようで話し声が聞こえる。その奥の別の建物前で片づけ作業してる人がいたので聞いてみた。 泊まり込んで釣りをしている人だった。話し声の主たちも釣り人のようだった。この天気なのでゆっくりしているのだ。 組合長がいるはずなんだが・・そのうち事務員が来る・・と、言うので待つ。もう、９時を回る。 事務員が来た・・けど・・囮販売は昨日で終了しました・・と、冷たい返事。 片づけ作業してた人が交渉してくれて、・・残っている囮が居るかも知れない・・居なっかったら私のを譲ります・・と、気の進まない事務員を生け簀まで引っ張っていく。 川へ行くと小さいけど何匹か残っていた。１匹は１６ｃｍ位あるが、他は１４ｃｍ。 初期なら十分使えるが・・どうかなあ・・そんな囮だが・・それでも千円。 でも・・何とかスタート出来る。
	ボケていてすみません
	なんだかんだで１０時が過ぎた。まず小さい囮でヘチ寄りの緩い場所を探る。逃げるような動きが何回かあったが掛からない。３０分ぐらいやって場所変更。 川は変化が少なく、何処も小石底の流れ。大きい石でも頭より小さい。 弱らせるのが怖くて流心は引けない。１６ｃｍ囮を使っても掛かりそうな雰囲気はない。 上流の見えてた人が見えなくなった。さらに上に行ったのか・・囮交換してるような姿を何回か見たが・・ その辺に行ってみる。近辺では一番深い場所。しばらく探っても掛からない。 雨は殆ど止んで、ドライを履いているので少し汗ばんできた。まだ竿を出していなかった人たちも出てきて何人か上流へ行った。 やっとガツンと来た。１７ｃｍ強だがかっこいいアユ。川に入って１時間半位になるか ・・やっと囮が変わってホッとする。間もなく２匹目がガツーン。ゆっくり寄せて抜き上げる。１８ｃｍ強。これが天然アユか・・いいねいいね。 １２時を回ったけど、飯を食ってる場合じゃあない。 目印が大きく潜った。大きそう。下流に持って行かれないよう竿を寝かせて時間を掛けて寄せた。今季一番のぶりっ子だ。２２ｃｍ位か・・ タモの中でひっくり返しながら・・惚れ惚れ？と、しばらく眺める。写真撮りたかったがカメラを忘れた。 深い場所の幅は２、３メートル。駆けあがりの向こうには浅場が広がる。アユは其処へ向かい時々跳ねる。あの浅場を静かに泳がせれば掛かりそう・・ 段差が大きくて其処へは囮を持って行けないし遠すぎる。 手前の深場から駆け上がり迄が中心。深場と言っても深いところで１ｍあるかどうかぐらい。 半分は手応えある当たりで気持ちいい。大きいのに慣れていないので竿を曲げてる時間が長い。 太っているのでみんな重い。 段々と当りが遠のく。すぐ上を腰までつかって深場を渡り向こうの浅場を狙う人がいる。 しばらく眺めていたが簡単には釣れない。 僕も掛からなくなったので遅いお昼にした。此処で９匹。２０ｃｍ越えが４匹と、思ったより大きかった。 この川は数釣りのイメージがあったのだが・・大きいということは・・数が少ないのだ。   午後の部は２時半開始。駐車場前付近でやってみるが、この辺は魚が少ない感じがする。 変化のある場所、波のある場所などあっちこっち探って、たまに小さ目がポツリポツリ。 ５、６０ｍ上の人二人の竿が良く曲がっている。居る所には居るようだ。 少し上の方が良さそうだが・・時間ももう遅い。大きく動くのは面倒だ。
	雨は降らないが暗い。目印もよく見えない。今夜は泊りなので遅くまで頑張りたいが・・釣れないし、４時半終了した。 昼食後の２時間、１５ｃｍ～１７ｃｍ、４匹だった。 　　　釣果　　１５ｃｍ～２１ｃｍ　　　１３匹 ２２ｃｍあるかと思ったのに、少し足りなかった。 北陸に来て、ツ抜けできるかどうか位じゃあちょっと寂しいけど、今日は釣りが出来たからまあいいか・・大きいのも出たし、釣り応えもあったし・・ さあ・・明日はどうするかなあ・・早川へ行ってみるか？？早川の方が鮎が多いのでは？？　何の情報もないけれど・・そんな気がする。
	８月３０日　　火　　晴れ 　北陸遠征２日目
	北陸遠征２日目 今日は快晴。釣り日和になりそう。迷ったけど、早川に行ってみることにした。 車が２台あり、囮屋さんもいる。 ところが、川は・・なんだこりゃあ！！　　濁っている。昨日相当降ったのだ。 大失敗だ。 囮屋さんは濁りはどんどんとれるというが僕は何時間も待っておられない。 車の人たちはこれから何日も此処でやる人たちだ。待つのは慣れている。 駄弁っていると、なんか会ったことがあるような気がする。昨年、２日間一緒にやった人たちではないか。向こうは覚えていないだろうけど・・きっとそうだ。 後から来た人たちは海川を見に行った。僕は海川は行ったことがないので知らない。付いて行ってみたかったが・・邪魔になりそうなので止めた。 決断は早い方がいい。僕は小川に戻って・・ツ抜けを目指す・・ １時間近くかけて小川に戻ると、昨日の僕と同じく囮に困って居る人がいた。長い時間持って走った囮だけど提供した。 支度中、車が一気に増えた。神通周辺の川状態が良くなくて、こちらに来たらしい。 今日は賑やかになる。釣り場があればいいが・・ 遅くなったけど、まだ場所はありそう。昨日まあまあ竿が曲がっていた場所の一つが空いていたので、其処へ行く。 ９時スタート。 手前の流心が少し深く、其処へ入れる。５分ぐらい出来た。早いではないか・・ 慎重に手前に寄せて抜く。１８ｃｍ。１０分後、ガツーーンと来て竿が伸されそう・・ 寝かせて溜めて寄せて抜いた。サイズアップして１９ｃｍ。頭掛かりだが・・元気。 流心やや向こうでドカンと３匹目。口掛かりだ。２０ｃｍ近く囮には大きいのでは・・と、囮を替えず、そのまま続ける。 とりあえずツ抜け目標・・だったのだが・・なんだか調子いい。楽しくなってきた。 上には３人見え下流にも何人かいるが、川を渡って分流に行く人も多い。そこから上流を目指すのかも知れない。 この川は何回か来ているが、こんなに人が多いのは初めてだ。 向こうヘチ際でアユが跳ねる。其処に持って行きたいが難しい。前に出れば手前を荒らす。 いろいろやって囮が向こうへ行く方法を見つけた。少し下流から流心向こうを引き上げる。囮は斜めに付いてきて向こうヘチに向かう。少し引いたり待ったりしていると掛かった。サイズは落ちて１７ｃｍ。 囮が元気ならヘチに持って行きやすい。大きい石ではないがごろごろしていて泳いでは上らない。ちょっと引くと、ガツガツガツーーンとサイズアップ。ヘチでもいいのがいる。 ヘチは小さ目の囮で引いた方がいい。囮を替えず、もう一度。少し引くとガツン。少し引くとガツン。楽しい楽しい。 入れ掛かりだがヘチ迄持って行くのに少し時間が掛かっている。取り込みにも時間が掛かっている。 囮を提供した人が少し下にいる。向こうヘチ際から真ん中付近を狙っている。ヘチ際の方がいいのになあ・・と思いながら見ていたけど・・真ん中でもぼつぼつかかり始めたようだ。 ヘチ際を引き上げて・・一度探った所は２匹目は掛からない。上に上に引いて、もう掛からなくなった。 これまで思いのほか良く掛かってツ抜けも間近・・だが、止まってしまった。 中間付近に囮を置いて・・ちょっとボケッとしていた。突然、びっくりするような当たり・・しかし、掛からなかった。何であの当たりで掛からないんだ？？ これで目が覚めた。ほぼ同じ場所で、さっきを再現するような強烈な当たり。 気持ちいい。今季一番の当たりではないか・・しっかり掛かっているようだが・・でも、これが口掛かり・・気持ち良さが半減した。 ペースは落ちたが、移動する場所もない。それでも又ポツポツ掛かり出すので、お昼を過ぎたが続ける。 フネが賑やかになってバシャバシャ言い出した。これまで１５匹だが・・持ってきた囮もあるので・・囮缶に移した方がいい。 １時間近く遅れて昼飯だ。今日は青空が広がって気持ちいい。
	午後もみんな午前中やった辺りに入っている。みんなそこそこ釣れているのだろう。 僕も同じ場所で始める。釣り切った感じがしていたが、ポツポツは掛かる。 １時間ちょっとで２０匹に到達した。間が空いたので引き上げる。また引き上げる。 上の人があっちを探りこっちを探りしながらよく掛けている。川を良く知っている人のように感じる。 早い流れの中にも大きいのが居た。無理せず最下流まで下って取り込む。瀬の中では怖くて抜けないのだ。仕掛けの強度も分かってない。 釣れなくなって、背後の分流にも入れてみる。小さ目が居そうな流れなので、１７ｃｍ弱位をこれまでも何回か入れてみたが釣れなかった。 ギラリと初めて来た。小さいと思っていたけど１８ｃｍを越えた。もう５時が近いがあと１匹で多分２５匹。 しかし次が来ない。元の流れに戻って１匹釣った。多分２５匹になったと思うが・・予備にもう１匹。 背後の流れに入れると、入れた場所でひったくった。下流のたるみに入れて抜く。 ２０ｃｍ近い。 なんか雰囲気があるので止められない。少し引いて石に近づけるとギュギューーン。ほぼ同サイズが入れ掛かり。石脇を引くとガツーーン。気持ちいい！！ 向こうの波でもガツガツ。２０ｃｍを超えた。５時を回ってからのゴールデンタイムだ。 あと１匹でまさかの３０匹になる。囮が２０ｃｍを超えたけど使うかどうか迷った。 大きいと時間が掛かるかも・・と心配しながら入れた・・ら、そこに２０ｃｍを追うやつがいて、まさかの瞬殺。びっくりびっくり。 大きそう・・止める予定の場所で止められず下の瀬に入られた。バラしたくない３０匹目。２０メートルぐらい下ってすくって取り込んだ。引っ張られ方からすると２２ｃｍ・・と思ったが・・２１ｃｍ。でも、ブリブリ鮎だった。 これで十分だが、折角なので、この囮でもう一度探って見る。囮が大きすぎたのか、５分程度引いたりしてみたが来なかった。 ５時半になったので終わりにした。今日は明るいのでまだまだ出来る。僕が着替え終わった６時になっても川にはまだ３人いた。 　　　　釣果　　１６ｃｍ～２１ｃｍ　　　３０匹。 　面白かった。楽しかった。 見た目では、そんなに釣れると思えない川なのに・・思いのほか釣れてびっくりだ。 僕がこのぐらい釣れるんだから、釣る人は、４０、５０釣っているのではないか？ 明日はどうするか迷いに迷ったが、天気がイマイチの予報。 今回はいろいろあったが、今日は期待を大きく超えたので、気分は最高。いい想いをしたところで終わりにした方がいい・・と、未練はあったが、帰ることにした。 帰りは眠くて、何度も休みながら・・何とか無事着いた。行きはさほどでもなかったのに、帰りは遠く感じた。 写真を何枚も撮ったのに、何を間違えたのか、ほとんど削除されてしまって残念・・・