2021年　7月　鮎釣り日記
	７月９日　　金　　曇り 　垢が少なくて？釣れない
	雨が続いていた。　鶴川の状況はさっぱり分からないが、釣りは出来るのではないか・・ 今日は雨は大丈夫そう・・でも、出発時はまだ雨。着く頃には止む予報・・だが、 心配になるほど降る。予報はピタリと当たって到着と同時に止んだ。 漁協前には誰もいない。水は増えて、僕の好みよりちょっと多いか・・位。 薄い濁りがあるがこれは問題ない。ただ、川は白っぽく垢があまりないように見える。 数日前に成魚放流をしたそうなので、駐車場前付近の方がアユは多いかも知れない。 まず、囮や前で竿を出してみる。すぐ人が来て、僕の下流に入った。 しばらくして掛かったものの小さい。この流れでは囮にできないサイズ。 下流の人、釣れなかったのか、ずっと下って行った。 僕はちょっと粘ったが小さいのを追加しただけで、其処は止めていつもやる付近に下る。 この水量、今年初めてだ。背針を付けて探る。 瀬頭上流のざら瀬、今までは水が少な過ぎて難しい場所だった。時間は掛かったが、そこでやっと囮が替わった。 すぐ下流に先行者、その人も掛けた。
	やや上で２匹目。１６ｃｍ。下の人も掛けた。 その後が続かず、先行者は下って行った。見切りが早い。 少し上で３匹目が掛かったが、僕もその後が掛からない。雰囲気も薄い。 左岸側から、右岸側から、川の中から左右、いろいろ探ってたまに掛かる程度。数は全く伸びない。 釣り人は５、６人は居ると思う。二人が下流へ行った。 キラッとしないし、跳ねないし、歩いても逃げるアユが見えない。流されてしまったのか・・魚が少ないと感じる。 １２時のチャイムと同時に１０匹目を釣った。 掛かったばかりなので昼飯にしないで続けたが１１匹目に１時間近く掛かってしまった。 釣れないからお昼で上がったか、釣り人が減った。付近では僕一人。 上下左右、一体を動き回る。たまに掛かるがバラしが何回もあり勿体ない。 そんな中、掛かって竿を立てたら天井糸から外れた。最悪。付近を探し回って天井糸は見つけたが、無事回収とはいかなかった。 天井糸から外れるのは年に何回かある。 釣れない中、４時頃まで頑張ったが、午後は時速１匹で終わってしまった。 　　　　釣果　　１１ｃｍ～１７ｃｍ　　１４匹 釣れなかったのはやっぱり垢が少なかったせいだと思う。追加放流した言うけど、此処迄下っているのかなあ・・それも疑問。 来週後半、再度の追加放流があるらしい。 梅雨も間もなく空けるし・・面白くなってくる・・そう期待しているのだが・・
	７月１３日　　火　　曇り、雨 　面白くなる・・と、思ったけど
	このところ毎日天気が乱れている。 今日もちょっと心配だが・・鶴川に出かける。 ＫＳさんが来ているはずだが・・と、放水路側の駐車場へ。車が５台くらい。車中泊したらしい車もあった。でも、彼の車はない。 漁協前に行くと、川にはすでに二人いる。めずらしい。 この川は追加放流したと先日書いたが、放水路下流はやったけど、漁協前は今週末らしい。それ以外の場所は確認していない。 僕は下流に行く。 岩盤底付近でやっている人に声を掛けると・・すでに２匹。話をしている間に３匹目が釣れた。錘を使っていた。そのぐらい流れは早い。 前回よりも少し水が多い。 ざら瀬、中段付近からスタート。 囮を入れれば、普通は囮が動いて仲間がいる付近へ行きたがるものなのだが・・何処へ入れてもそういう動きが少ない。アユが少ないのではないかと感じる。 水が増える前は、小さいアユが走り回っていた。これだけいれば長く楽しめる・・と思っていた。 その鮎たちは何処へ行ってしまったのか？？ 川の真ん中付近、あちこち探っても雰囲気は感じられない。 何処かで囮の確保をしなけば・・と、ヘチ際の大石裏の淀みに入れる。 大石裏の淀みから、その駆けあがり付近に入れて様子を見ていたらクッと目印が動いた。１５ｃｍ。 それから何匹か入れ掛かる。久しぶりの入れ掛かりだ。 このざら瀬の上流部に入った人も調子よく掛けている。 釣れなくなったら駆けあがりの流れを少し引く。すると、キュッと掛かる。少しずつサイズは小さくなっていく。 今日はなんだか違う。上の人も掛かっている。さらにその上・・ちょっと離れているが・・掛かっているように見える。 今日は面白い日になるかな・・ 約１時間で丁度１０匹かな・・大きくなくて、当りも大したことはないけれども、久しぶりにいい気分だった。 でも、でも、でも・・その後がいけない。広く探っても１時間に２匹。他の人も掛からなくなっている。 １０時を回っていたと思うが、バックを担いで近寄って来る人・・ＫＳさんだ。 墓参りに行っていたので遅くなったという。 一休憩して持ってきてくれたアイスを舐める。 その間、僕の竿で、目の前２、３メートルの場所を探る・・と、掛けた。そして入れ掛かり。１６ｃｍ前後の・・ここではいい型。 僕がさっき迄さんざん探った場所なんだけど・・さすがあ！！
	その後あっちこっち探ったけど、冴えない時間が続き４匹追加しただけでお昼になった。 ＫＳさんと並んで弁当を広げる。 午後もたまに掛かる程度。いつも鶴川最下流付近でやるＫＳさんがせっかく来てくれたのにＫＳさんもイマイチの様子。 １時を過ぎたころだったか、天気が怪しくなってきた。そして、ついに降り出した。 雲は厚くはないので大したことはないと思うが小雨になったり少し強くなったり・・と降り続く。 何処かで雷の音も聞こえる。雷雲の流れを気にしながら二人は釣りを頑張る。 二人とも今夜は車中泊予定だ。簡単に止めるわけにはいかない。 雨がうるさくなり、僕は橋の下に逃げそこで竿を出す。その付近に小さいのが居て、それが３匹掛かった。 水が少しずつ増える。濁って来る。下で頑張っていたＫＳさんが上がって来た。 橋の下でちょっとやったが濁りが限界・・諦めた。 　　　　釣果　　１１ｃｍ～１７ｃｍ　　　２５匹 朝方、今日は面白い日になるぞ！！・・と、思ったのに・・ あれだけ掛かったのに、なんで、ピタリと止まってしまうのだ。それも、その後ずっとだから・・信じられない。だから鮎釣りは難しい。 着替えるころには雨は止んだ。川は真っ茶色だが、明日の朝には大丈夫だろう。
	７月１４日　　水　　曇り、小雨 　今日も欲求不満
	鶴川２日目。 夜は霧雨よりさらに弱い雨だが・・降り続いた。 半袖ではヒンヤリする朝だ。早くから川には入りたくない気分。でも、頑張るしかない。 ５時過ぎ始動。まずは、いつものようにコンビニへ。 ６時前、漁協前の駐車場。水は昨日よりさらに多くなった。濁りは薄く問題ない。 いつものざら瀬の上流部へＫＳさんが入る。僕はその下流。 　今日も気配を感じない。釣れる気がしない。アユは一体何処にいるんだ・・と、思う。 昨日１０匹釣れた場所に行く。石裏に囮を入れる。何もない。昨日の時間より１時間ぐらい早い。水温も低い。水量も多くて水の巻き方が昨日と違う。 いろんな違いがあるが、アユは居ても良さそうなのに・・しばらく粘ったが釣れない。 囮はいっぱいあるから囮確保の心配はない。あちこち積極的に探る。 天気がイマイチのせいか、釣れないせいか、まだ僕たち二人きりでちょっと寂しい。 囮を替え、針を替え、囮３匹目でやっと掛かった。１４ｃｍ強。 囮が動かないのが面白くない。期待感が全くなくて面白くない。 飲み物が腰にないのに気付いて、バッグを置いているところに戻る。 その前で、ＫＳさんは３匹釣っていた。開始約１時間、僕はまだ１匹。 川の真ん中、右岸側から、左岸側から、ざら瀬の最下流までいろいろ探るが、たまに掛かる程度。追いがなくサイズアップしない。此処だという期待場所で全く掛からない。 人が少し増えてきた。上流部に入った人の竿が曲がっている。掛かるアユも大きい。 サイズアップしないはずなのに・・と思って見ていると、大きい囮を使っている。 僕は大きいのはあまり釣れないと思って、１５ｃｍ中心に持ってきた。囮缶までは遠くちょっと後悔。 昨日１０匹釣れた場所を何回も探って見たが、今日はまだ１匹も釣れてない。 苦戦している人が多いと思われる中、一番釣れてるのは上流部の人、１０匹は越えてると思う。
	ＫＳさんと僕は７、８匹。数だけ比べると善戦している・・と、言えるけど・・朝早くからやっているからねぇ・・費やした時間が大きく違う。 調子は上げらず数匹追加しただけでお昼になった。 朝方は人が少なく寂しかったが、だんだん増えてめずらしく賑やかになった。１０人ぐらいは居ると思う。
	午後も状況は替わらない。ぐるっと何度回ったか分からない。錘を付けて下の早い瀬に入れてみたりしても釣れるのは１匹。続けて掛かる場所がない。 下の瀬尻下流に入った人が入れ掛かっている。あそこで掛かっているのを初めて見る。 型も良く見える。短時間で４匹ぐらい釣ったかな・・ 何時頃だったか、ヘチ際で掛かった。それからはヘチ中心。一つ上の石を超えるとキュッ、その上でキュッ。小さい。 早い流れを超えて、その少し上のヘチ際で待つと、コツッ。同じところでもう１匹、さらにもう１匹。サイズアップしないのでちょっと物足りないが、今が今日の一番の時間。 止まったので再度下流からヘチ際を探りなおすが・・もう何もない。 ４時になりＫＳさんが竿を畳むのが見えたので僕もやめた。ずっと下流に行ってた上手い人たちも上がって来た。最下流付近で大きいのが１０匹ぐらい釣れたという。先日放流した鮎だろう。 あの人、午前中も良く釣っていたから計２５匹ぐらいは釣っていると思うが・・ 　　　　釣果　　１１ｃｍ～１６ｃｍ　　１８匹 今日は晴れたり、降ったり、雷が鳴ったりしたけれど、なんとか一日出来た。 しかし、結果は欲求不満。 期待が大きすぎるのか・・まだまだ３０位は釣れるはず・・なんて思っているから・・期待外れになってしまう。 でもでも・・梅雨が空けるし、追加放流はあるし・・やっぱり期待してしまうなあ・・・
	７月１９日　　月　　晴れ 　延長して目標達成
	スタートが少し遅れると車が多くなる。 鶴川漁協前、７時半。車が５台もある。渇水してた頃に比べると釣り人は多い。 いつもの場所付近すでに二人。何人もは入れない場所だけど、僕は最下流の瀬頭に入る。 瀬肩の頭を横に泳いで・・ドーン。下の瀬に流される。止めて止めて、手前に寄せて抜くが、バウンドさせてしまい外れてしまった。 丁度背後を下流に向かう人。バウンドさせちゃあ駄目だよ・・ 勿体ない１匹目。１分で来たのに・・ それから２０分以上経って同じ場所でやっと掛かる。同じように下に流されたが今度は無事抜いた。 付近アユは多くはなさそうで雰囲気がない。瀬の脇の岩盤底に入れる。 遊ばせていたら来た。大きいのがブラリと上がって来た。多分今季最高１８ｃｍ。 大きすぎるけど使ってみる。入れるなり目の前でギラリと１７ｃｍを掛けた。期待もしていなかったけど・・　ならばもう一仕事・・・と同じ場所。２匹目は掛からない。 場所を替えて、最近は掛からない大石裏。遊ばせておいたら１５ｃｍを掛けた。 そこまではまあまあ順調だったが、そこから長い長い間が空く。 ヘチ筋を丁寧に引き上げる。ど真ん中付近はなかなか釣れず、僕はヘチが好き。掛かるのは小さいけど・・ 時間を掛けたけど３、４匹。 上に上がって探っていると向こうヘチ寄りで時々掛かるようになった。泳がせたり引いたりするとギューっと小さ目。上の方でちょっと型が良くなる。此処で７、８匹は釣れた。 その後は掛からず、そのままお昼になる。
	釣れる場所を探すのが難しい。適当にやっていたのではなかなか釣れない。 右岸の狭い流れも釣れるはずなんだが、今年は全く実績がない。でも、何度も探る。 流れの中段当りで掛かった。小さいが次も入れ掛かり。こんなところで群れているのか・・４匹掛かった所で、仕掛けが絡んだ。こういう時はイライラする。やっぱり、群れはもういなかった。 一旦、瀬肩付近まで下がって、また左岸側ヘチ寄りを引き上げる。 下の瀬尻に入った人の竿が曲がり続けている。 僕はヘチ寄りを引き上げながら指をくわえて・・うらやましい！！ 僕の方も掛からないわけではないが・・１/３ののペース。 密かな目標は３０匹なのだが・・いま２５匹ぐらいかな・・ちょっと厳しい。もう４時も近いしバックを担いで帰りながら・・岩盤底を探っていく。１５ｃｍ程度が３匹掛かり、ずっと手前で小さい細い、囮に使えないのが数匹。 ３０に近付いたけど自信はない。 橋の下まで来ると・・ギラギラと群れている。もう５時だが、勿論延長戦。 群れに入れると一発で来た。 何・・これっ・・うそぉー。ヤマベだ。あのギラギラはヤマベの群れなのか！！ そんなことはないだろう。再度入れる。来た来た。タモに入るなり確かめた。鮎だった。１４ｃｍ弱。 群れはまだあったが・・その後すぐなくなる。でも、あっちこっちでギラっとするのでついつい５時半まで・・今年一番遅くなった。今夜は車中泊なので全く問題ないが・・。 僕の後を追いかけるように上がって来た人。朝一番、バウンドさせちゃあ駄目だよ・・と言った人だ。ずっと下流でやったらしい。下流は魚が大きいそうだ。 　　　　釣果　　１２ｃｍ～１８ｃｍ　　３３匹 スーパーで晩飯の買い出しをして、寝るところへ行ったら、ＫＳさんの車。もう、１人宴会をやっているようだ。 今日は来ていないと思っていた。 橋付近でやって、３２匹。この辺、魚がそんなに多くないと渇水時には思っていたけど居るんだねえ。追加放流したのが上がって来たのかな・・ただ魚は小さいのが多かったという。 今日は瀬尻でやってた人、２時間位で２０匹位は釣ったように思う。今年初めて見る入れ掛かり風景だった。明日は其処へ入ってみるかな・・
	７月２０日　　火　　晴れ 　気持ちいい夕方タイム
	鶴川、２日目。 ＫＳサンは昨日３０匹越えした最下流。僕はいつもの漁協下流。３０匹釣るには特別な何かがないと届かない・・高い目標値だと思う。 昨日誰かさんが超入れ掛かりした場所に入ってみる。今日はそれに期待だ。 ６時過ぎまで、ＫＳさんの釣りを見てから漁協前に向かう。 最近は釣り人が早い。すでに車が３台。 昨日の魚を、脇から流れる水に埋けておいた。ところが大半が死んでいる。水質が良くないなとは思っていた。これまでずっとその近辺に埋けておいたが、何匹か死んでいる事はあったが・・ 底の方で何匹か生きていたのでホッとした。元気さは不明だが騙し騙し囮に使うしかない。なんとか息をしていたのは６匹だった。 すでにざら瀬上流部に１人。僕は中段の大石裏に囮を入れる。 囮の動きが良く分からない。余り元気もなさそうなので引き上げる。小さな流れの石脇を引いたらゴツン。１７ｃｍ弱。早くも囮が替わって一安心。 これがスルスルと砂地を２メートル上がって石裏で掛けた。最近は引くことが多くなっているから、こういう掛かり方は久しぶりのような気がする。 これはこれで気持ちいい。次もスルスルと上ったが、根掛かった。これでこの近辺、ジ・エンドだ。 場所を少し変えて、川の真ん中あたりから泳がせる。、ゆっくりと小さな段を一つ上がって、目いっぱい向こうに行った。糸が伸びて限界付近でコツンと掛かったみたい。 今日は何かが違うかな・・と思ったが、それからさっぱり釣れない。アユは何処にいるんだといういつもの状況になってしまった。 脇の釣り対象にならない流れに小さいのが居るが・・ 川の真ん中ではほとんど掛からない。もう少し丁寧に石に近付けた方がいいと思い、近付けると、時々ゴツンと掛かる。でも、竿が少し柔らかく微妙な操作が難しく、こういう探り方は続けられない。 連発する場所は見つからず、ポツリポツリでとても３０が狙えるペースにはならない。 最上流付近の人・・ペースが一番いい。割とコンスタントに掛かっているように見える。 １０数匹でお昼になってしまった。でも、午後は瀬尻下流。あそこでどうなるか。まだチャンスはある。
	今日も周りは賑やかだった。いまはお昼なので釣り人は少ないが、１０人を越えていると思う。 午後は、昨日入れ掛かっていた時間より大分早いが瀬尻下流へ行く。どの辺で掛かっていたのか良く分からない。下流から少しずつ引く。反応はほとんどない。手前、真ん中向こう、筋を替えながら探るけど、上の方は流れが早過ぎる。 １時間半ぐらいやって、たったの３匹。時間的にまだこれからかも知れないが此処は諦めた。期待外れで終わって、大きく狂った。 あちこち探った後、今日何回目かの瀬頭。 １匹掛かると、これが石頭をスルスルと横に動く。そしてガツン。 同じコースをたどり、少し向こうでガツン。掛かるのが少しずつ向こうの浅い場所になる。 泳ぎが止まった時には少し引き上げる。するとガツン。 ８匹続いた。ひったくるような掛かり方ではないが、まあまあの当たり。型も良型。この掛かり方、今年初めて、これだけ続いたのも今年初めてのような気がする。気持ちいい夕方タイム（夕方にはちょっと早いかな）だった。 これだけ続いたのに・・３０匹にはまだまだ・・ ４時を回ったので荷物を担いで上流へ。途中何か所か探ったけど２匹しか追加できない。 最後は橋の下。ギラギラの群れはないがあっちこっちで光る。上流に何人かの釣り人がまだ粘っている。僕も粘ったが釣れたのは僅か１匹。５時になったので諦めた。 　　　　釣果　　１２ｃｍ～１８ｃｍ　　２９匹 １匹足りなくて残念。もしかしたら届いているかも・・と、思っていた。 いろいろ残念だったこともあるけれど、夕方タイムがあったから、良し良しだ。
	７月２３日　　金　　晴れ 　入れ掛かりタイムが２回
	今日も鶴川。６時半。すでによく見かける車がある。 今日はざら瀬の上流部に入ってみよう。僕には実績のない場所なので、どの辺で釣れるのかと、先日背後からしばらく眺めて勉強？させてもらった。 今日の囮は大きい。ドテッとして余り動かない。時々ちょっと動かして・・様子を見てたら、重くなって流れ出した。１４ｃｍ程度が掛かっていた。柔らかくちょっと弱弱しい。 でも、流れを斜めに横切り向こうの流れを上がる。追いのいいアユが居れば掛かるはずなのだが・・いない。 戻して・・もう自らは上がってくれない。少しずつ引く。最上流部まで引いて、少し筋を替えてまた引いて・・全く反応がない。今の時間、この辺アユが居ないような気がする。 粘っていれば・・と思うが・・我慢できず、此処は諦めた。また後で来てみよう。 少しずつ下りながら、探っていくが、時間的に早いせいか、何処も反応がない。 瀬頭まで下っても釣れず、いつものように右側を上がる。一回りしてしまった。 上の方でやっていた先行者、何時も釣れるんだけど今日は釣れない・・と、下って来た。でも、４匹釣っていた。僕はまだ１匹。この時、８時半頃だったかな・・ 釣れないのはいつものことだ。僕はまだ焦ってもいなかった。 これからは目標値を下げることにした。 高いと何時も釣れない話ばかりになってしまう。２０匹ぐらい釣れて、何回か入れ掛かりがあって、何回かいい当たりがあって・・この川ではしばらくこれぐらいでいいかなぁー・・そのうち２０匹も釣れなくなるだろうけど・・ 瀬尻に行ってみる。少し下流から探っていく。アユは居ると思うけど掛からない。 引き上げて中段。コツっと僅かな当たり。だけど魚は１７ｃｍ位はある。 これを同じ場所に入れると、鮮明な輝きはないが、大きくギラリと舞った。 重い重い。大きいけど鮎なのかなぁ・・　最下流まで下って、危ないかなあ・・と、思いながらも、抜いた。 今年一番のアユ。２０ｃｍを越えると思う。写真を撮ろうと思ったが、追い星が少し薄く、恰好はいいが、ちょっと絵にはなりにくい。だから止めた。 粘ったがその後は釣れず、瀬頭に戻る。 今日は人が少なく、付近は先行者と二人だけ。釣り場は殆ど僕と一緒で代わる代わる釣る感じだ。 パッパッと移動を繰り返しながらあっちこっち探っていく。上手そうな人なんだが、今日は僕と一緒で余り掛かっていない。 早い瀬を探っていたらガツーンと掛かって竿を伸されそう。 溜めて、無理気味に抜いた。なんだ・・異様なものが釣れてしまった。口がまっ赤赤の不気味なヤマベ。 体高が友の倍以上、長さは１７ｃｍぐらいだと思うが四角に見える。この形が異様だ。 瀬肩付近では２匹しか釣れず・・次はいつものようにヘチ際を探りながら上がっていく。 １４ｃｍ程度を１匹釣ると、その後ペースが上がって来た。魚は小さいけど追い星はくっきり。 日焼け対策で、手袋をしているが針が絡んで、特に背針が絡んで、囮交換がスムースでない。時間が勿体ない。鼻環、背針を外して、また三つ付ける。瞬殺の時などは囮を替えなくても・・と、思ったりする。 入れ掛かりは期待以上に続いたが、この針絡みで時間ロス・・２匹位は損をしている感じだ。 白くて小さいのが掛かった後、止まってしまった。・・あれは囮交換しなかった方が良かったように思う。 その後、掛からず、お昼になった。 釣りはどうでもいいような・・暇なので出てきたという地元の人と長話して１時を過ぎてしまった。 先日、今季最高の入れ掛かりをした瀬頭でしつこく探ったけれど、今日は１匹も釣れない。 代わりに、また大きな赤いヤマベが竿を曲げた。 鮎の方はたまに掛かる程度だったが、右の流れで、中型２匹、良型２匹掛かり・・なんとか２０匹ぐらいにはなった。 ４時が近くなり、近辺を代わる代わる釣っていた人が竿を畳んだ。 僕もバックを担いで帰り支度。今日も途中で竿を出してみる。少し上にはまだ釣り人が二人いる。 何か所か探ったが釣れず、付近では一番流れのある大石横に入れた。すぐ反応があり１７ｃｍが釣れた。ガツーーンと掛かってほしかったがそれははなかった。 こういう場所は２匹目は多分掛からない。少し下って小さ目の石横。居る気配がする。その向こうが小さな棚になっていて其処で掛かった。１６ｃｍ程度。 もう一回入れる。入れた途端にコツン。微かな当たりだが同サイズ。群れている感じがする。入れた途端に飛び掛かる。本当の夕方タイムだ。多分ギラギラしていると思うけど、もう暗いし逆光なので此処からは見えない。 此処でも手袋に針が絡んで手返しが遅い。もう夕方だから、手袋なんてはずせばいいのに・・今頃になって気が付く。 背針も必要ない流れなんだが、簡単には外れない。オマケに襟に刺さってしまった。結局外れずハサミで切ったがずいぶん時間を費やした。 でも、まだ群れはあったみたいで入れ掛かった。次は入れるなりこちらに飛んできた。そして、上に下に泳ぎまわる、追っているのか、追われているのか、掛かっているのか・・ 寄せてみると・・針が自分の頭に掛かっていた。掛かって絡んだのだ。 ５時を過ぎたが、上の釣り人も頑張っている。僕も少し延長したがもう釣れなかった。 　　　釣果　　１３ｃｍ～２０ｃｍ　　２８匹 今日は入れ掛かりタイムが午前中と、夕方の２回あった。やっぱり入れ掛かりがあると面白い。 この入れ掛かりタイム、その時間、其処へ居なけられば出会えないんだから・・・そう思うとちょっと恐ろしい。 上で頑張っている人、午後からの人、だから遅くまでやっている。１５匹ぐらい釣れていた。
	７月２６日　　月　　晴れ 　今日はいいことなかった
	７時前、鶴川。 今日は車が多い。着替えている間にも車が来る。解禁間もなくでも、この時間、こんなに混んだことはない。 川にはすでに５人、６人。 台風が近付いているからこんなに多いのかなー。他が釣れないから此処へ来るのかなあー。此処も釣れているとは言えないけど・・ 何人か越えて下流に行く。 最近は朝がなかなか掛からない。どこで掛かるのか分からない。 大きい囮を瀬頭付近に入れて・・囮任せにしたいが、付近にアユが居ない感じがする。 アユが少なくなったなあ・・と、特に最近感じる。まだ、あと５０日ぐらいはこの川は出来るのだが・・そんなに持たないように思う。 上の方で先行者が釣った。しばらくして又釣った。 僕の方は今日も１時間、２時間掛からない。朝早く釣れる場所ではないのだろう。 この辺、人は少ないが、上にいるので動きにくい。 やっと掛かったが、１４ｃｍ強でこの付近では使えない。ヘチ寄りを探るときに使おうと大きい囮をそのまま使う。 釣れず瀬尻に行ってずっと下流から探っていく。 今日はサングラスを忘れてきた。川の中が見にくい。アユは居るはずなんだが、囮の動きも悪いし、気配がない。 ずっと引き上げても反応なく、瀬頭に戻った。 上の人が下って行って、上が空いた。保存しておいた小さい囮を使って、上へ上へと探っていく。 少しは反応あってもいいのに、ほとんどない。いつもと違う感じがする。引き泳がせのような形で探っていたら・・ガツーンと来た。 １０時近くなってやっと大事な大事な２匹目。慎重に抜いた。 それが次を連れて来てもいいのだが・・掛かったと思ったら・・小さいのをかけて絡んで外れた感じ。 鼻環付きを１匹釣って、囮に少し余裕が出来た。でも、時速１、２匹程度だから囮の循環は非常に悪い。 今日は人が多いのに、付近には１人２人時々来る程度。 何人かが見えない下流へ行った。  僕だけが釣れないざら瀬を後先している。
	久しぶりに掛かったが大きくて引っ張られた。バレるなよと願いながらついて下って・・顔を見たところでバレた。同じようなことがもう１回。さっきほどは大きくなかったけど・・釣れない中だったのでこの２本は痛かった。 釣れる魚が全体的に小さいので小針を使っていた。そのせいだったような気がする。 ７匹か、８匹でお昼になった。今季この川では最低・・かな？？ 午後も状況は変わらない。今まで実績のある場所を何回も、何回も繰り返し探る。 みんなに比べれば移動は大きくない。細かい移動を繰り返す。 そんな中、上の方で入れ掛かっている。そのたびに誰かに話しているのか、歓声を上げているのか・・姿は良く見えないが・・声が聞こえてくる。７、８匹は釣ったのではないか。 下から上がって来た人が時々掛ける。僕は相変わらず、時速１、２匹。たまには入れ掛かりがあってもいいのだが、全くなくてやっとツ抜けした程度。 何もなく時間が過ぎ５時が近くなった。まだ下流に一人いる、上流にもいる。僕はバックを担いで引き上げる。途中ちょっと竿を出し数匹追加して終了した。 　　　　釣果　　１４ｃｍ～１８ｃｍ　　１５匹 今日はちょっと気分が落ち込んでいる。いい場面がなかった。 上の方で入れ掛かっていた人、３５匹位は釣ったらしいから、まだまだアユはいる・・のかな？？
	７月３０日　　金　　曇り、晴れ 　気分を変えたかったけど
	気分を変えたい。たまには違うアユ？を釣ってみたい。 今日は雷があっちこっちでありそう・・どうなるか分からないので、一番近い秋川に行ってみる事にした。僕には自信のない川だが・・気分は変わるのではないか？ 空は明るいが時々降っている中を走って７時頃舘谷に着いた。 何だ・・川が濁っている。昨夜の雨らしい。でも、川には４、５人入っている。 朝飯のパンを食べながら、みんなの釣りを眺める。 この濁り、急いで身支度する気も起きない。約１時間ぐらい眺めていたが、竿が曲がったのを見なかった。
	川底もしっかり見えないので歩きにくい。手前から竿を出し、一歩一歩前に出る。垢腐れで岩盤が滑る。 １時間くらい探りながら、前に出ながら川を渡った。 探りながら上に上に移動。気配は全くない 人が増えて１５、６人はいるかな・・ みんな釣れているようには見えない。 僕を超えて上に行く人に聞いたら、あの白い帽子の人が１匹釣ったよ・・あの人、上手い人だよ。この辺では有名な人だよ・・ 上手い人でも１匹？？僕に釣れるわけがない。 飛び出てる岩盤の上を探っていたらゴツンと来た。流される。溜める。ちょっと下って少し寄せようとしたら・・バレた。やっと掛かった１匹目。ショック。 泣けてくる・・と言うより・・逆に笑っちゃう。 １７ｃｍ程度だったと思うけど、逆針も外れていなかった。 １０時を大きく回って、川の真ん中から、右の流れに囮を入れた。たまたま其処にアユが居たみたいで反応した。１７ｃｍのでぶでぶした鮎。ピチピチしないので元気鮎の感じがしない。 違うアユを釣って見たかった僕にとっては物足りない。でも囮はやっと替わった。 長い間が空いて今度は左岸側で１６ｃｍ強。 濁りが少し薄らいで目の前でギラギラが見える。しかし、これ１３ｃｍ程度の鮎だと思う。でも、この小さいのを追って来た大きいのが時々１匹見える。 周りでアユが跳ねる。でも、みんな小さい。大きいのは幾つもいないのだと思う。 少し上の人、時々囮を交換しているような姿が見える。 １２時になったがギラギラが見えるものだからしつこく狙ってしまった。小さいのでもいいから１匹でも掛かれば・・数が稼げるかも・・と思ったけど・・ 竿を畳んで車に戻る。
	食事中の人に声を掛けた。遠い上流へ行って大きいのを釣ったらしい。１０匹ぐらいは掛けたがバラしが多かったという。 予報通り何処かで雷がなり続いている。空は高いのでみんなあまり気にしていない。 釣れないが、遠くへ行く元気もない。近くで竿を出す。 たまに小さいのが見える。キラッとする。違う魚のようにも見えるが、鮎もいると思う。 人が多いし、岩盤は滑るし、簡単には動けない。小さな筋に入れて待つ。石上で待つ。そんな釣りになってしまう。魚が多ければ、囮もウロウロするのだが・・それは全くない。 釣れない釣れない。釣れる気がしない。 人も少し少なくなったが、近くの人だろう、これから竿を出す人もいる。 もう止めて帰ってもいいのだが・・いや、このままじゃあ帰れないなあ・・ 何処か掛かるところないか。夕方タイムがありそうなところ・・ 下流の瀬頭付近へ行ってみる。瀬に３人おり、入りにくい。一番上に入って様子を見る。もう囮はヘロヘロだ。 すぐ下の人が２匹釣った。僕の方は何もない。 ４時が近かったと思うが、上の人が竿を畳んだ。僕は引き上げて瀬頭上流。 其処で群れを見つけた。これを狙うしかない。ギラギラしているので上手く入れれば掛かる。ギラギラさせたまま其処へ入れるのは難しい。ギラギラはすぐなくなって移動する。でも、間もなく、何処かで出来る。 静かに入れて待つが囮が動かず掛からない。歯がゆい歯がゆい。 ポケットにチラシが入っている事を思い出した。 チラシを使ってゆっくり引き入れる。囮を引いたり、少し浮かしたり、いろいろしていると・・やったー、掛かった掛かった。慎重に慎重に・・抜いた。 嬉しい嬉しい・・４時間ぶり？の１匹だ。小型の群れと思っていたけど１７ｃｍある。 元気囮が出来て操作が樂になった。自ら群れの中い入っていく。でも行き過ぎて群れを残して自分だけ上がってしまう。引き戻してまた入れる。 入れ掛かりとはいかなかいが２匹目、３匹目、４匹目。 ５時を過ぎたがまだ群れがある。ただ群れが出来る場所が大きく動くので其処へ持って行くのに時間が掛かる。 囮屋前付近でも、夕方釣れる流れなのか、右岸側で何人かが頑張っている。 群れが見えなくなった５時半頃竿を畳んだ。 　　　　釣果　　１６ｃｍ～１８ｃｍ　　　７匹 ツ抜けぐらいはしたかったんだけど・・釣れたのは人が少なくなった夕方だけ。 釣れなかったのは濁りがあったせいもあるかと思うけど・・囮や前付近は魚が兎に角少ないと思う。 釣れると言われる場所は車で移動したいぐらいの距離のようだ。 今日は何しに来たんだという感じだったが、最後の最後、少しだけど釣れたからまあ・・いいか。