2020年　8月　鮎釣り日記
	８月３日　　月　　曇り晴れ 　鶴川、最悪の日
	やっと梅雨が明けた。なんか新しい何かが始まるような感覚があってちょっと気分がウキウキする。 鶴川漁協下流。微かな濁りはまだまだ残っている。水量も高く川を渡る場所はまだ限られる。 ７時過ぎ竿出し。緩めの場所から始める。少しずつ引く。水量があるので泳がせる場所は石裏の少しの場所だけ。他は全部引き釣りになる。 前回は濁りが強かったけど思ったより釣れた。型も大幅アップだった。今日はそれより条件はいいはず・・ 流心は白っぽくて垢が飛んでいるように見える。 たまに１４ｃｍ程度が跳ねる流心から少し離れた筋を引く・・が、反応は全くない。 石裏にも入れてみる。時々囮は動くが釣れない。 緩い流れをずっと引き上げてちょっと光った小さな石横付近でしばらく待つ。 キュッと軽い当たり。１４ｃｍ。ピンピンしないし、ぶよぶよした感触・・弱そうなアユ・・これが１匹目。１時間半も掛かった。 放してもピュー・・と泳がない。フラフラ・・フラフラ・・
	今日は人が少ない。何故だ？？川状態はいいのに・・釣れないからか？？・・ 今のところ見えるのは４人かな・・ 近辺には誰も来ない。広く空いていて何処でもどうぞ・・なのだが・・釣れない。 石裏を泳がせ続けていると１７ｃｍが掛かった。でも、なんか細いわけではないが弱弱しい感じがする。 流心脇ぐらいの流れなら気持ちよく引けていいのだが・・あまりうまく付いて来ない。引っ張るとすぐ弱わりそう・・掛かりどころが悪かったかなあ。 石裏に戻して小さいのを狙う。 今日から何かが変わる・・期待が大きかったのに、思惑が大きく外れてしまった。 午前中たったの５匹。いい囮が獲れていない。
	午後は右岸側から始めて、錘を使ったりして積極的に探るが白っぽい流心では掛からない。 浅い石ゴロゴロの探り難い場所等で１４、５ｃｍ３匹だけ・・左岸側に戻る。 小さな分流の瀬肩付近で小さいのがキラキラしている。小さい囮を入れる。 同サイズがギューンと掛かる。１５ｃｍ程度もいる。 キラキラはあるのになかなか数は上がらない。たまに１２ｃｍ程度の細い痩せたのしか掛からない。そんな弱弱しいのが光っているのかも知れない。 時々跳ねる付近を引いてみるが・・待っていれば掛かるのかも知れないが・・１匹も釣れない。 大きい囮は数が少なく、何回も使うので元気がない。１４ｃｍにも錘を使って早い流れも探って見る。間違ってでも掛かっていいと思うのだが、それもない。 何もいいことがないまま５時が近い。 最後にヘチ寄りの浅瀬を引いて１匹。それで終了した。 　　　　釣果　１２ｃｍ～１７ｃｍ　　　１４匹 今日は釣れなかった。数も少ないが・・それより元気なぴんぴんしたのが掛からなかった。 今日はサイズアップしたのが２回だったかな・・非常に追い悪く、面白くない釣りだった。 これからは何かが違ってくる。面白いアユ釣りが出来る？？・・とんでもない、期待を大きく裏切った最悪の日だった。 二日間予定で来たけれど、明日はどうするか迷ってしまう。 でもでも、これで終わりのはずはない。あすもう一日様子を見て見よう。 リベンジできればいいけど・・
	駐車場前で川を掘っている。石のないところに石を入れるという。 それで、その辺はいつになったら釣れるようになるのだろうか？？？
	８月４日　　火　　晴れ 　当りだけは今季一番
	鶴川２日目。 昨夜はまた雨が降った。夜は最近良く降る。水が減ってほしいのだがなかなか減らない。 昨夜はＫＳさんと車を並べて寝たようだ。 ＫＳさん、昨日は鶴川最下流で午前中２０匹釣れたものの午後苦戦したらしい。 僕は今日も漁協下流。 駐車場へ行くともう僕を含めて８人。昨日は一日中４、５人しかいなかったのに・・ 釣れないから人が少ない・・などと思っていたが、そうじゃあなかったようだ。 昨日釣ったアユは使い過ぎたり、もともと弱かったりして半数が死んでしまっていた。 生きているのもどの程度元気かちょっと心配。 いつものように手前から探っていく。今日も雰囲気をほとんど感じない。たまに小さいのを追っている感じがするが、追いかけきれず途中であきらめる。 釣れないまま今日も時間が過ぎる。時々早い流れに入れたり石裏に入れたりしてみるが掛からない。 小さい囮を使ってみる。　しばらくして掛かった。１５ｃｍ近い。サイズアップだ。 開始３０分・・昨日よりか早い。囮が変わってもすぐ来るわけでもない。時々跳ねる筋ではあるが、いつもアユが居るわけではない。また石裏に入れたり、少し向こうを探ったりしていると逃げるように流心に入っていく。寄せようとすると・・掛かっている。 良し良し・・慎重に抜いた。１７ｃｍ。いいアユだ。 これでちょっと流れの早いところも探る。川の真ん中から向こう寄りも探る。 次が来ない。あまり引っ張り回しても・・と泡の中で少し遊ばせる。 竿を立てていたので手応えはないが下流へ数メートル飛んだ。慌てて溜める。 囮が１７ｃｍを超えるのにそれを勢いよく引っ張る。これは間違いなく大きい。 溜めて、溜めて川の中から岸に上がった。石裏まで割と早く寄せられた。口掛かりのせいだ。幅広の大きな奴・・慎重に抜こうとしたが・・持ち上がらなかった。掛かりが唇わずかだった・・のかな？？　　残念、無念。 でもでも、今日はサイズアップする。昨日と違って期待が持てる。 。 しかし、魚が少ないのか・・何なのか・・長い間が空いてしまった。
	今日は人がやたらに多い。鮎釣り最盛期に見える。駐車場付近に多い。 この辺にも人は来るが、パッパッパッと探って通り過ぎていく。長い人でも２０分程度で目の前からはいなくなる。誰も釣れない。 　昨日よりはいいと思ったのに・・その後釣れず、昨日と同じ５匹でお昼になった。 昨日よりは囮に余裕があるので午後は積極的に探る。付近では一番深いきつい流れの石の間に大きい囮に３号錘を付けて沈める。 石が大きいので一つ上げて待つ・・一つ上げて待つ・・していると、目印がグーっと潜って、石二つぐらい上へあがった。掛かったのはサイズアップではないが１７ｃｍを超える。しかし、１匹だけ。 大石横でギューンと掛かる。掛かってグアーーンと上がる。下流へ走るのと、上に上がるのと半々だ。いずれも１７ｃｍを超えてこの川では最大の部類。 ただ同じ場所で掛かるわけではなく、大きく探っての話だから１匹１匹に時間はかかる。 魚は多くはない。良型６匹で終わった。その間小さいのは掛からなかった。 間が空いて、午前中の場所に戻る。ヘチ寄りの浅い流れに小さいのがいる。 何匹か釣ったけど数は上がらない。 下の瀬の瀬肩付近を探っている人、ポツポツ掛かっている。僕は完全に止まってしまった。 ４時を回った。もう２、３匹欲しいが・・１時間延ばしても・・この辺ではもう難しい。 川を歩き回ったので疲れた。珍しく釣れてる人を眺めながら僕は竿を仕舞った。 　　　釣果　　　１２ｃｍ～１８ｃｍ　　１８匹 　数からみれば昨日とさほど変わらいが、大きさが違う。当たりが今季一番。 午前中は、昨日と同じか・・と思ったりしたが、午後は面白い釣りが出来た。 ただ数は少ない。過去の記録を見ても８月はもう数は期待しない方がいいようだ。
	８月７日　　金　　晴れ 　まさかの３０匹越え
	酒匂川の回復が遅すぎる。そろそろ行きたいのだが・・ 今日も鶴川。 駐車場すぐ下で竿を出してる先行者。すでに３匹釣ったと言う。仕掛けアップした方が良さそうですよ・・とアドバイスを貰った。大きいのが釣れたらしい。 朝から追っているようだ。これは期待が持てるかな？？　そんな気持ちになってきた。 水がガクンと減った。僕には丁度いい量に見える。釣れるかどうかは別だけど・・ いつもの場所で竿を出しかけて・・今日は右岸側からスタート。 今まで一番稼いだ石裏が浅い水たまりのようで流れに勢いがない・・もう其処へ囮を出す気は起きない。 じゃあ何処だ？ 石頭から大きい囮を引いてみる。７，８メートルゆっくり引いて・・反応なく、もう１回引き直し。朝早くはこの辺にいないみたい。 ２回引いただけなのに囮の元気さがイマイチ。 川の中から少し左岸寄りを早くも囮２号で探る。
	今日はまだ人が少ない。もう、あまり釣れないが出来る川がないので、そのうち人は増えてくる。 しばらくして１５ｃｍが掛かった。このいい囮で探ると間もなく１４ｃｍ。しかし、仕掛けをグチャグチャにしてしまう。 川の真ん中に座り込んで仕掛けをほぐす。いまはこの時間、勿体なく感じる。１０分以上はかかったかな。 さあ・・と囮を放そうとすると・・一体どういうことだ！！ 澄んでいた川がいつの間にかきつい濁りになっている。・・何があったんだ。絡んだ仕掛け直しに集中していたので気が付かなかった。 この濁りじゃあ釣れない。ごみも流れてくる。犯人を突き止めて抗議したい。 しかし、上の２、３人の釣り人は平然と何事も無いように竿を出し続けている。 仕方なく僕もこの濁りの中へ囮を放す。 一時的なものであればいいが・・ １０分、２０分・・少し薄くなったような気がする。胸を撫でおろした。 １４ｃｍを引き上げていると久しぶりにギュッと掛かった。 掛かるアユがピチピチしてみんな元気。１５ｃｍ前後とみんなほぼ同じ大きさ。大きかったり小さかったりしないから囮の回転が非常にいい。 元気なので長い時間使える。 先日は１７ｃｍ越えが何匹も釣れたのに・・今日は大きいのが釣れない。 大きいのは出なくても、子気味いい当たりで気持ちいい。 梅雨が明けて・・やはり何かが違ったような気がする。 上の人も調子よく掛けている。 水深ある所で１８ｃｍが一匹掛かった。細くてあまり大きく感じない。 この近辺一時５人ぐらいいたが、あまり釣れないので長いしない。 僕は付近を行ったり来たりして昼まで１６匹。今日の目標を達成した。 午後、上でよく掛けていた人が下流の瀬に行き、其処でも調子よく掛ける。 僕は午前中と同じく付近をあっちこっち探り、瀬の人よりペースは悪いが、まあまあペースで掛かる。 ただ午前中６、７匹は釣った上流部で掛からなくなった。掛かる場所が少し下流になった。型も少し落ちてきた。 でも、パーンと掛かって、当たりは悪くない。 いつものように遅くなるほど掛からない。 分流でアユが光る。まあまあの型もいるように思うが・・ちょっと探って見たぐらいでは釣れない。
	付近僕一人になったと思ったら、下流から上げってきたのか２人連れがいる。 午後も思ったより釣れて、３０匹近い。先日の状況からは、もう数は狙えないと思っていたが・・３０匹は最後のチャンスかもしれない。もう２、３匹欲しい。 ２０分程度、時間を延長したが２匹しか追加できなかった。さあ・・３０に届いたか？？ 　　　釣果　　１３ｃｍ～１８ｃｍ　　３２匹 　先日の状況からは最低目標ツ抜け・・だった。今日は予想外・・まさかの３０匹越えになった。 大きさにやや不満はあるが、数も、当たりも期待以上で今日は楽しかった。
	８月１０日　　月　　晴れ 　ピンポイントで５連荘
	今日、明日は暑くなりそう・・体力が続くかどうか分からないけど・・２日間予定で鶴川に出かけた。 いつもやる付近では先行者が二人おり、僕は対面から竿を出す。 魚が少なくなり・・掛かる場所も限られる。特に朝早くは何処で掛かるのか良く分からない。 上の人が釣った。多分１匹目だろう。２匹目も上の人。 しばらくして下の人が掛けた。下の人の調子が上がって来る。 手前の流れの石上でコツっと１４ｃｍ程度が口掛かり・・しかし、土手にぶっつけて落とした。いつものミスに笑っちゃう。 それから掛からずだんだん焦って来る。二人はもう５匹程度は釣っているだろう。 どこか１匹目を確保するところないか・・ 下の瀬のずっと下。いい石が埋まってるわけではないが。水深のあるたるんだ場所。 そこで元気な大きな囮２号を泳がせる。囮は行ったり来たり、回ったり、盛んにウロウロする。 １０分か、１５分か、目印に変化が出た。１５ｃｍ。やっといい囮が出来た。 ここで続ける気は起きない。 釣れた元気囮を持って最初の場所へ。径１０ｃｍ、２０ｃｍ程度の石が並んだ流れを少しずつ引き上げる。 ゴツゴツっと口掛かりで同サイズ。続いてもう１匹。囮に余裕が出来て一安心。 積極的に探るが魚が少ないので、いくらも釣れない。 良く釣れていた２人組が何故か１１時に竿を畳んだ。これで釣り場が広くなった・・と思ったら、その後にすぐ３人組。さらに狭苦しくなりそう・・ だけど、一生懸命釣りをするわけでもなく、早い昼飯を食ったり、置き竿にして、話し込んだり・・ 起き竿を避けながら少し広く探る。 石に挟まれた早い流れの上でギューー。手応え十分の最近にない当たり・・あれー？？・・今のは何だったのだ。逆針も外れてない。 ヘチ寄りを引いて何匹か釣ったけど１０匹にならないままお昼が来た。 今日は暑くなるとのことだったが、川に入っていればそれほど暑さは感じない。 写真を撮ろうとモタモタしているうちにカメラを濡らしてしまった。ドボンと浸かったわけではないけれど電源を入れるのが怖い。 午後、付近で２匹ほど釣った後、下の瀬に行って錘の挑戦。 まずは瀬尻下流から探る。ゴツゴツッと前当たりのような小さい感触があった後、グーーンと大きく引っ張る。すぐ鯉だなと気が付いた。走るように付いて下ったけどどうにもならない。つなぎ糸で切れたので、其処から作り直した。 瀬の頭に行く。これまでより水量が少ないので探りやすい。 間もなくゴツッ・・掛かった。瀬の途中では僕には抜けない。この瀬の頭で掛かったのは初めてかな・・慎重に瀬尻まで下って抜いた。１７ｃｍ。 それから少し時間は掛かったけど２匹釣れた。ここは魚が大きい。 釣れなくなって、瀬尻から引き上げてみる。 奥の一番流れの強い場所、ちょっと白い岩盤らしいものが見える付近で掛かる。 １５ｃｍ程度・・と頭で釣れたのと比べると大きくないが・・入れると掛かる、入れると掛かる。１、２秒で掛かる。ピンポイントで５連荘。こんな事今年は初めてだ。群れていたのだろう。魚の少なくなったのにこんなことがあるのだ。あーー・・気持ち良かった。 ５匹目が目掛かりに近かった。使わない方がいいかな・・と思ったけど元気そうなので使ってしまった。 囮を替えてみたけど、駄目だった。 上の３人組は釣れたのかどうなのか・・竿を仕舞いはじめた。 上に戻ってあっちこっち探る。ポツリ、ポツリで、ここだという場所が分からない。 釣れなくなったが、早く止めてもしょうがない。ヘチ寄りを探って２匹追加して竿を仕舞った。 写真がないと寂しいので、恐る恐る電源を入れた。大量釣果ではないけれども釣果写真を撮った。
	真ん中の大きいのは養殖囮と思う
	釣果　　１３ｃｍ～１７ｃｍ　　２４匹 今日、錘を使って８匹釣った。錘で一番いっぱい釣った日だ。 それにピンポイントでの５連荘・・こんな事は今年はもうない。
	８月１１日　　火　　晴れ 　朝方が、夕方が釣れない
	鶴川２日目。 まだ５時前、隣でバタンバタンと車のドアの開け閉めの音に起こされる。放水路下流へ行く人だ。夕方遅く散歩してみたら、車中泊らしい車が４台あった。 放水路下流は朝が早い。 僕が寝るのはこの小さい広場だが、釣り場は少し上流の漁協下流。 駐車場一番乗りは僕。すぐ２台来た。 最近情報では、この川の上流はあまり釣れてないらしい。下流の放水口近くも、５時間やって１匹も釣れなかったという人もいた。 葛野川も魚は大きいがツ抜けできないという。釣れてるという情報がなくて寂しい。 本流の情報も知りたいが、声を掛ける人の中には本流へ行く人がいない。みんなお爺さんだからかな？？ 僕はいつもの場所へ行く。少ない移動で広く探れるのがいい。でも朝一番で掛からない。何処がいいのか分からない。 囮をいっぱい持ってきたのであっちこっち探る。小さい囮にしたり、大きいのにしたり、流心を引いたりヘチ寄りを引いたり・・ ８時を過ぎ・・開始２時間になる。朝早くから始めた意味がない。 囮５匹目でやっと掛かった。最上流の石にぐっと近づけた時だった。 ２匹目はすぐ釣れた。やっぱり釣れたての囮は違う。昨日釣ったやつ、元気そうに見えても大きな違いがある。 それからはポツリポツリ。魚が少ないので仕方がない。 少し下流のヘチ寄り。ある時間帯に探ると小型中心だが４匹か５匹掛かる。大きいのもたまに掛かる。 午前中、必ず釣れるのはそこぐらいで、今まで良く釣れていたその他の場所は何度も探るが、今はなかなか釣れない。 丁度ツ抜けでお昼になった。暑い中、一人で今日は幕の内弁当。コメがポロポロで粘りがなくおいしくない。
	今日釣り人６、７人？？　多くはない。 午後は下の瀬の頭。今日も錘を使う。雰囲気がない。今日はアユが居ない？？ 大石下、横、上・・少し待つ。さらに上。下から探りなおす。釣れない。 一番きつい流れの横に無理気味に引き入れる。ちょっと浮いたような動きあり。 掛かった。急な瀬に流され、付いて下る。尻尾の方に掛かっているみたいで抜くのは危ない。そーっと寄せて掬った。本日の最大、１８ｃｍあるだろう。 これでまた瀬の頭を探る。石下、横を上げて上でちょっと待つとゴツゴツ。１７ｃｍ。 時間が掛かったが、付近でその後２匹追加した。 次は昨日５連荘した場所。時間もほぼ同じ・・でも、でも、今日は違う。 そんなわけないだろう・・と少し粘る。ちょっと手前の筋、少し上、もうちょっと奥などと探っていると・・来た。よしよし・・居るではないか。 再度入れて・・今日は群れてはいないようだが、間もなく２匹目。 ３匹目はなかなか来ない。上の人が直ぐ上流、瀬頭やや上辺り・・で、掛けている。 あの辺掛かり出した感じだ。何度か竿が曲がるのを見た。 余り引き上げられないので、付近を探り続ける。ずいぶん時間を掛けてしまったが２匹しか追加できなかった。 でも、今日も昨日と同じく錘を使って８匹釣った。 今日は昨日より暑い。時々座り込んでおなかまで浸かる。 上も人が少なくなったので瀬頭付近へ上がる。 ヘチ寄りの石横に囮を入れる。途端に飛び掛かるように掛かった。１７ｃｍ近い。 しかし、小さな流れ、１匹しかいない。 少し上流にいるのは女性釣り師。座り込んで泳がせたり引いたりしている。時々囮交換しているような・・旦那はずっと上にいるのかな？？ 今日も３時を過ぎるとなかなか釣れない。今の時間魚は何処にいるのだといつも思う。 あちこち探っては見たけど何処も釣れず４時半を過ぎたところで竿を仕舞った。 　　釣果　　１３ｃｍ～１８ｃｍ　　２０匹 　朝方が釣れない。夕方が釣れない。その時間帯にもう少し何とかできれば良いのだけれど・・どうすればいいのか分からない。 夫婦連れはまだ頑張っていた。旦那の竿はまだ曲がっていた。 夫婦で釣りが出来るなんて・・羨ましいネ。
	８月１７日　　月　　晴れ、雷雨 　午前中調子良かったのに・・
	鶴川、漁協下流。 もう、３人竿を出していた。 駐車場前で、着替えている間に３匹も釣った。 もう魚が少なく、そんなに釣れない・・と思っていたが・・ もしかしたら、今日は期待していいかな・・ 竿を伸ばして、さあ・・ところが後ろの木に引っ掛けた。 時間を掛けたが外れない。止む無く切った。 この付近引っ掛ける人は多い。無理して竿を折った人もいた。 ７時ごろ駐車場には着いたのに、竿出しは８時を過ぎた。別に朝は釣れないんだからおんなじだけど・・ このところ朝が釣れてない。今日は上流部から始めてみる。付近にアユはいる感じがする。 囮が追いかける。今までは引かざるを得なかった流れでも、水が少なくなって元気な囮なら泳ぐ。いずれは掛かると思うのでしばらく囮任せ。 でも・・掛からない。寄せてみると逆針が外れている。残念。 ほとんど砂地の中にある一つの石付近で上るスピードが変わった。少し上でキラッと輝く。 ２０分ぐらいは掛かったかな。でも、最近では早い１匹目。囮の泳ぎが良くて２匹目、３匹目も早かった。・・が、それから間が空く。
	下流に一人入ったが、場所は広い。上に上に引き上げて。ポツンポツン。 右岸側の流れを探って４匹。 必ず４、５匹は掛かる流れを探るが今日は何故か掛からない。時間を置いて２、３回探ったが１回逆針が外れて絡んだだけ。今日は掛かる場所がいつもと少し違う。 掛かるのはやっぱり上流部。入れ掛かりなどはなく、時間を置いて探れば時々掛かる。 午前中、もしかしたら２０匹・・と思ったが、失速して１５匹。でも、思ったより釣れた。相変わらず１５、６ｃｍが多かった。当たりはイマイチ。
	午後はいつものように下流の瀬。午前中探り続けていた人がいたが・・あまり釣れているようには見えなかった。 今日も錘を付けて・・瀬の頭・・今日は気配がない。しばらく探ったが掛からない。 瀬の下流・・此処も何もない。手前の方も少し上下して探って見たが何もない。 もう一度上に行って、また下にも行って・・と、ずいぶん時間を費やしたが１匹も釣れなかった。 最近の午後はこの辺で一番数を稼いだ。此処で釣れなかったら何処で釣れる？？ キラッとする背後の流れにも入れてみる。釣れない。しかも、また、木に引っ掛けた。 天井糸を切った。僕の天井糸にはつなぎ目がいくつかある。 釣れない。期待が全く持てない。上流の浅い瀬で掛けてる人がいる。時々見かける上手な人だ。 あーー釣れない。暑いし僕は川の中へ座り込む。 うまい人が下流へ移動した。下流の瀬。僕とは反対側から竿を出す。間もなく掛け始めた。座り込んだまま抜く。囮を流して１、２、３で掛ける。３匹、４匹、５匹、続く続く。 飽きれるほど釣れている。 反対側からなので僕が探っていた筋とは違うと思う。そのせいよりやっぱり腕の差だ。 何処かで雷の音がしている。遠い何処かの空のことだ。この辺は雲は薄く、青空も多い。 なんか近くにアユが来たような感触がある。そして間もなく掛かった。 ３時間ぶりの１匹だ。慎重に抜いた。同じ駆けあがりで続いた。いいぞいいぞ。 雷が少し大きくなった。でも、空はまだ高い。 同じ場所で３匹目。瀬の頭の人も・・まだ釣れている。一体あそこで何匹釣ったのだろう。 涼しい風が吹いてきた。そして雨が急に降り出した。だけど下の人も上の人も竿を出し続ける。 雨が水面を叩きつけているが、僕も同じ流れに囮を送り込む。 雷が上空に来た。これはいかん。急いで岸に戻り、竿を畳む。下流の人はさっさと竿を仕舞い帰って行った。僕は間に合わない。土砂降りの中でモタモタと竿終いしている。 カリカリと大きな音がすると・・音を聞いてからでは遅いが、竿を置いて低くなる。橋の下で休む。 駐車場に着く頃にはもう雷雨は通り過ぎ、着替えるころには青空に戻った。 ４、５人は未練がありそうな顔で川を眺めていたが・・横からはまっ茶色の水が流れ込んでいた。 　　　釣果　　　１４ｃｍ～１７ｃｍ　　１８匹 　最近になく午前中調子良かったのに・・午後釣れず残念。 でも、あのうまい人は入れ掛かり・・何連チャン？？　まだまだ魚はいるという事か・・
	８月２０日　　木　　晴れ 　ハリス切れ２回・・が勿体ない
	長良川（郡上）に行ってみたいとＹ．Ｙさんが以前から言っていた。 地域の役目が終わって、時間も出来たので・・と、Ｙ．Ｙさんが２か月前に計画を立てた。 近くなって、川の状況を聞いてみたら・・魚は小さいし、１０匹釣るのは難しいとの情報。 どうするか迷ったが・・Ｙ．Ｙさんは若いけど、僕は先が短い。これを逃したら行くチャンスはもうないのでは・・来年も釣りが出来るかどうかもわからない。 ・・と言うことで行くことに決定した。 だけど・・釣りがメインと思えないゆっくりの出発。真昼間に高速を走ることはほとんどない。半分は観光気分だ。運転は勿論Ｙ．Ｙさん。僕はゆったりと山間のきれいな景色を眺めてればいい。 １日目は支流吉田川での半日の釣り。釣れるようなら２日目も吉田川予定。 ほぼ予定通りに現地に着いた。 囮屋を探して、駐車場を探してウロウロ。とにかく初めてなので何処がどうなのか勿論分からない。 走りながら川を覗くと釣り人は結構いる。早く竿を出したい気分になる。広い道路脇に車を停めて川への降り口を探す。 なんとか下りられそうなので、釣れる釣れないにかかわらず、そこに決めた。場所は何と言う所か分からない。 ずっと下に３人。上に４、５人の釣り人が見える。
	大きい石がゴロゴロで歩きにくい。垢ぐされで石が滑る。 平瀬の中には人がいない。瀬尻か、瀬頭か、その上のトロ、その上などに居る。 瀬では釣れないのか？？ 大きい石と石の間に足を突っ込んで一歩一歩歩く。水が澄んでいるので川の中が見えるのが救いだ。 誰もやっていない瀬の中に２０ｃｍぐらいの囮を放す。流れは緩い。 石上から駆けあがり、石裏などを探り、一歩前に出てその先の筋。 石を一つ下って、左の筋。・・何の気配もない。 Ｙ．Ｙさんは石に座り込んで僕の釣りを見ている。いつもスタートが遅い。 右岸側で時々跳ねる。小さい。小さいのでもいいから釣れてほしい。 跳ねる付近でしばらく粘り、釣れず、また下る。全面が大石だらけで歩きにくい。 下流の方で、竿が曲がってる姿を見たが、全体的には釣れていない。 釣れない釣れない。川に入ってから２時間近くになる。期待感が全くない。
	上が空いたようなので瀬頭上流へ行った。瀬頭の人に声を掛けると・・昼からきて２匹。地元の人らしい。 トロっぽい場所を泳がせる。深さは、１．５メートル近い。 時々、付近にアユが居そうな気配はある。 余りにも掛からないので針周りのチェック。あー、ハリスが切られている。一体いつからだ？？　勿体ない。悔しい。ハリスは１号。そんな大きいのがいるのだろうか。跳ねていたのは大きくても１７ｃｍ程度だった。  対面でＹ．Ｙさんが釣った。写真を撮ってくれと言う。慣れていないのでモタモタと時間を掛けて写真を撮った。　・・が、もっとアップした方がよかったなあ・・
	又、ハリスを切られた。くやしい。上の人が寄ってきて、２重に巻いた方がいいという。針も、ハリスもアップして２重に巻いた。 その人としばらく釣り談義。その人、現在３匹。本流でやったり、吉田川でやったりで、車中泊しながら、今日で４日目と言う。詳しくは聞かなかったけど、いい釣りは出来てない様子だった。 もう４時が近い。ここまで来てオデコでは寂しすぎる。悲しすぎる。 水深ある絞られた間でコツ・・もしかしたらと上げてみると・・やっと１匹目。ちょっと弱弱しい１７ｃｍ。 さあ・・囮が変わった。 囮は泳ぐけど流心からヘチ寄りへ・・なんか逃げているような泳ぎだ。泳ぐ方向が良くない。囮が替わったのに次が来ない。 釣れないまま時間が過ぎ、竿終いの時間が近付いてきた。 Ｙ．Ｙさんはヘチ寄りを探って計３匹。 僕も川を渡り返す。胸近い深さのところもあるが、流れは緩く、川にも慣れた。が・・この石、よろけてついた手も滑るので危ない。・・こんな川嫌いだ。 Ｙ．Ｙさんの下でヘチ寄りを探る。しばらくするとガツンといい感触。走らないけど重い。ゆっくり石裏に寄せて抜いた。やったー・・僕にとっては今季最大の２２ｃｍ。 大きすぎると思うが、囮に使う。探る場所は小さい。石ゴロゴロなので、簡単に動けないのだ。 駆けあがりでゴツゴツッと来た。エビだ。バレそう・・バレそう・・バレた。 残念。これで今日の釣りは終わった。 　　釣果　　１７ｃｍ～２２ｃｍ　　２匹 　ハリス切れが勿体なかった。せっかく掛かったのに・・ みんな釣れてない。魚がいない。 午後からの釣果だが、近辺の４人中、２人が３匹、２人が２匹。 ずっと下流の３、４人の様子は遠いので良く分からない。 そんな状況だったが、車から見た限りでは釣り人は結構いたように思うので、場所によってはもっと釣れているのかも知れない。 車中４連泊の人に本流へ行くんだったら白鳥へ行ってみたら・・と、勧められた。明日、行ってみるかなあ・・
	８月２１日　　金　　晴れ、雷 　今日も撃沈
	今日は予定を変更して、昨日、すぐ上の人に勧められた長良川上流、白鳥を目指す。 聞いたうろ覚えの話を思い出しながら車を走らせる。白鳥と言っても広い。付近でおばさんに聞いて河川敷に下りてみる。釣り場所ではないようで誰もいない。さらに上流へ走っていたら囮屋があった。 まずは川を眺める。すぐ前は釣り場にならない長いトロがあって、上流の瀬に３人、下流の瀬に２人が見えた。 場所を探すのも面倒だし、ここでやってみることにした。川を知らないから、いつもこうやって適当に決めてしまう。色々見て回らない。 目の前の瀬頭上流でアユが群れている。大小１０匹程度いるかもしれない。向こうのちょっと浅くなった場所でも跳ねている。 しかし、このアユを狙うのは難しい。 この川も石が大きく歩きにくい。僕は上流を目指す。長いトロを超え、さらに３人を超えて、その上流へ。ずいぶん時間をかけてたどり着いた。 段が短く探りにくい。大きな石が階段状になったりして、探る場所も少ない。 開始３０分、短い駆けあがりを引いていたら、ググっと来た。短い段を二つぐらい落ちたが無事抜いた。２０ｃｍはないかな・・でも、形のいい丸々のアユ。 囮が替わったがこの段にはもうアユはいない感じがする。１か所に１匹いればいい方だ。とにかく探る場所がピンポイント。引ける場所でも２メートル引けない。 気が付くと上の方にも２人の釣り人が見える。 やっと２匹目。これもまあまあの型。１８ｃｍぐらいか。今まで小さいのばかり釣っていたから釣り味がある。 それからが掛からない。上の浅い堰堤まで引き上げたが・・アユ居ても良さそうな場所なんだが・・気配がなかった。 下の人達の掛かった姿も見てない。どこも釣れないんだなあ・・と言う感じがする。 １１時が近くなった。釣れない。下の人たちも下って・・まだ一人いるが・・何処かへ行った。 僕も下って、Ｙ．Ｙさんがいるであろう付近に行ってみると、Ｙ．Ｙさんの姿はない。釣れないので一足早い昼食かも・・ １２時には間があるので、群アユ付近に入れてみる。数メートルを行ったり来たり・・掛かりそうな動きではない。いずれ間違って接触する・・のを待つ・・そんな感じだ。 下流の瀬の一人が掛けた。あの辺、朝方も掛かっていた。 １２時が近くなり、Ｙ．Ｙさんが道路から呼んでいるので上がった。 ２人とも釣果２匹で今日もさえない。釣れないけど吉田川に戻ろうということになった。 釣れなかったけど２回もハリスを切られ悔しい思いをした。そのリベンジ・・と言う気持ちもあり、昼食後、吉田川に向かった。 ところが、川に下りて釣り再開しようとしたころ、何処かで雷の音。一瞬躊躇したが、雷はまだ遠い。 行きたい場所付近には４人もいる。釣れない平瀬は止めて下流に行ってみる。あまり下ると戻ってくるのが大変だけど・・ 下の瀬の上のたるんだ流れを探る。深いところは１メートルを超えるかな・・ぐらい。 アユが居てもいい場所なんだが・・気配を全く感じない。 ３０分近くなるのに、雷が鳴るのでＹ．Ｙさんは川には下りているが、まだ竿を出していない。 雷が遠くなったかな・・休憩していた人がすぐ下の瀬頭付近で竿を伸ばした。間もなく２匹釣った。 僕の方は釣れる気がしない。上流を見ると人が減ってきた。Ｙ．Ｙさんは竿を伸ばしている。 雷は相変わらず何処かで鳴っている。大石を跨ぎながら遠い上流へ移動。移動するだけで一仕事だ。 昨日は少しは気配があった場所、今日は雰囲気がない。追いも追われもしない。 雷のなる間隔が狭まってきた。音も少し大きくなった気がする。 下流を見るとＹ．Ｙさんが竿を畳んでいる。まだ３時を回った所なのに・・ Ｙ．Ｙさんはスタートが遅く、終わりが速い。 僕は向こうのヘチ周りも探らないと終われない。付近、もう誰もいないが、雷の中、川を渡ってヘチ寄りをひと探り。少し下って、もう少し下って・・粘ってみたが何もなかった。　諦めて竿を仕舞った。 　　　　釣果　　１８ｃｍ～１９ｃｍ　　２匹 これは午前中の釣果だ。吉田川では時間も短かったけど釣れなかった。今日も撃沈だ。 魚が少な過ぎる。釣れる場所が限られている。それを見つけるには通わないと分からない。僕レベルでは簡単には見つけられない。 明日も２時頃までやるつもりだが・・一体何処で・・検討の結果、何の情報もないが板取川へ行ってみようということになった。さてどうなるか？？ 又カメラを濡らしてしまった。電源を入れるのが怖いので、写真は撮れなかった。
	８月２２日　　土　　晴れ 　記憶に残る１日
	今日は板取川。 鵜飼観覧予定なので、午後は２時間ぐらいの釣りになる。 ナビに適当な囮屋をセットしたら峠越えで案内した。着いたところに囮屋はあったが７時からの営業？？ 釣り場からは遠そうだし・・ちょっとさえない囮屋。営業しているのかどうかも分からない。旗は立っていた。 遠く眺めると下流の橋付近に旗が立っているような・・定かではないが行ってみる。 橋すぐ上の川原に囮屋があった。すでに釣り人５人、６人。聞くとみんなツ抜けは出来る・・らしい。 此処でやろうと決めたが、峠越えして来たのでコンビニがなかった。飲み物も弁当もない。１０Ｋｍ近いコンビニに走る。 ８時過ぎ瀬頭上流付近に入る。若干減水気味と思うけど垢ぐされなどはなく水はきれい。 石も薄い茶色が多いかな・・僕にはいい雰囲気に見える。 棚になった辺りで大きくはないがアユが跳ねる。川を渡って右岸側から竿を出した方が探りやすく見えたので右岸側に渡る。 上に４人いる。橋下流にも何人かいる。
	ここも囮が大きい。どてっとして自らは動かない。仕方なく少しずつ引く。 対面下流に一人入った。そして間もなく掛けた。僕にはまだ掛からない。 １０分、２０分ぐらいは経っていたろうか・・長く感じた。流心外れの石横を引いてやっと掛かった。１７ｃｍ 掛かったばかりのアユは違う。急な流れをスルスルと上り、対面に近い流れに入る。 そして、グーンと目印が潜る。気持ちいい掛かり方。浮かせるのに時間が掛かる。１８ｃｍ。 この１８ｃｍも同じ筋を上って行く。そして間もなくガツーーン。すばらしい。今まで釣っていたアユと違うから新鮮だ。これがアユ釣りの面白さ。 ３匹続いた。 　間が空くと元気だった囮もだんだん泳がなくなる。手前の筋を引く。ちょっと大きめの石がある所、そしてちょっと黒っぽいところまで引くと・・ガツン。下流へは走らない。ほとんどは上に目印が動く。
	すぐ下でＹ．Ｙさんが掛けたようだが、血を吹いて即死。釣りたての１７ｃｍを提供した。・・それから掛かり出したらしい。 元気な大きい囮なら向こう筋に向かい、そして上る。もうちょっと・・もうちょっと・・掛かるぞ、掛かるぞ・・・そこだ！！・・ガツーン・・大きく目印が潜る。期待通りで気持ちいい。 この気持ち良さ、今季初ではないか。 同じところでは掛からない。次は少し上。掛かる場所が少しずつ上になる。 上には人がいるので、あまり上飛ばし出来ない。 一通り泳がせたら今度は手前の筋を引く。手前は１６、７ｃｍが多い。 すぐ下でＹ．Ｙさんも楽しんでいるように見える。 バタバタッと掛かっては止まり、バタバタッ掛かっては止まりしたが、なんとか午前中ツ抜けは達成した。 この場所は何処なのか知らないでやっていたけど、この橋が下橋。大会などが行われる人気エリアだという。
	午後も同じ場所。午前中よりやや上流まで探る。 朝方と同じく向こう筋で良型が続く続く。面白い、面白い。目印が小さいのか囮が浮くまで何処にいるのかよく分からない。 対面上流の人が少し下って・・邪魔になりそう・・僕が上がったせいもある。 手前を引いて、ちょっと黒っぽい石でガツン。その向こうでゴツン。手前でも大きいのが掛かるようになった。 僕が掛かっているせいか上の人が近づいてきた。探り場所が狭くなった。 見ると、Ｙ．Ｙさんが竿を畳んでいるような・・まだ時間にはなっていないけど・・と思いながら近づくと・・終わりにするみたい。 掛かっている時だったけど２０を超えたし・・未練なく（いや、未練はあったなあ・・）竿を畳んだ。 　　　釣果　　１５ｃｍ～１９ｃｍ　　２０　匹 あー・・釣れて良かったという気分。 長ーい昼休憩を取りながらもＹ．Ｙさんもツ抜けした。 今日は川も気持ちよかったし。釣りも気持ち良かったし、釣果は自慢するほどではないが・・楽しい記憶に残る日になったような気がする。Ｙ．Ｙさんのお陰だ。 今回の釣行、あまりにも釣れず、どうなる事かと思ったけど、終わり良ければ総て良し・・としよう。 　鵜飼観覧は直前まで雷雨。 雷は止んだが雨は少し残った。コロナの影響で、食べ物、飲み物はなくお客はやはり少ない。ちょっと寂しい観覧だった。
	８月２８日　　金　　曇り 　今日はまぐれ・・
	鶴川は魚が小さい。魚も少なくなった。何処か面白い釣りが出来るところ無いかな・・ 関東近辺ではいい情報がない。 日本海側へ行って天然アユを釣ってみたい。でも、遠いなあ・・そんな元気もないし・・など、このところそんなことばかり考えている。 　もう魚は少ないだろうけど・・僕の行くところは鶴川しかない。 水が減った。チャラチャラだ。解禁当初ぐらいかな？？それより少ないかな？？ いつもの下流へ向かう。途中アユが跳ね、キラキラも見える。ちょっとやって見たくなる。 歩くとチョロチョロ逃げるアユはいるが、やっぱり少なくなった。 手前の小さな石裏に入れる。この小さな石に１匹付いていたようですぐ反応した。石の横をグーーンと目印が大きく上る。開始５秒も経っていない。先日の板取川を思い出す当りだ。 １７ｃｍ強。 一発目に其処へ囮を入れる人は多分いない。水量があれば別だが・・ それがスルスルと砂地を上る。その先を小型のアユがキラキラと逃げていく。 間もなくキラリと１６ｃｍ弱を掛けた。 アユは少ないはずなのにあっちの流れ、ちょっとこっちの流れなど、あちこちで１６、７ｃｍが跳ね、目移りする。 朝早くからアユが動いている。今がチャンス・・だが、逆針リが外れただけだったりしてなかなか掛からない。 囮もうまく其処へ行かない。前に出て引き上げる。 ガツン来た。しかし、エビだ。抜くのは・・バレそうな気がする。下に回り込んですくおう。 股間に入られた。モタモタしていたら・・アユ足袋に針が絡んだ。外そうとしても外れない。掛かりアユが大事なので、鮎を外そうとしたがこれも外れない。 どうすればいいんだ。・・閃いた。足も一緒にすくえばいいんじゃないか。・・で、タモの中でゆっくり外せば・・ いい考えだ・・と、タモを構えて、足をゆっくり持ち上げる。そしてタモの中に足を突っ込もうとしたら・・あれ！！　掛かりアユはもういなかった。 ああ残念。・・この情けない恰好・・自分でもおかしくてしばらく笑ってしまった。 もっと釣れても良かったのに・・開始３０分、４匹で終わった。でも、最近は朝方掛からなかった事を思えば・・珍しい。
	その後は雰囲気がなくなってしまった。 ２人組が来た。時々出会う上手な人たちだ。 １人がすぐ下に入り、僕は上流部を探り続けるしかない。１０数メートルをゆっくり引く。何回も往復する。 時々掛かって間が空き、また掛かり出して間が空く。 型は思ったよりはいい。１７ｃｍ程度が多い。上の方で１８ｃｍ前後が掛かる。 うまい人はやはり良く釣る。もう一人は僕の上でやったり、最下流でやったり、ポツポツ掛けている。 ずっと下流へも行ったりして移動距離が大きい。
	今日は晴れだと思っていたが、雲が厚くなってきた。何処かで雷が鳴っているような不快な音が鳴り続ける。 雨が一粒二粒時々落ちてくる。いつ雷雨になってもおかしくない。 まだお昼には時間があるが、二人連れの一人が上流へ行き、それを追いかけるように すぐ下の人も上に上がった。その人１０匹は超えていると思う。 広くなったので、少し下る。数匹追加したところでお昼になった。 これまで１０数匹かな・・期待以上に釣れた。型も平均で１７ｃｍ程度、いつの間にか大きくなった・・と言う感じがする。 午後は、下の瀬の頭、いろいろ探ったが１８ｃｍ１匹。 瀬の下流で２匹しか掛からない。 瀬頭少し上付近を探り数匹釣った後、又下の瀬。この瀬中心に行ったり来たり。下で１匹、上で２匹と入れ掛かりなどはないがポツポツと掛かる。若干、午前中より型が落ちてきた。 上には人がいて上には行けない。瀬を探り続ける。 今度は同じ瀬を右岸側から探る。ガツンと良型。下流に持って行かれそうなのをちょっと強引に抜き上げる。 ヘチの方で２匹釣れたが、１匹は今日の最小、１３ｃｍ。 上が空いたので行ってみるがもう今の時間なかなか掛からない。 厚かった雲も、今は青空が見える。当然不快だった雷のような音は今はない。 ５時が近くなった。下流にはまだ釣り人がいるが、僕は弁当バッグを持って上流へ。 最後にチャラ瀬を探って見る。チャラ瀬の中ではアユがキラキラ。瀬の半分でキラキラする。いったい何匹ぐらいいるのだろう。 これを狙う。手前の筋、ヘチ寄りの筋、その中間。何処を狙うか目移りする。 手前の方から・・釣れない。中間・・釣れない。向こう筋。此処でやっと１匹。小さいと思っていたが１７ｃｍを超える。 ５時を過ぎた。まだギラギラしている。これじゃあ止められない。 だけど、掛からない。何でだ？？。目の前にいるのに掛からない。イライラしてくる。 ２０分ぐらい延長したが、１匹追加しただけ。そのうちギラギラはなくなった。 　　　釣果　　１３ｃｍ～１９ｃｍ　　　２８匹。 小さい、数ももう釣れないと思っていたけど、とんでもない。 平均１５ｃｍ程度だったのが、今日は半数が１７ｃｍを超えた。 今日は期待を大きく超えたけど・・まぐれだったと思う。何が良かったのか分からない。
	８月３１日　　月　　晴れ 　川が変わり果てた？
	Ｈ．Ｐ．によると酒匂川が釣れるようになったらしい。釣れると言ってももともと魚が少ないから知れたものだと思うけど・・そろそろ行ってみる気になった。 薮下付近まで上がって・・なんで？？・・この川。大きく変わってしまった。変わり果てたという感じがする。新十文字～旧薮下囮店付近までのはなしだが・・ 変化が少ない。一本調子の流れ。さらに上流は見ていないので分からない。釣り場所が少ないように見える。 ７時過ぎ、釣り人は全然見えなかったけど、３台４台と続けて来た。
	囮屋さんに勧められて新十文字橋すぐ上に入る。 対面右岸側に２人。何処がどうなのかさっぱり分からないので、二人の下流から探る。 流心は右岸側。目の前向こうででアユが跳ねる。１５ｃｍ程度に見える。 流心手前を引き泳がせ。囮は時々動くので付近に時々魚が来るのかも知れない。水深は深いところで腰を超えるか・・位かな。 対面の一人が最上流で掛けている。 開始３０分、やっと来た。重い重い。まず１匹目慎重に寄せて掬った。２０ｃｍ位か・・ それから又３０分。１８ｃｍ。 対面上流の人は掛けているが、すぐ前の人は掛かっていない。 上の瀬の上に一人、下流に一人。付近には５人。釣れないせいもあるが、釣り場が少ないので人が少ない。見てはいないがここから下流十文字橋までは砂地なのか？？ 人はいない。 上も波のないトロッパのような流れが長ーく続いている。 がガッと強い感触があったが・・針が抜けた。残念、残念。 下にいた人が上に来た。立ち込んで流心を狙う。そして間もなく掛け、大きく竿が曲がったがバレた。
	しばらくして対面の人が掛かった。僕にも来た・・同時に竿が大きく曲がる。対面の人と近い。もしかしたら絡んでないか・・だから重い？？ 下流に大きく引いた。大丈夫。僕の方も掛かっている。大きい大きい。慎重にすくった。 今季最大かな？？２２ｃｍあるかな？？　囮にはもったいないので両手でフネに入れる。 囮が替わらなかったせいか、その後長ーい間が空いて時間だけが過ぎていく。 移動したくても場所がない。この流れの最上流チャラ瀬に行ってみる。 川原は地が固まっていない。遊び石が多く、歩くと崩れたりして危ない。 最下流から探っていく。例年なら小さいのがキュキュ-ンと掛かりそうな場所なんだが・・ 時々いる気配は感じられるので粘る。狭い場所なので探り場所が少ない。 微かな前当たりがあってキューンと来た。下の段に落ちないように・・あまり大きくはなさそうだが浮かせるのにちょっと時間が掛かった。１７ｃｍと悪くない。 その後、気配はあるが・・多分チビだろう・・掛からない。 チャラ瀬の肩付近に行ってみる。歩くとチョロチョロ見えるはずの場所なんだが・・探って見たくなるほどはいない。 昼が近くなったので引き返す。 午後も朝方の場所に入り２時間近くはやったかな・・２０ｃｍ級だけど１匹のみ。 午前中お爺さんがやってた上の段に行ってみる。いい当たりがあったのに掛からず、ここも２時間ぐらいやったけど１５、６ｃｍを２匹。 又、チャラに行って１６ｃｍ１匹。もう終わりにするかなあ・・今夜は車中泊だし・・止めるには早すぎるなあ・・と迷いながら下ると、橋直下付近でアユが跳ねる。 探って見る。元気な囮がいればいいのだが・・ 僕の下に一人来て左岸寄りを探る。アユは跳ねるし、掛かっても良さそうなので粘った。下の人も粘っている。でも・・追加できなかった。 　　　釣果　　１６ｃｍ～２２ｃｍ　　８匹 もう少し釣り場がいろいろあれば飽きないんだけど・・何回も通えばツ抜けぐらいは出来そうな気がするが・・ この辺ちょっと見た限りでは、好きな流れは何処にある？？ 明日は場所を変えてみようかな？？ 　夜中２、３時間豪雨があり川が心配、埋けたフネが心配・・ 　　９月１日の日記はこちら