2021年　6月　鮎釣り日記
	６月１日　　火　　晴れ 　水が少ない・・雨が欲しい
	いよいよアユ釣りが本格化・・する。 今年も酒匂川が芳しくなさそうで、寂しいが・・兎に角、前半は鶴川に行くしかない。 ５時前、囮屋さんは大忙し。囮がなくなってしまった。僕が丁度最後の客。その後４、５人いるけどしばらく待ちの状態だ。 ５時で囮が売り切れとは囮屋さん、大きく予想がはずれた。 漁協前の駐車場はもう入れないだろうとの事なので下流の放水路側の駐車場へ廻る。ところがこちらももういっぱい。こんなに多いのを見たことない。 そして放水路下流にはもう２０人ぐらいが立ち込んでいる。 奥の駐車場に入る前のなんとかすれ違える広さの道路わきに停めた。 多くの釣り人は本流側でやる人たち。僕は小さい鶴川に向かう。
	５時過ぎの放水路下流
	鶴川は水が少な過ぎる。こんな渇水初めてみるような気がする。 目指していた場所はアユはいるだろうが魅力ない流れ。その上の一番水深のある瀬尻付近に先行者一人。すでに何匹か上げている。 ずっと歩いて昨年良くやった付近。大混雑と思っていたけど、５人程度。浅すぎて釣り場がないのだ。川のど真ん中のあっちこっちに草が生えている。 瀬頭付近から一番水深のある辺りで始める。あちこちで小さいのがキラっとする。 １８ｃｍ近い大きな囮を石裏の淀みに入れて泳がせる。 下の瀬に入った人は調子よく上げている。あそこは一級ポイントだ。 やっと１４ｃｍが掛かった。１３～１６ｃｍが４匹ほど掛かり、小さい囮で瀬頭付近を引く。 少し上で泳がせている二人連れがお互い調子よく掛けている。 其処から僕のところまでの間もいいポイントだったのだが、水が少なく、だれも見向きもせず通り過ぎる。 浅すぎて根掛かり多い。針が直ぐ傷んでしまう。 瀬頭真上辺りを探っているとたまに１７ｃｍ近いのが掛かるが当りは大した事はない。 小さい囮で少し向こうを引く。すぐそばを小さいのがキュルキュルと光りながら上って行くが、囮は関心ないのか動かない。 でも、石脇で待っていると掛かったりする。 ３、４メートル下の石周りと、上の大石周り、向こうの浅い場所・・と交互に探る。 大石周りが一番掛かるが、連発はほとんどない。少し休ませてまた狙う。 すぐ下の人、瀬尻から、瀬の上まで短い段３、４段位かな・・を探って良く掛けるが瀬尻付近が一番掛かっているようだ。型も僕の場所より大きい。 ポツポツ掛かっては間が空き、ポツポツ掛かっては間が空きしていたが、長い間が空きだした。 ほとんど誰もやらない少し上を探って見る。小さいのがウロチョロするけれど何処もチャラチャラ過ぎる。でも、小さい囮を使って少しずつ引き上げてみる。 根掛かりが激しい。付近を一通り回って見たが、１匹も釣れない。 上流が見渡せる場所まで行くと駐車場辺りは混雑しているように見える。あの辺は水深 ある場所が多くてポイントとしてはいい場所だが、入ったきりきっと動けない。
	お昼を過ぎたので昼飯にする。 付近は人が減って４、５人。下の瀬の人と上で泳がせている人、昼も食べず釣り続ける。 その人たち、もう４０、５０釣っているだろう。 僕は彼らの半分ぐらいか・・数ははっきりしない。 ２時近かったか、下の人が引き上げだ。そのあと時々僕も探って見るが２匹かな３匹かな釣れただけ・・ ペースが大きく落ちた。上の泳がせてよく釣った人も引き上げた。どんな場所なのが行ってみる。付近では一番水深がある。石もいい。なるほど・・１０分２０分探って見たが釣れない。 ３時を回り此処は止めて大きく下る。朝一番で出会った人・・だと思うけど・・同じ場所で頑張っている。 今夜は車中泊。早く止めてもしょうがないのでその人下流で水の少ない平場を泳がせたり引いたり。小さいのがキラリ上って行く。 その小さいのが時々掛かる。 解禁日だ。なんとか４０は釣りたいなあ・・ 下に若そうな二人連れが遅くまで頑張っている。時々掛かっている。 ５時を回っている。 僕は朝早かった。疲れたし・・もういいか・・ 　　　釣果　　　１２ｃｍ～１７ｃｍ　　４５匹 フネの中には思ったよりいた。 そこそこは釣れたけど、水が少な過ぎてしょぼい流れ・・冴えなかったなあ・・ 明日は少し水深のある所に行きたい。
	６月２日　　水　　晴れ 　いろいろトラブルあったが・・
	鶴川２日目 朝４時過ぎから車がどんどん放水路下流へ向かう。駐車場はそんなに広くない。あそこに入れないと、昨日のようにずっと手前から歩くことになる。 今日は昨日一番乗りしていた人が１日中頑張っていた瀬尻に行って見ることにした。 鶴川最下流にＫＳさんがいた。もう６匹も釣っていた。 少し駄弁って、僕は上流の目的の場所へ。 前に大きな木があってやりにくいが、やや下に囮を放す。囮はゆっくり動く。付近にアユが居る泳ぎではないが・・居るはずだ。 ２分・・来た。明確にわかる当たりではない。木の枝に気を付けながら下流に流して抜く。１５ｃｍ。次もすぐ来た。 囮の動きがゆっくり過ぎる。じれったい。引き上げる。ガツンと言うほどではないが、一応しっかり感じる当り。 引いた方が勝負が早い。１０分、１５分で５匹釣れた。型も１７ｃｍ位もいて平均良型と言える。 ちょっと間が空いて瀬尻の泡近く・・岩盤があってその辺でキラキラしていてもいいはずなんだが鮎の姿は確認できない。時間的にまだ早いような気もする。 最初の場所付近、二つ並んだ石の向こうの石上で時々小さくキラっとするような・・ はっきりしないが・・その辺中心に引いたり待ったりしていると掛かる。 ＫＳさんが上がって来た。あれから幾つも釣れなかったらしい。僕の下流で竿を出す。 ペースは落ちたがポツポツ掛かる。上の木がなかったらもっと積極的に探りたいのだが枝に引っ掛けてしまうので制限される。 昨日は根掛かりに苦労したけれど・・根掛かりは今のところ１回だけ。針の持ちも良い。 今日はたまたまケースに入っていた市販の３本錨。 これが意外と調子がいい。１回磨いたけれど、その針１本で１５匹以上は釣った。こんな事、今まで記憶にない。昨日は僕としては大量に針を使った。１匹も釣れないで針を替えた事もある。 下のＫＳさんが大物に引っ張られ上がって来る。最後には切られた。よけてあげれば良かった・・と、後から思う。あの魚・・ニゴイ？？ 瀬尻の泡付近でもたまに掛かるようになった。・・が、続かない。時々狙ってみる。 集中力が続かず、上の枝に引っ掛けるようになった。川に入って外して・・川から上がる際にまた引っ掛ける。 ＫＳさんが外すのを手伝ってくれる。 ５回以上引っ掛けて、２度切った。こんなことにずいぶん時間を使った。 場を荒らしてしまうし、しばらくは釣りにならなかった。 上の絞られた瀬に行ったＫＳさん、そこでも高切れがあったようだ。今日は大物についていない。 交換した仕掛けの天井糸の編み込みがあまくて、手尻が釣れるたびに長くなる。高く腕を上げないと抜けない。また仕掛けを替えるのも面倒でそのまま続ける。２、３匹抜くたびに天井糸の長さを調整する。 竿を置いたりしてこんな事ばっかりやっているものだから、いつの間にか竿の下の栓を落としてしまった。 さあ大変、それからは目印を見るより、川原やヘチ近くばかりに目が行くようになった。 何回も川の中に入っているので、川の中の可能性もあるが・・ Ⅰ時間ぐらいは探しただろうか・・それが水辺の中でキラっと見つかったのだ。信じられない。胸を撫でおろした。 午前中の後半はいろいろあって、あまり釣りにならなかったけど、２０オーバーは出来たと思う。 午後は上流へ行ってみる。絞られた瀬の上流部。ここは良型が居てもいいと思うのだが全く反応がない。 その上の小石底‥砂地に近いが、小さいのがキラっとする。小さい囮を引く。思うようには釣れないが時々キュっと掛かる。 大きな木の前ではＫＳさんが割と調子良さそうな・・姿が見える。 此処で２時間以上は粘ったかな・・１匹１６ｃｍ以外は小さいのばかりだったけど１０匹は越えたとはず・・。 下って今度はＫＳさんの下流。此処は午前中３、４人いたけどもう誰もいなくて広くなった。 砂地っぽい向こうヘチ寄りで小さいのが跳ねる。その手前の筋で時々光る。こんな所で遊ばせたり、引いたり、待ったりしていると小さいのがポツポツと掛かる ＫＳさんは今夜は車中泊、僕は今日は帰るが、まだ一緒に頑張る。 しもの大石付近に二人連れが来た。昨日も遅くまで其処でやっていた若い人だ。 ５時を回ったので僕が竿を畳むと、早く止めてもしようがないＫＳさんも付き合って竿を畳んだ。
	釣果　　１１ｃｍ～１７ｃｍ　　　４７匹 　午前中の場所は型が良かった。掛かっているのかどうなのか・・というような当りも多かったけど・・まあ今の時期だからしようがない。 いろいろトラブルが多かったけど、あまりイライラもせず楽しめた。 午前中苦戦したＫＳさんも午後は楽しめたようで良かった。 金曜日あたり雨になりそうで・・いい雨になるか・・な？？
	６月７日　　月　　晴れ 　人が少ない鶴川
	鶴川、漁協下流。 ７時、車３台。一人が竿を出している。 金曜日は雨降ったのかな・・何も変わっていない。 下流に歩く。やってみたい場所が乏しい。 小さい浅い川が好きな僕だが・・あと３倍ぐらいの水量が欲しい。 小さいのがいっぱいいるが簡単には掛からない。瀬尻下流から泳がせる。思うように泳がず引き上げる。１４ｃｍ程度が２匹。 瀬尻いっぱいっぱい引き上げても掛からない。瀬尻にはアユが居てもいいと思うが姿も見えず、気配がない。瀬もちょっときついが引き上げてみる。反応はなく短時間でやめる。 瀬肩上流へに行って大石裏の狭い場所を泳がせる。小さいのが何尾かいるが、その中にはハヤもいてそれが掛かる。 １時間に４匹、２時間で８匹。それでもペースを維持すれば昼まで２０近くにはなる計算。 １０時が近くなってやっと鮎釣りらしい掛かり方。追って掛かってる。囮を入れると弾くように掛かる。でも、せいぜい３匹で終わり。ほんのわずかな時間だ。 下の瀬にも入れてみる。ここも１匹で終わり。 釣り場がなくて見えてる人は一人だけ。時々誰かがやって来るが長居はしない。 その人もいなくなって、僕一人の時もある。兎に角、人が少ない。
	広いので、あちこちひと探りしてみるが、広く探っても１、２匹。 １２時近くなって雰囲気が出てきた。まだ２０に届いてない僕は集中する。 大きい囮で瀬尻を引き上げるとガツーーン。竿を伸されそう。 これは多分鮎ではないナ。此処はついて下れない場所。向こうヘチ際を引いて・・瀬が急なのでこれ以上寄せられない。 川を渡れば取り込めるが・・余り大きくもなさそうなので、切れてもいいや・・と引き抜いた。２３、４ｃｍニゴイだった。 １２時を少し越えてしまったけど、調子が上がってるところ・・なんとか２０にたどり着いたところで昼食にする。 　通り掛かった人、瀬肩付近の掘れた場所でギラギラしてるよと教えてくれる。そしてその人、水深ある場所を求めて下流へ行った。 覗くと光っている。囮を入れると瞬殺。１７ｃｍ。次もすぐ来た。 少しずつ間が空き小さくなっていったが６匹かな・・釣れた。 それからは時々そこを覗き、囮も入れてみるが釣れない。 向こうの浅いところをキラキラと頻繁に上がっていくが、あそこを狙っても釣るのは難しい。 当りも弱く印象に残る掛かり方をしないので、何処でどれだけ掛かったのか覚えていない事が多い。 今日は車中泊。明日はどうするか。もっと下流でやりたいが・・囮缶は此処に置くので・・下流移動は難しいかなあ・・などと考えながら最後の釣り・・ ５時までやって竿を畳んだ。川にはもう誰もいなかった。 　　釣果　　　１２ｃｍ～　１７ｃｍ １７ｃｍは１匹だけ、１４、５ｃｍが圧倒的に多い。 　夕食を買って車中泊する場所へ行ったら、放水路下流には川を渡って帰って来る釣り人が何人かいた。 遅くまで頑張っていると言うことはそれなりに釣れているのだろう。
	６月８日　　火　　晴れ 　夕方タイムに出会えた
	鶴川２日目。 ６時、漁協前。すでに２台。渇水過ぎるけど今日は早い人がいる。 僕はいつもの下流へ。二人を通り越えてさらに下流へ。 大石裏からスタート。粘っても１匹しか釣れず、瀬尻下流へ。　小さいのが居るので囮は動くが、多分群れと一緒。上がったり下ったりする。 時間を掛けたが２匹しか釣れない。瀬頭付近に行って、雰囲気出てくるのを待つしかない。 そろそろ瀬の中に・・と探って見るが、短い瀬、溜まりそうな場所ではないので粘るのは無駄・・と、一通り囮を通して、瀬頭に戻る。 なかなか雰囲気も出て来ず、釣れる気がしない。３時間ぐらいやっても１０匹に届かない。 一番期待する石裏もアユはいると思うが掛からない。 少し上で泳がせ続けている人がいる。時々掛かっているように思う。その人ほとんど動かない。せいぜい４、５メートル位ではないか。 その上の方でも今日は人が二人ぐらい見える。昨日よりは多い。 暑くなって来たが釣れない釣れない。昼まで２０位が目標だが・・今日はとても届かない。 結局１５匹位でお昼になった。
	午後もなかなか掛からない。短時間でもいいから鮎モードにならないかなあ・・ 暑くて暑くて水に浸かりたいが何処も浅い。熱中症になりそう・・水だけは頻繁に飲む。 疲れたし・・今日は止めてもいいのだが・・２０にも届いていないんじゃあ・・寂しすぎる。 大きな荷物を背負った人が瀬尻に入った。そして釣り出した。型もいい。 へえー・・こんな時間にあそこで掛かるんだ。良い型が続いている。１０匹近くは釣ったかなあ。 その間、僕はポツリポツリ。なんとか２０には届いたけど鮎釣りした気がしない。 下流の人が大きな荷物を背負って下って行った。その後、その付近をちょっと探って見るけど・・釣られた後だからなあ・・ ３時を過ぎたころだったか・・あんなに暑かったのに少し涼しくなってきた。ちょっと元気が出てくる。 それと同時に鮎にも元気が出て来たか・・雰囲気が出てきて瀬の中で掛かる。ただ瀬の中は狭くて探る場所が少ない。瀬尻から少しずつ引き上げる。 ガツンと良型・・と、言ってもぎりぎり１７ｃｍあるか・・だけど。久々に引っ張られる。 同じ場所で２匹３匹。少し引き上げて・・少し待つとゴツン。もう一度入れるとゴツン。２、３０ｃｍ引き上げてゴツン。少しづつ小さくなって１５ｃｍ。ヘチ寄りの筋だ。 粘った甲斐あった。夕方タイムがに出会えた。今日は２０ぐらいで終わりかなと思っていたけど・・３０を超えた。 トータル的にはいこれまでで一番少ない数だけど・・終わり良ければすべて良し・・だ。 　　　釣果　　１３ｃｍ～１７ｃｍ　　３５匹 　今日は暑かった。本当に止めて帰ろうかと思っていた。大きな荷物を持った人が釣るので・・ついつい刺激を受けて粘った。 お陰で夕方タイムに出会えた。それだけが今日の収穫。夕方タイムは今年初めてかな？？
	６月１１日　　金　　晴れ 　桂川は魚がいるの？
	超渇水で冴えない釣りになっているので今日は本流桂川に行ってみる。 ６時半、猿橋。遅すぎたかなと思ったが、囮や前は何人かやっているものの葛野川合流点より上流は誰もいない。 合流点付近に３人が固まり、もう竿が曲がっている。 その人たちの上で竿を出す。 大石上に入れた囮が追われたように手前にやって来る。２回とも同じような動きだ。 掘れた少し向こうに放り込む。時々ウロウロと動く。 いつまで経っても何もないので囮を寄せると・・針がない。切られたのか？？外れたのか？？ あーー１発目からやってしまった。囮がこっちにやって来た時かも知れない。１０分か２０分か・・時間も無駄にした。 ０．８号のハリスを切る奴がいるとは思えないけど２重巻きにした。 ほどなく１５ｃｍ程度が掛かり、続いて１４ｃｍが掛かった。期待より小さい。 人が少しずつ増えるがまだ少ない。 下の一人がハイペースで掛ける。あそこは・・アユが溜まっている。 ２匹の後が掛からない。下の段を引いてみたり、上にも引き上げたり、立ち込んで向こうの上り筋と思われる流れで待ってみたり・・したが、反応がない。 上も５、６人に増えたが、竿が曲がるのを見ない。 ８時になっても、９時になっても状況は変わらない。魚が非常に少ない感じがする。 だけど下の人だけは頻繁に竿を曲げている。 これじゃあ、ツ抜けも危ない。囮や前付近の方がいいかも知れないが、これからじゃあ入る余地はないだろう。 葛野川へ向かう人がいた。僕も行ってみるか・・と、腰を上げたのは１０時少し前。 ５人ぐらいの人を超えてその上。それより上は釣り場が良くなく何十メートルか上に５人ぐらいいる。
	水が少ないということだが、鶴川と比べれば十分過ぎる。 下の人に声を掛けると・・囮１匹を弱らせ、２匹目をいま高切れして失ったところ・・此処より鶴川の方が釣れる・・お昼で移動しようかな・・と言う。 僕も囮に余裕は無い。釣れたら差し上げますよ・・と、約束してその上で竿を出す。　 １０分後位かな・・来た。１５ｃｍ位のお手頃サイズ。囮が元気なら違う。続いて同サイズ。３匹目が来て、僕も気分的に余裕が出来た。その釣れたての鮎を下の人に提供した。 下の人が間もなく掛けて僕にお礼を言う。釣れて僕もうれしい。 入れ掛かったのでぼくの囮もまだ元気なはずなんだが・・あまり動かなくなった。 間が空いた。気が付くと下の人も続かなかったようで、何処かへ移動した。 思うようには掛からず、この川へ来て５匹でお昼のチャイムが鳴った。 午後は１段下りて下流から引き泳がせ。たまに掛かる。１３ｃｍもいないが１７ｃｍもいない感じだ。鶴川と違って魚は多くない。チョロチョロするような小さいのがいない。 上に来た人が１時期入れ掛かる。僕には掛からずくやしい。 掛かってキラッとするが、当りが弱いのか釣れない。するどく上に持って行くが掛かっていない。何回かこんなことがあり勿体ない。針が切れてないせいなのだ。チェックをお怠っていた。 ３時が過ぎ、上の人がいなくなり広くなった。上にも引き上げてみる。 アユを持って行きたいところがある・・と、珍しくお土産を要求された。やっとツ抜け程度では全然足りない。最低、なんとか２０位は・・これが目標なんだが・・。 針の切れに注意して・・ 何か囮の動きも良くなった。すーと斜めに泳いで、少し掘れた砂地に入った辺りで反応がある。そのライン中心に探るとコツンと掛かる。盛んに泳ぐのに何故か掛からない・・と、思っていると掛かっていたりする。 ペースは上がったが・・２０にはまだ少しある。上には人がいなくなったが、下流にはまだ何人かいる。一緒に最後の頑張り。 ２０になったと思うが、カウントがいい加減なので・・もう１、２匹。下の人とほぼ同時に竿を畳んだ。 　　　　　　釣果　　　１４ｃｍ～１６ｃｍ　　２２匹 　本流に戻ると・・いつもならまだ何人もやってるはずなんだが・・合流点上流は誰も見えない。囮屋前の瀬頭付近に一人だけだ。 今日は桂川の情況を見るのが目的だったのに・・我慢できず葛野川に入ってしまった。 だから本当のところ情況は良く分からない。 １０時ごろまでは合流点付近の人を除いては、それより上流は釣れていなかった。魚はいるの？？・・と、感じた。 人もそれほど多くないし・・勝手な想像だけど・・余り良くないように見えるがどうだろうか？
	６月１５日　　火　　曇り 　囮をお替り
	今日は昼から雷予報だが・・鶴川に出かける。 放水路下流、６時半。二人が竿を出している。場所どりで賑わっていてもいいのに人は少ない。 僕は水の少ない鶴川に行くが、僕のすぐ後ろに車をつけた人は放水路下流へ入るようだ。 放水路下流は以前より浅い流れになっているので僕も一度は竿を出してみたいのだが・・ まずは大きな木の前でやってみる。出した囮がヒョロヒョロと向こうのヘチ際へ行く。 見ると中層を泳いでいる？？　潜らない・・何々・・この囮。選定失敗か？？ 仕方ない・囮２号を引っ張り出す。 スルスルと元気に出て行った・・と、思ったのだが・・たった２回の引きで潜らなくなった。水合わせがまずかった？？ さあ困った。囮をお替りに行きたくないが・・まあ時間もまだ早いし、錘をつけてやってみるか。まだ魚は多いので間違って掛かるかも知れん。 活性が上がってくれば可能性もあるが・・この時間、まだ早いなあ・・と思いながらもアチコチの石周りを探る。 １時間ぐらいはやったかな・・結局駄目。２匹とも川に戻したが、横になりながら流れていった。 車に戻ったら、後ろの車の人も戻っていた。やはり囮が駄目だったという。これから中津川へ行くそうだ。 僕は漁協で囮を買って漁協下流へ行く。もう９時だが先行者は２人だけ。なんとも寂しい光景。 １匹目は直ぐ来た。１６ｃｍ。元気な囮はいい。３０分で６匹。１５ｃｍ～１７ｃｍとこの川では良型だ。 間が空いたので瀬尻下流へ行く。この辺は逆に小さいのばかり。 でも、再開１時間でツ抜けした。 この調子は続かない。 此処からは釣り人がまったく見えず寂しい。釣り風景を写真に撮りたいが、誰もいないので撮る物がない。川を撮っても面白くない流れ・・ 今日、明日雨が降りそうなので、もっといい流れになるかも・・それに期待しているのだが・・ 思うようには釣れず、お昼になった。予報通り雨がパラつく。雷だと車までは遠いので、早めに引き揚げねば・・頻繁に空を見上げる。山の上の方には道路があり、そこを通る車の音が、遠くの雷の音にも聞こえる。 雨はカッパを着るほどにはならない。 午後も、ポツリポツリで入れ掛かり等はない。歩くとチョロチョロするアユはいっぱいいるのに、釣りの対象にはならないのも多い。 雨も、雷も大丈夫そう。夕方タイムが来たかと一瞬思ったが、続かない。 天気がどうなるか分からないが、少々の雨だったら明日もやる予定・・なので、遅くまで頑張る。 何とか３０にはなったかな・・と思ったので竿を畳んだが、残念・・届いていなかった。 　　　　釣果　　１１ｃｍ～１７ｃｍ　　　２９匹 　夜、かなり強い雨が降った。埋けた囮缶が心配だったが、車からは遠い。 水が増えるのは大歓迎。濁りだけは入りませんように・・
	６月１６日　　水　　曇り時々雨 　好条件と思ったのに・・
	鶴川、２日目。 雨は未明には止んだ。明るくなって川を見に行く。心配した濁りはない。　　水は若干増えてる程度で期待したほどではない。 いつもの場所へ行く。石の濡れ具合だと１０ｃｍほど増えて・・すでに５ｃｍ減ったように見える。 それでも昨日までよりはアユが動くはず・・と、囮を出すが・・付近にアユがいない感じがする。付近あちこち探って見るが、囮がほとんど動かない。 水が冷たい。そのせいかも知れない。今日は気温も上がらないらしいので、ドライを履いてカッパも着ている。　気温が上がらず・・早朝は駄目かも・・。 １時間で１匹。２時間で２匹。水が少なく探り難かった場所も積極的に探るが反応がほとんどない。 ずっと、上がってやったことがない岩盤。此処で良型が掛かり、次も入れ掛かった。 此処で３匹ほど釣った。 その後は群れアユが行ったり来たりばっかりで釣れそうな感じがしない。 今日は、駐車場前付近に４人かな・・一人が僕のすぐ下流に入った。一人がずーっと下って見えない下流へ行った。 下の人がたまに掛かっているみたい。僕には掛からない。 長い岩盤を上に下に動いてキラッとしている付近を探るが・・キラッは直ぐなくなる。 長い時間粘っても２匹しか追加できなかった。 水どんどん減ってきている。泡立って流れていた瀬も、いつもとあまり変わらなくなってきた。 その瀬に囮を入れて待っていると、コツっと小さい当たりの後、強烈な引き。 あーー・・これは・・鮎ではないな。瀬を一気に下って、瀬尻に突き出ている枯れ枝に絡んだ。幸いハリス切れだけで済んだ。 この川はニゴイが多過ぎる。 やっとツ抜けしたところでお昼になった。雨が止んだ合間を見てポケットに入れてきたおにぎりを頬張る。
	午後も状況は変わらない。何時かは活性が上がる・・を期待したがポツポツしか掛からない。 今日は駄目か・・でも、何とか２０は釣りたいなあ・・ あと３匹かな・・４匹かな・・ ３時が近い。此処で粘っても無駄なような気がして大きく下った。 小石底の流れでアユが跳ねた。１０分程引いてみた。反応なく下る。 群れアユが多い浅い平場を泳がせるが・・群れと一緒に上下するばかりで思う所には行ってくれない。 無理に石の間に入れて引く。そんなことをして２匹。最後にこの流れの最下流、下へ落ちる少し上、入れた途端飛びついた。今日一番の当たり。それからも粘ったが・・釣れない。 ４時、川には誰もいなくなった。 多分、２０匹には届いた・・と、思ったので竿を畳んだ。 　　　 　　　釣果　　１２ｃｍ～１７ｃｍ　　２０匹 今日は釣れなかった。今までより好条件と思ったのに・・期待外れだった。 寒かったせいかなあ・・分からない。 まだ４時なので、放水路下流などは釣り人が並んでいてもいいと思うなのだが一人もいない。きっと釣れないのだろう。
	６月１８日　　金　　晴れ 　５年ぶりの秋川
	違う川へ行ってみたいと久しぶりに秋川へ行った。５年ぶりぐらいかな？？ 舘谷、６時。車はすでに１０台以上。思ったより多いが、釣り人は二人だけ見える。 後は、上流へ行ったらしい。 何処で釣ったらいいか分からない。サンドイッチを頬張りながら川を見て歩く。 囮や前付近は釣れないらしいが見てる間に弱弱しいのを釣った。 釣れないと言われたが、まずは囮や前でスタート。魚が少ないのか囮が動かない。 岩盤の筋を引き揚げる。待つ。反応はない。こんなところより少し広がった所を泳がせた方が可能性がある。そんな場所を探して動く。歩いてもウロチョロするアユは多くない。 入川して１時間以上になる。下の方、人が増えて５人ぐらいいるが、釣ったのを見たのは一度だけ。みんな竿を立てて我慢の釣りだ。 水深ある場所でアユが群れる。１０匹程度で多くない。中層を泳いでいて掛かりそうなアユではないが、囮を替え、針も替えて其処に入れる。 光るアユは何処にもいない。釣れる気がしない。 一人だけ竿を寝かせて、曲げている。 根掛かっているのだ。それを外しに行って、其処から囮を入れるが、その先で又ね掛かり・・頻繁に根掛かりを繰り返しているので、囮はもうしっぽを振らない。針も切れてない。追うアユがいるなら口掛かりなどで掛かるかもしれないが・・もう、きっと釣れない。その人、その後しばらくして休憩に入った。 釣れないのはその人だけではない。そのうち釣れ出すだろうが・・みんな釣れない。 ８時だったか９時だったか・・やっと１４ｃｍ弱を掛けた。弱弱しいアユ。掌に入れても跳ねない。ぴんぴんしない。 余りにも弱そうなので、緩い、浅い澱んだような場所に入れた。小鮎なら何匹か居るだろう。 ゆったりとしか泳がない。それでも我慢して泳がせる。３０分は掛かったかな・・ やっと追うアユが居た。僅かにサイズアップ。追ったのかな？？これも弱弱しい奴。たまたま掛かったのかも知れない。 ちょっキラっとするところがあった。その辺を探り続ける。掛かった。３匹目。 人が増えて、見える範囲２０人近い。見えない上下にもいるから４０人近いかも知れない。
	釣れないのに、こんなに沢山、良く来るな・・と、思う。 上流は良く分からないが、下流は掛かっても１、２匹程度。すぐ下の人に声を掛けたがまだ０匹。 １１時を過ぎていたと思うが、目の前でギラーーンと大きく光った。２メートルぐらい飛んだと思う。鮎なのかと心配する。いままで釣ったのと違い過ぎる。 鮎なら今季最高の当りだが・・石を巻いたみたいで、その後の動きがない。恐る恐る持ち上げると・・大丈夫、動いた。慎重に抜く。今季一番の大きさ。期待もしない当りに興奮する。 斜め上の人も掛けた。何かが変わったかもしれない。やっと魚が動き出したか・・と、期待したが・・でも、次は来なかった。囮が大きすぎたような気がする。 何もなくそのままお昼になった。 ほぼ同時に上がった人にも上流の方がそこそこ釣れる・・と、勧められた。 だから午後は上流へ行く。 フネは置いてあったが空いていたので其処で竿を出す。落ち際でキラリと見える。その辺中心に探っているとギラリと掛かった。まあまあ気持ちいい掛かり方。１６ｃｍの元気鮎。でも、上るばかりで次が来ない。 昼食を終えたらしいフネの主が返って来たのでちょっと下った。 良型らしいのが１匹掛かったがバラしてしまった。探り場所が其処しかなく、ちょっと狭いし、邪魔しても悪いので、止めて上流へ移動。 良くはないが空いているところでやるしかない。瀬の中段付近で竿を出す。前の木に引っ掛けそうな場所だ。 上の人が割と調子よく掛ける。僕の方は１匹来たが続かない。 ３時が近くなり、上が空いた。其処へ行って５、６匹釣った。やっぱり場所だなあ・・みんな１５、１６、１７ｃｍの元気鮎だった。 間が空いた。まだ４時だが・・もう止めようかな。 下の方では竿が曲がっているし、頑張ればば夕方タイムもありそうだが・・朝早かったし、帰りが渋滞しそうなので止める事にした。
	４時過ぎの釣り風景
	釣果　　１３ｃｍ～１７ｃｍ　　１２匹 午前中はとてもツ抜けできそうな情況ではなかったが、なんとかツ抜けしたってところかな・・ こんな釣れない川に何でこんなに人が多い？？と思っていたが・・釣れる場所では釣れていた。 ２０、３０釣った人はいるかも知れない。見えない下流は分からない。 でも、あれだけ人が居れば・・アユは間もなくいなくなる・・ような気がする。
	６月２１日　　月　　曇り、晴れ 　梅雨なのに水が増えない
	鶴川、漁協前、７時。駐車場前に一人いる。 僕はいつもの下流へ行く。 今までやったことのない岩盤周りをやってみる。 囮がスルスルというよりかなり高速に上って行く。このスピードでは掛からない・・と、思っていたら大石脇を上った辺りでギラリと掛かった。早朝の澄み切った水の中で気持ちいい掛かり方。 しかし、しかし・・キャッチング寸前ポトリ。ヘチ際なので慌ててタモをかぶせたが間に合わなかった。今の折角の気持ち良さがすっ飛んだ。 同じ場所に入れると、さっきより遅いがかなりの高速・・で、上る。そして掛けた。 でも、でも、ウグイだ。しかも仕掛けはグチャグチャ。ヌルヌルいっぱい。 どうしてこうなってしまうんだ。朝のすがすがしい気持ちが、いらいらした気持ちに変わる。 気持ちを抑えて、糸をほぐし、ヌルヌルもキレイに取って、同じところに３回目。 囮の元気さが少しずつ無くなっていく。でも、なんとか上り始め、大石脇で掛かった。 小さい・・１４ｃｍ。１４ｃｍあれば十分すぎる囮。良く泳ぐが掛からず、少し引き上げると、コンと同サイズ。 ４匹目でギュンと１６ｃｍ強の最高クラス。これは囮にせず、小さ囮で続ける。 珍しく早朝、短時間で５匹掛かり、イライラは何処かに吹き飛んで、逆にいい気分。 まだまだ釣れるぞ・・此処で１０匹が目標だ。 これがいけなかった。なんとか９匹まで行ったが止まってしまった。ここで移動すればいいものを目標を掲げてしまったものだから・・意地でも粘る。 今日も人は多くない。一人が僕を追い越して下流へ。
	粘りすぎて、時間を無駄にした。結局目標達成できず、僕も下流へ。 次は瀬頭付近。初期は魚も見えて良く掛かっていたけれど、今は魚は見えるけど多くはない。実績ある個所を順々に探っていく。幾つも追加できず。瀬尻へ。 此処は下流程掛かる魚が小さく、上に行くほど大きくなる。でも、たまに１６ｃｍで１７ｃｍは掛からない。瀬尻の水深ある場所には大きなニゴイがギラギラする。時々其処にも入れてみる。 間が空くと、瀬頭に戻り、短い瀬も一通り探る。それから浅い瀬頭。大石周り。 時々掛かるが入れ掛かりはない。活性が上がったな・・と思える時間帯がない。 お昼までなんとか２０にはなったような気がするが、間が空いたりいろいろするうちに数は早くから分からなくなってしまう。 午後もペースは上がらない。一つのパターンで瀬の上、中、下を順繰りに探る。他も人は殆ど来ず大きく空いているが・・アユはいるのに釣れそうな場所はない。 遅くなって、そのやりにくい浅いざら瀬に座るように低くなって近付き、ゆっくり引き上げる。群れているようにも見える。 囮はその群れの中にいる。掛かってもいいのだが・・ やっと掛かった。小鮎の群れと思っていてけど１５ｃｍあった。粘ったが１匹しか追加できなかった。 少し上の方も探ってみたけど釣れなかった。 この辺、いい釣り場だったんだが・・水が増えるときっと釣れると思う。 　　　釣果　　１１ｃｍ～１７ｃｍ　　　３３匹 早い時間帯に掛かったのが効いて思ったより釣れた。 もっと水が増えて欲しいのだが、梅雨なのに水が増えない。 桂川本流は垢ぐされで余り良くないと聞く。この前は猿橋で散々だったから、そのリベンジをしたいのだが・・本当のところどうなのだろうか？？ 一度様子を見に行きたいのだが・・
	６月２２日　　火　　曇り、晴れ 　小さいのが多かった
	鶴川２日目。 朝５時。ＫＳさんが姿を見せた。ＫＳさんは朝が早い。釣り日が僕とずれていてこのところ会えていなかった。 彼は今日は最下流。僕は漁協前に囮缶を置いているのでそちらへ行く。 川にはまだ誰もいない。 誰も来ないうちに駐車場前でちょっと竿を出してみる。この辺、釣り人が少ない時でも必ず誰かやっている。小さいのはいっぱいいると思う。もう跳ねている。あの大きさ釣り対象になるのかな？？ ２か所を１０分程度泳がせてみた。掛からず止めた。 次は昨日、早朝、釣れた岩盤付近で、まず竿を出す。早すぎるのか今日はこの辺まだアユが少ない雰囲気。 囮が思うようには泳がない。かなりの時間粘ったが１匹しか釣れない。 昨日釣れたからと言って又釣れるとは限らないのは分かっているけど・・早朝からちょっと落ち込む。 探りながら下って、誰かが良く泳がせる場所。僕も時々やってみるが釣れてもせいぜい２匹で終わりの場所。 今日は初めて４匹釣れた。追われてまあまあの当たり。型もまあまあだった。 アユがウジャウジャいるところがある。近寄ると逃げてしまうので難しいが、其処は小石底で石が磨かれている。其処において待ってればまたやってくるはず。狙ってみたいけど・・きっと待ちきれない。そういう群れて食んでいそうな場所がいくつかある。 昨日夕方狙った場所もその一つだったが・・難しかった。そんなところを通り越して・・いつもの場所。 日に日にこの付近も釣れなくなったと感じる。初期は数を稼いだ大石周りは昨日は０匹。今日も何回か囮を入れたが、まだ其処では釣れていない。 瀬の最上流部、狭い場所だが、そこで釣れる。連発はしない。他をやって、其処へ入れる・・を繰り返す。すると時々掛かる。型は１５、６が多い。 今日は珍しく人が近くにいる。一人が僕が良くやる瀬尻に入った。此処から他に３人見える。 他の人たちも時々釣れてる姿が見える。いつもと違う感じがする。・・が、僕はなかなか思うようにはいかないが・・とくに期待した場所で掛からない。逆にそれほど実績の無かった場所で掛かったりする。 長ーい間が空き、幾つか釣れ、また長い間が空く。それでも今日も昼までで２０ぐらいにはなったかな？？
	瀬尻の人の竿が曲がるのを見たが、あまり釣れてないように見えた。そして上流へ戻って行った。 間が空いたので瀬尻に行く。 ずっと下流からいつもよりハリスを長くして小さ目の囮を引く。 ちょっと触るような感触が時々あり、囮と同じような１３、４ｃｍが掛かる。追うというより、くっついて来て口に掛かったりする。だから当りは弱い。でも、入れ掛かりもありペースは上がった。 小さいけど釣れれば面白い。 段々早い流れに引き上げる。型も若干アップし当りも若干良くなる。引き上げるほど掛かるペースは落ちていく。 また下から引き直す。何回か繰り返し、時間を掛けて１０匹以上は釣った。 瀬頭付近に戻り、ここでも、いつものパターンを繰り返す。 今まで釣れた数が一番多い大石裏では根掛かりを繰り返すだけで今日も１匹も釣れない。 水深のある岩盤底でも１ぴきも釣れない。でも、その分、他でポツポツ釣れて最近では珍しくペースがいい。もしかしたら４０に届いたかもしれん。 ４時が近くなってペースは大きく落ちた。夕方タイムの前兆も感じないし、粘る気持ちもなくなってきた。・・と、いう事で、お終いにすることにした。
	釣果　　１０ｃｍ～１６ｃｍ　　３９匹 もしかしたら・・４０・・と思ったが届いていなかった。分かっていればもうちょっと粘ったかも・・ 今日は小さいのが多かった。釣果写真を撮ったが・・・はずかしい位だ。 小さいのを１/３ぐらい放流した。 今日は釣り人が多かった。駐車場付近にはまだ釣り人が３人、４人。女性釣り師も頑張っていた。
	６月２５日　　金　　曇り 　ゴールデンタイムに救われた
	今日は違う川に行こうかな・と思っていた。でも、天気が乱れそうなので・・やっぱり近い鶴川にした。 ６時半。車１台、支度中、続いてもう１台来た。しばらく釣り談義をしたが・・本流含め何処もあまり良くないらしい。 此処の所スタート場所が替わった。岩盤底。スイスイと上って行くはずの囮が上らない。何１０ｃｍか動いただけで止まってしまった。しばらく待ったり、動かそうとしたりしたけど動かない。仕方なく引き上げた。 時々動くようにはなったが超チビを追いかけて浅い所へ行って止まる。そこで動けなくなる。 これじゃあダメだ。この辺、魚が少ないような気がする。 粘っていると、気付かない掛かり方で１５ｃｍが掛かった。 その後も時間を掛けたが１匹追加のみで移動。 岩盤の中の掘れた狭い流れ。此処には大きいのがいる。狙い通り一発で掛かった。 １匹で終わりだろうけど、もう１度入れる。残念根掛かり。居たとしても散らしてしまった。戻って来るにしても時間が掛かる・・が、まあ、入れてみる。 入れるなり掛かった感触・・しかし、跳ねるようにバレた。まだ居たなんて不思議不思議。小さそうだったけど・・ もう一度入れる。引き上げる。グーーンと下流へ・・掛かったのか？？追ったのか・・ 何なのか分からない。こんなことがあったものだからまた時間を潰した。 次はみんなが良く泳がせる場所。アユは見えない。掛かる感じは全くない。入れた囮も動かない。 でも、しばらくしたら何処かからアユがやってきて小さい当たりだけど掛かった。 余りにも静かで囮も動かないし期待感は全く無かったけれど・・不思議不思議・・５匹も掛かったのだ。 次はいつもの瀬頭付近。此処が最近掛からない。今日も水が５ｃｍちょっとぐらい多くなったと思うけど・・そのせいかアユが居るところが違うような気がする。 思うように掛からず、瀬の上中下、さらにその下、いろいろ探ったけど幾つも掛からずお昼になった。 今日は若しかしたら２０も危ない。今日はアユの活性が上がらない。腹を返すアユが見当たらない。・・と思っていたら・・瀬尻下流でキラっとした。時間とともにキラッが少し増えてきた。そして掛かった。 目を凝らして、キラッとする付近に近付ける。コツンと掛かる。泳がせるのはかったるい。少しずつ引き上げる。流れが少しずつきつくなり、型も良くなっていく。 気持ちいい当たりはないけれどペースは上がった。 ２時を過ぎたころか・・何処かで雷の音のような・・空を見上げると奥の方は黒雲。まだ空の片隅の方だけど・・と思っていたら、とうとう雨がポツリと来た。 一人見えていた釣り人は引き上げた。稲光はないし音もまだ大きくないから大丈夫・・と、思うけど、車までは距離がある。雨がちょっと強くなったところで未練は残るが竿を畳む事にした。 　　　釣果　　１３ｃｍ～１６ｃｍ　　　２９匹 最近、〇９匹・・あと１匹・・が、何故か多い。 一時は２０も危ないと思うほど釣れない時間が続いたが・・ゴールデンタイム（・・と、言っていいかな・・）があり１０匹以上は釣れた。それに救われた。 車に戻って着替え終わったころには、もう雷は何処へやら・・再度川へ出る人もいた。
	６月２８日　　月　　晴れ 　だんだん厳しくなってきた
	青空が大きく広がった気持ちいい朝、今日も鶴川に向かう。 今晩から明日にかけては天気が崩れるようなので・・今日は日帰り。 ７時の漁協前には誰もいない。何処でもどうぞ状態だが・・ いつもの岩盤底付近で竿を出す。小さいのを追いかけて下流へ行きたがる。 上にはなかなか上らないので掛かる気がしない。 おとりが出来るまでは引きたくないが・・ゆっくり引き上げる。 時折小さいのを追いかけるようにはなったが浅い砂地を上って・・最後には浅すぎて動かなくなる。 粘っていたらやっと１４ｃｍを掛けた。これがチョロチョロ動くが、追うアユが居ない。 少し下流へ移動、釣れない。また下る。釣れそうな感じがしない。 移動するたびに囮を替え、３匹とも、もう２度ずつ使った。 ９時を回り１０時が近づくのにまだ１匹。どうして釣れないのか分からない。 今日は漁協下流、僕一人ではないか？　こんなに釣れないんじゃあ・・釣り人が来ないのも分かる気がする。みんな何処へ行ってるのかなあ。 釣り糸の向こうに鴨の親子、もうどれが親か分からない程大きくなっている。 駐車場付近にもう一組居ると思う。そちらはまだ小さくて可愛らしい。
	余り元気のなくなった囮を瀬尻に入れてたら・・掛かったようで流されていく。 小さい。１１ｃｍ位か。これが使える瀬頭上流の緩い流れに入れてなじませる。そして、少しずつ引き上げる。・・と、ぐーんと上流へ持って行かれた。 １６ｃｍの良型。でも、頭掛かりで・・横になりそう。２時間、３時間になるのにまだいい囮が出来ない。ちょっと焦って来る。 誰もいなくて寂しかったけど、１人、２人、３人と見えてきた。すぐ上にも来た。 午前中、５匹も掛からない・・と、思っていたら、ぎりぎり１０分前に５匹目。 それを入れて引いたら、小さいが６匹目が来た。 １２時を回ったが、リズムが良くなってきた今の時間を逃してはいけない。１時少し前までやって、１１匹で遅い昼食にした。 今日はツ抜けも危ない状態だったので・・安堵の昼飯だ。ゆっくり食べる。 活性が上がる時間帯は１日に僅かしかない。また静かな時間が流れていく。 何時頃だったか目の前で少しキラキラし始めた。掛かっていいと思うがなかなか掛からない。我慢強く探っているとポツポツ掛かりだした。２０にあと２、３匹なったところで間が空く。キラキラはあるのに掛からなくてじれったい。 浅くてやりにくいが鮎の多そうな場所。此処は夕方場所だと思う。 静かに近付いて囮を最下流に入れる。 根掛かりしないようにちょっと動かす。目印が動いた。掛かった。１５ｃｍ位なのに僅かな当り。間もなく２匹目。 キラッキラッとしながら追いかけっこしているのが分かる。入れ掛かっても良さそうだがそれはない。 此処で５時まで粘って、なんとか２０を越えることが出来た。 　　　釣果　　１１ｃｍ～１６ｃｍ　　２４匹 だんだん厳しくなって来た。大きさも１７ｃｍは居なくなった。１６ｃｍも何匹もはいない。 でも、アユはいるから、何かが変われば（何かはわからない）４０位は釣れるかも・・いつもそう思って此処へ来るのだが・・現実は厳しい。