2021年　10月　鮎釣り日記
	１０月４日　　月　　晴れ 　錆が入って来た
	ツ抜けが出来るかどうか・・位だけど、当りはいいし・・と、またまた興津川。 ２日間予定。 囮屋さんによると連日人が多いらしい。他の川が駄目だからだ。 混むところはいやなので、今日も茂野島橋上流。 水はきれいだけど鮎の姿は何処にも見えない。これでアユはいるの？？　と、いう感じがする。たまにへちの澱んだところで小さいのが跳ねる。 ７時過ぎ開始。川には誰も見えない。 緩めの流れに囮を入れ、囮任せ。近くに小さいのもおらず、囮は流れに逆らって少し泳ぐだけ。期待感は全くない。 小さいのが居るはずの淀みにも入れてみる。狭い淀みなので泳ぎまわるほどの場所ではない。
	引きたくなかったが、何もないのでいくつかの筋を、囮が弱らない程度に引く。上の石裏にも入れてみる。石脇も短時間探って見る。 何もなく時間だけが過ぎていく。 昨夜は睡眠時間が少なかったので眠くてしようがない。座る石でもあれば座り込むが・・立ったまま居眠りをする。 竿を持たず、上流の偵察に行く。パッと探って見たい場所はいろいろあるが、移動するほどの場所ではない。 ８時を過ぎても僕一人。朝は釣れないことをみんな知っているのだろう。 何時頃だったか、ずっと上流から下って来る人が一人見えた。 この辺は日が当たるのが遅い。掛からないのはそのせいか？ 淀みでやっと掛かった。ヘチの淀みだから小さいと思っていたら・・いい型。１９ｃｍ位ある。 囮が替わったが、泳ぎ回らない。近辺にアユがいないのだろう。 しばらくあっちもこっちも探ったが、雰囲気もなく時間ばかりが過ぎる。下流の掘れた場所へ移動した。 人が少しずつ増え始めた。上流に行って瀬に入る。橋下流にも二人見える。 掘れた場所は、先ほどの場所よりは気配がある。小さいのが時々跳ねる。だけどこれは掛からない。 大きいのが１匹、１７ｃｍ１匹を追加しただけでお昼になった。 橋下にクルミを洗っているおじさんがいる。しばらくそのおじさんと話し込む。 その前の浅いチャラ瀬を小さ目の囮で探って見る。すぐ下が絞られた早い瀬になる。其処を探ってた人がいたが、多分掛かっていない。 小さいのがいるような気配が時々あったが・・掛からなかった。 止めて、掘れた場所に上がる。午後になって人がさらに増える。上の瀬が賑やかになった。 一時風があって竿が重かったが、今日もいい天気で暑い。もう少し追いがあれば楽しい釣りになるのになあ・・
	久しぶりにゴツンと掛かった。１８、９ｃｍあるが、錆が入って、特に下半身が細い。 だけど、これが元気、良く泳いで入れ掛かった。デカい、重い。時間を掛けて取り込んだ。まるまるではないが、２１か２２ｃｍありそう。これは囮にはきびしい・・ので、使わず続ける。 デカいのに引っ張られて、ちょっと元気さがなくなったので囮を替えた。 間が空いたので引き上げてみる。少ないけどヘチ際に石が並んでいる。引き上げて、跳ねた辺りで待つ。引き上げてまた待つ。 １０数メートルをゆっくり引き上げる。たまにギュンと掛かる。大きさは１７ｃｍ程度。大きいのは流れの緩い場所でしか掛からない。 また、掘れた場所に下る。大きいのは此処にいる。数は少なくて連発がない。間が空くと、また１７ｃｍ程度の囮でヘチを引き上げる。 上の瀬で並んでる人たち、たまに掛かっているような姿が見える ツ抜け目標は何とか達成した。後は何匹上乗せできるかだ。 ３時ごろになると人が減って来るのに・・今日は減らない。 ４時を過ぎても橋上流に僕を含めて５人もいる。４時半近くなって３人が竿を畳み、僕と最上流の人の２人が頑張る。 頑張ったが、釣れず、５時前竿を仕舞ったが、上の人は薄暗い中、まだ頑張っていた。 　　　　釣果　　１６ｃｍ～２１ｃｍ　　１１匹 錆が入って細いのが２匹。その他も疲れてくると赤くなるのが多い。 もう１か月ぐらいは釣りが出来ると思うけど・・そろそろ終わりかとちょっと寂しくなる。
	１０月５日　　火　　晴れ 　久しぶりにゴンさん達に逢う
	興津川２日目。 今日は土村キャンプ場まえで竿を出す。 前回来たときよりずいぶん水が減った。浅い瀬がさらに浅くなってチャラチャラだ。 浅い流れが好きな僕でも・・ちょっとなあ・・と、言う感じだ。掘れた場所とか、変化があって、探り場所がはっきりしてれば、探りやすいのだが・・ そんな浅場で群れアユが見える。初めて見る鮎の多さ。アユがいない、アユが少ないとさんざん言ってきたが・・いるではないか。真っ黒い群れ・・２００匹、３００匹？？それ以上？？ 兎に角アユが全部ここに集まっているのではないか？？ 勿論竿出しは此処だ。でも、でも、群れは直ぐ解散してしまう。その中の何匹かを追って向こうの砂地に行く。引き戻すと、今度は上流の砂地へ・・その中に鮎の姿は？？ １匹いるか？？１匹をしつこく追っているのか？？暫く放っておいたが何もない。 良く見るとあの１匹は・・自分の影だった。まさかアユが自分の影を追うわけはないだろう。僕が間違えた。 そんな調子で時間を潰す。下流を探っても下流に行きたがる動きはするが、囮を追うアユはいない。 下流に行きたがるので囮に任せたら、最下流まで下ってしまった。其処には小さいのはいるようだが浅すぎて泳ぎまわれない。もう少し水深が欲しい。ウロウロさせないと掛からない。 １時間を過ぎ、２時間も過ぎた。僕一人だった川だったが下流にも何人か入り、ずっと上流にも何人か見える。 ここはデカいのが掛かった場所なんだが、強烈な当りがあった場所なんだが・・浅すぎて・・難しすぎる。 気分を変えるために・・上流へ行ってみる。瀬に１人、その上の瀬頭に１人いた。 瀬は釣れないと思うけど・・最下流を探る。付近で一番大きい石の石裏、石横、石上・・何処も反応がない。 ヘチ寄りの石と石の間の上辺りが囮が落ち着く。 期待もしていなかったがギュンと来た。下はすぐ急になり、深場に落ちる。止められないので無理せず１メートル以上、下の深場に落とした。１７ｃｍ位だがきれいなアユ。 それを入れるとチョロチョロと動いて少し下のヘチ際に行った。そこは小さな波がある。 何か触っているような感じがするので、目印の動きはないが少し待つ。するとコツンと来た。これも下に落として抜く。ほぼ同サイズ。 しばらく続けたが３匹目は掛からない。上には人がおり引けないので、最初の場所に戻った。 浅場で元気囮を使って見たが・・アユはいると思うんだけど・・やっぱり掛からない。 向こうの掘れた場所に行く。此処は絞られているので、探りやすい。 最下流の浅場でアユが群れているが、此処へ囮を入れても掛からない。群れと同サイズ・・たぶん１５ｃｍ前後だと思うが・・このサイズの元気囮が欲しい。 粘っていたら水深ある場所でその１５ｃｍ程度が釣れた。その時は下流にはもう群れはなかった。 たった３匹でお昼が来た。 今日も最高の天気・・でも、気分は沈んでいる。 今日も釣り人は多い。見えない下流へ何人も行ったから土村近辺で１０人近くはいるかも知れない。 他の人たちは釣れているのかなあ？？ 釣れないけど同じ場所でスタート。まずは浅場を探ってから川を渡る。 普通はチョロチョロとアユが逃げるが、団体で逃げる。兎に角散らばってなくて固まっているのだ。 掘れた場所は、小さいのはいるが囮を追う大きいのがいないような気がする。それでもしつこくしつこく探っているとやっとドーンと当たった。本日最大の１８ｃｍ。 また長い間が空く。浅い瀬を斜め引きしてみる。今日は何の反応もない。 小さ目の囮で探っていたら急に泳ぎ出した。追っているのか追われているのか？ 少し急な瀬から平らに替わった辺りで大きなアユが走るのが見えた。追って来たのか、すでに掛かっていたのか・・竿を立てた途端ビューーんと走られた。 やったーー・・僕はこれを待っていたんだ。大事に大事に取り込んだ。２０ｃｍを超えるかっこいいアユ。まだまだツルツルだ。 茂野島橋上流では、終盤を感じる鮎だったが、ここのアユは・・幾つも釣ってないけど・・まだまだ若い 浅瀬はその１匹で終わり。また掘れた場所の上流を引き上げる。小さい鮎の跳ねがあるが向こうの浅い方に行きたがる。流れは別に早くもないが錘で動きを止める。・・と、初めてここで小型が掛かった。 続かず今日も４時を回る。下流へ行っていた人が少しづつ帰って来る。僕もやめようかな・・と、思っていると珍しくキラッと掛かった。１６ｃｍと小さいが止めるわけには行かなくなった。 背後を振り返ると右岸で２人連れが僕に手を振っている。えっ・・誰だっけ・・こんなところに２人連れの知り合いなんていないけど・・多分人違いだ。みんな同じような格好してるから間違えることはある。 でも、失礼に当たるから挨拶は返して釣りを続ける。 小さい流れを引いて待つ、引いて待つ。深い場所も探って見る。４時半が過ぎ、もう少しで５時。下流に頑張っている人が一人見えるが僕は竿を畳んだ。 手を振ってくれた２人はまだ右岸にいる。多分ひと違いだな・・と、思いながら近付くと・・あれっ・・ゴンさん達ではないか。驚いた。こんなとこるで逢えるとは思わなかった。 久しぶりに逢えてうれしい。しばらく近況報告等で話が弾んだ。今日は下流で撃沈だったらしい。僕より全然上手い人たちなのに・・ 今夜はここで、テント泊。明日の釣りはどうするか迷っているようだった。 　　　釣果　　１５ｃｍ～２０ｃｍ　　　７匹 　今日は釣れなかった。特に大きいのが出なかった。この浅場にはアユはいる。リベンジしたいが・・どうすれば掛かるのかが分からない。 釣れなかったけど、ゴンさん達に逢えたから来たかいがあったかな・・
	１０月１１日　　火　　晴れ曇り 　囮のお替りか・・
	先日の群れアユが気になる。なんとかあれを釣る方法はないか。何の方法も見つからないまま今日も興津川に向かう。 土村。目の前に群れアユが見える。少し下流にも別の群れ、これは見てる間にもあっちに行ったりこっちに行ったり・・大きく動くが掛かりそうな動きではない。 最上流にも群れ・・此処は少し少ない。 まずはその下の群付近に囮を入れる。此処は小さ目のアユ。群れに合わせて小さ目の囮を選んできた。 群れは直ぐ散ってしまった。そのうちの何匹かにくっ付いて行く。最後には砂地に入っていつものように超浅へ。そして動かなくなる。 群れと一緒に泳いでくれれば・・接触する事もあると思うのだが、なかなか一緒に泳がせられない。 瀬肩付近の群れもはじめは石周りを大きく行ったり来たりしていたが、いつの間にか置いて行かれてしまった。 しばらくそのまま待ち続けたが、群れは数メートル斜め上におり、なかなか戻ってこない。仕方なくそこまで引き上げる。群れは何処かへ行ってしまう。こんな調子なのでイライラしてしまう。 イライラしないよう・・覚悟してスタートしたのに・・ 釣れないまま時間ばかりが過ぎていく。 最下流に行く。逆光で見えないが、このへんにも小さい群れが居るはず・・。 群れを感じさせる動きはない。ちょっと動かしたり待ったり、引き上げたり待ったり・・たまに小さいのがいるかな・・と感じるが、気配は非常に薄い。 群れは瀬肩より上流が多い。また其処へ戻って囮２号を泳がせる。 広すぎてあっちに行ったりで、ポイントが絞れない。 もっと狭い場所がいい・・と、向こうの掘れた場所に行く。 囮を出そうと竿を上げたら、木の枝に引っ掛けた。何とか外して一安心・・と思ったら、戻って来る瞬間、再度引っ掛けた。今度は２か所。囮が深い方へ行って糸がつかめない。前に出るとずるっと深みにはまりそう・・深さは多分胸近い。 時間を掛けて糸はつかんだが、、仕掛けは外れなかった。 アユは逃げてもういないだろうけど、下流から泳がせてみる。何もない。 もう入川２時間になる。何処かで囮を獲らなければ・・この付近一旦諦めて上流へ。今日はまだ釣り人が少ない。この流れのずっと上流を右に曲がった付近に竿だけが見える。 瀬の最下流付近を探って見る。先日釣れた場所、石上、その下のヘチ筋。その上のヘチ近くを引き上げもみる。気配は何処もない。１０時近かったと思うが、上に３人入った。
	流心は釣れないだろうと思いながら手前の流れに入れてみた。途端に期待もしない当たり。 いい型が引く。溜めて溜めて・・少し下って・・口掛かりのようだが・・危ないかな・・と思いながら抜くとやっぱり・・落っこちた。 あーーー、待ちに待った１匹目だった。泣くに泣けない。 気を取り直して続けるも、もう釣れる気もしない。囮を弱らせたくなくて、この流れは止めた。 朝方の場所に戻って群れアユを狙うが元気さがイマイチ。掛かる気がしない 囮を大きいのにすればよかったかなあ・・今日の囮は二つとも小さ目なのだ。失敗だったような気がする。 向こうの掘れた場所の最下流に行って泳がせる。ここに来始めたころにはもっと水量があった。此処で跳ねるアユも大きかった。だけど今は、たまにキラットするのも小さい。跳ねるのも小さい。大きいのは期待できない。小さいのでもいいのだが・・掛からない。 囮のお替りしたほうがいいかな・・このままでは今日はきっとオデコで終わりそう。お替りするなら早い方がいいが・・などと考えてる時、お昼のチャイムが鳴った。 良し、止めよう。囮を買いに行こう。・・と、囮を引きずりながら川を渡る。 あの二つの石付近で掛からないかな・・淡い期待をしながら、石の上を引く。あー・・石を越えてしまった。駄目かあ・・と、実績のない、手前の石に来ると・・ガツーーンと、いい手応え・・まさに諦め寸前だった。あ・・夢みたい。 ２段引きするのを丁寧に丁寧に寄せてすくった。１２時を過ぎてのうれしいうれしい１匹目。１９ｃｍ位かな・・これで生き延びたけど・・もう１匹。 これを上飛ばしする。さっきの石を越えてうねうねと上る。ガツン。よっしゃ・・入れ掛かりだ。気持ちいい。僅かにサイズダウン。 これも同じように上り。ゴツン。３連発。さらに少し上で４連発目。サイズは少しづつ落ちて１６ｃｍ強。 これもしばらく泳がせたが５連発はなかった。朝方の苦労がすっ飛んだ。気持ち良く少し遅れてのお弁当を広げる。 １３時２０分ごろ午後の部開始。 また元の静けさに戻ってしまった。群れアユはいるものの泳がせても掛かりそうな泳ぎはせず、砂地に行ってしまう。 向こうの深場でも小さいのが１匹釣れただけで続かない。 橋下流で、忙しく行き来しながら探っている人がいる。右岸側流れをぐんぐん引き上げて、速足で瀬肩まで下る。その辺をちょっと探ってまた２０メートル位を引き上げる。 それを繰り返している。釣れた姿は見ないがどうなのだろう。 僕の方は相変わらず音沙汰がない。釣れないが行くところもない。 しばらくしたら、下流の人が上がって来た。声を掛けるとトロで結構掛かったという。 その人、すぐ上で群れアユを狙いだした。ぼくはすぐ下流で立ち込んで少し向こうを探っている。 あの群れアユどうやって掛ける？？と、興味深く時々見ていると掛けたではないか・・ しばらくして２匹目。上手い人は掛けるのだ。テクニックまでは分からない。 羨ましい。 僕は前に出て左岸側の流れを狙う。浅いところで光りながら大きく舞っている。これは掛かりそう。其処に囮を寄せて待つ。ガツガツンと久しぶりの当たり。１７ｃｍ。 その１匹だけで光は消えて静かになった。 背後の人は、少しづつ上流へ移動した。その人、群れアユを結局３匹かな・・釣ったと思う。 釣れないまま４時を過ぎる。 川の中から右岸の下流域を探る。夕方跳ねが多くなる気がする。 時々小さいのが触る感触。１回蹴られた後、やっと１匹。１６ｃｍ。もう１匹掛かったが、口掛かりで落っこちた。 上に上がった人が竿を仕舞ったので僕も続いた。 　　　釣果　　１６ｃｍ～１９ｃｍ　　　７匹 午前中は全く駄目だった。あの群れアユ、何とかしたかったのに・・ 釣り開始は７時半頃だったから、４時間半ぐらいオデコだった事になる。 囮お替りのまさに寸前だった。あと２メートル引いて掛からなければ・・囮屋に走っていたところだ。 明日は此処は止めて、茂野島にしよう。
	１０月１２日　　火　　曇り 　期待以上に釣れて満足
	興津川２日目。 　車から出たのは６時半。昨夜は良く寝た。１０時間ぐらいは寝たかも知れない。 天気予報を良くチェックしてないが・・今日は崩れるかも・・ でも今は雲は多いが、明るい。 今日は茂野島。埋けた囮を上げに川に下りる。いつものように目の前には群れアユ。 少し下流には時々ヒラを打っている別の群れ。どうしてあれが掛からないかなあ・・ しばらく眺める。写真も撮る。しかし、写真では群れが分からなかった。 ちょっと狙ってみたい衝動に駆られる。 やっぱりやめておこう。茂野島に向かう。 釣り人は見えない。下流に車が１台あるから・・見えないところにいるのかな？ 左岸の掘れた場所でスタート。今日はちょっと遅く８時を過ぎた。でも、どうせ早朝は掛からない。 昨日は小さい囮で苦戦したので、今日は１８ｃｍ囮を少し下流から泳がせる。最初の埋まった石を越えた瞬間、目印が潜った。早朝は掛からないものと思っていたので期待もしてなかった。しかもいい型。びっくりだ。 １匹目だ。しっかり掛かっているのを確認して慎重に抜く。 これを同じように泳がせると、先ほどよりちょっと先で入れ掛かる。１６ｃｍ強とサイズは落ちた。早朝でも掛かるではないか・・ しかし、それからが掛からない。長い長い時間が過ぎる。上では時々アユが跳ねる。上っているのもいるようだ。引き上げてみる。ヘチ寄りも探ってみる。雰囲気はない。 下流に戻って流心脇を泳がせる。 釣り人が来た。僕が今まで良くやっていた場所付近で竿を出した。 すぐ下にも人が来た。橋直下付近の浅い瀬頭で竿を出す。さらに上流にも１人行った。
	少しずつ釣り人が増えていく。 その後、僕は掛からない。朝一で入れ掛かりがあったのにそれから２時間以上が経つ。 上の人が掛けている。何回か竿が曲がるのを見た。 １１時ごろになって、やっと掛かって、それから２匹追加してお昼になった。 お昼で戻ったずっと上流へ行った人、１０時ごろからだったと思うがこれまで４匹。型はみんな良いそうだ。 午後も同じ場所に入る。絞られた場所だから探りやすい。少し下流の砂地には群れアユがいるようで跳ねたり、キラッと光ったりする。 あの流れの向こうを泳がせた方がいいよ・・２時、３時ごろから掛かるよ・・目印をもうちょっと上げた方がいい・・などと、少し上でやってた人がアドバイスをくれる。 その人、１０時前ぐらいに来たのに６匹釣ったそうだ。昨日和田島でやって１４匹と言ったかな・・ アユは跳ねたり、光ったりするのに掛からない。ついつい忙しく僕も囮を動かす。 上の流れはほとんど砂地でヘチ寄りしか石がない。でも、砂地でアユが跳ねるので引き上げる。コツっと蹴られた。ヘチ寄りも探る。手応えのある当たりがあったのに針を絡めただけで逃げられた。 また下って泳がせる。囮も頻繁に替えてみる。 ２時半頃だったか・・やっと午後の１匹目。 それから少し様子が変わった。アユの動きが大きくなる。 でも、なかなか掛からない。あっちに入れたりこっちに入れたりしていると、持ち上げた瞬間に掛かったり、入れた瞬間に掛かったりするようになった。 長くは続かない。静かになったり、賑やかになったりを繰り返す。 ２時、３時から良くなるよ・・と言われたが、その通りだ。その人、３時前に竿を畳んだ。 人は少なくなったが、ずっと上流に一人見える。 目標だったツ抜けは達成し、今１３匹。もう２匹で思いもよらない１５匹になるが・・ 可能性は十分ある。 しかし、しかし掛からなくなった。たまにキラキラしているのだが・・粘っていると、さびた１６ｃｍが掛かり、１４匹目。 ４時半、そろそろ竿を仕舞う時間。ずっと上にいた人が下って来た。竿を仕舞うのかと思ったらすぐ下流の瀬を狙いだした。 目印がなんとか見える位だが・・僕も１５匹を目指して頑張る。 掛からない。もう無理か・・下流の人が竿を畳む姿が見えた。此処で僕も諦めた。 　　　釣果　　１６ｃｍ～２０ｃｍ　　　１４匹 同時に竿を畳んだ人、上流で型をそろえていた。数は僕と同じぐらいかな・・ 思ったより掛かって満足満足の日だった。天気は崩れず、いい釣り日和だった。 錆びたのも何匹かいるが、まだまだ楽しめそう・・
	竿納めしました
	１０月いっぱいぐらいは鮎釣りしたいと思っていたのですが・・寒くなってきてその気持も薄らいでしまいました。 未練はありますが竿を仕舞います。 今年も酒匂川が不調で残念でした。 初期の鶴川は渇水過ぎて冴えない流れ、その後は逆に大雨、満足な状態ではではありませんでした。 でも、釣行回数だけはこれまでと変わらず、何とか元気に釣りが出来ました。 いつまで出来るか分からないので、今のうちにと頑張って遠征もしました。 期待した程は釣れませんでしたが楽しい思い出が出来ました。釣れなくても・・アユ釣りは面白く、楽しいです。 来年も、元気で釣りが出来ますよう・・祈りながら竿を仕舞います。 今年も一緒に遊んで下さった皆さん、釣れない日記を覗いて下さった皆さん、ありがとうございました。