2020年　7月　鮎釣り日記
	７月２日　　木　　晴れ 　恥ずかし過ぎる
	釣りに行ったばかりだけど、今日は梅雨の合間、久しぶりのいい天気・・なので行くしかない。 鶴川。濁っている。水も多過ぎ。下流を眺めると、放水路の水はきれいに見える。 あそこなら出来るのだはないか。でも水は多く、僕のような年寄りには無理だ。 川を眺めてると、車が何台も来る。川を眺めて、葛野川か笹子川に行ってみる・・とみんな上流へ向かう。 鶴川の上流なら濁りが薄いかも・・と囮やさんに言われて行ってみる。 道が分からずウロウロしたが、言われた場所付近に着いた。やっぱり駄目。 みんなに大きく遅れて・・行ったことのない笹子川を目指す。 途中、猿橋にも寄った。薄茶色の水がごうごうと流れている。 葛野川も本流も同レベルの濁りだ。 笹子川に向かい、場所が良く分からいので適当に橋に出る。 下流に釣り人が一人見えた。釣りが出来るんだ。良かった。 竿が出せるのは分かった。後は囮屋さんは？？車を置いておける場所は？？ ひとつ下の橋に行ってみる。橋の手前で車を止めて、橋の上から川を見る。 此処から釣り人は見えない。 川を眺めに若い人が来た。もう囮は買って来たという。 この辺で釣れるのかどうか不安だったが、その人がここでやると言うから、僕もここで竿を出すことに決めた。 囮屋さんを聞いて買いに行く。 若い人は橋下流へ入った。僕は橋の上に行く。ずっと上に釣り人が見える。
	この橋、西方寺橋？？間違っているかも知れない。 竿出しは９時を過ぎた。 竿を出せるだけでも幸せを感じる・・・　ところが・・出した囮が沈まない。 流れもきついが・・何だ、この囮。すぐ上の水が巻いている付近に入れてみた。 水と一緒に中層をぐるぐる回る。沈まない。この囮、返品したい。 囮が１匹なって非常に不安。 囮２号は何とか沈んだ。でも、やっと沈んでる状態。向こう寄りを探る。探るというほどは動かせない。 この囮でも長時間は無理、何とか１匹・・早く来い。 だけど、気配は全く感じない。 上流は人が少しずつ増える。下流に１人。若い人はここからは見えない。
	何だか掛かったみたい。すぐ下の段に落ちないように溜めて、寄せて抜いた。 久しぶりの１７ｃｍ。１５ｃｍ以下ばかり釣っていたので大きく感じる。 いい囮が出来て嬉しい。 でも、続かない。場所は悪くないと思うが雰囲気がない。アユが居ない。 少し引き上げてみたり、下ろしてみたり、探る場所が少なくて飽きてくる。この流れで使い続けると囮が持たない。 背後の流れに行って、返品したかった囮を掴んでみたら元気そうだったので使う。 やっぱり沈まず手前に寄って来る。ならば・・と錘で無理やり沈める。 立ち上がる暇もなく掛かった。なんだ、この囮・・仕事をしてくれたではないか。 掛かった１７ｃｍを其処へ入れて・・とたんに下流へぶっ飛んだ。 入れ掛かりだが、竿を立てる前だったので、当たりの感触は何も感じていない。残念。 囮に余裕が出来て、その流れの流心も積極的に探る。 何処も気配を感じず、期待感が全くない。 上から下へ、下から上へ大きく移動を繰り返す人が多い。 ７、８人は見えるが、囮交換らしい姿を見たのは２、３度。みんなあまり釣れてないと思う。でも、声を掛けてきた人が６匹と言ったから、釣れていないのは僕だけかもしれない。 釣れないままお昼になった。 流れの早い場所も慣れない錘で積極的に探って見る。エビになることが多くてなかなかうまくいかない。 右から左から目いっぱいいろんな流れを探るけど囮を弱らせるだけだ。 みんなも行ったり来たり、１時期は誰も見えなくなるほど大きく移動する。 僕だけが３０メートルぐらいを行ったり来たりしたが・・移動距離は僕が一番少ない。 釣れない、釣れない。１６ｃｍから１７ｃｍの囮３匹を代わる代わる使って・・もうみんなグロッキーぎみ。 もう釣れる可能性は非常に薄い。ポコポコ釣ってる人でもいればもうちょっとやる気も出てくるが・・そんな姿は何処にもない。 ３時を回った所で、残念だが諦めた。 　　　釣果　　１６ｃｍ～１７ｃｍ　　３匹 どうでもいいヤマメが２匹釣れた。 竿を出せたからまあいいや・・と、言うわけにはいかない。たった３匹で、はずかし過ぎる。 朝出会った若い人。橋下流でまだ頑張っているようなので、そこそこは釣れているように思うが・・
	７月１２日　　日　　晴れ 　久しぶりの鶴川
	水が多いし、濁りもある・・釣りはまだ早い・・と思っていたら、Ｙ．Ｙさんが鶴川が出来るので行くという。 ならば・・と、僕も行くことにした。上野原インターを降りると、前にＹ．Ｙさんの車？？ 囮屋さんに同時に着いた。 漁協下流。駐車場はすでに賑やか・・いつもは、このぐらいの時間なら一番乗りなんだが・・ 他にできる川がないからだ。 水が多くて川が渡りにくい。白っぽい濁りもあるので川底が見えない。 Ｙ．Ｙさんは今日は弟さんと一緒。 朝飯を食べてる二人を残して、先行して川を渡った人を参考に恐る恐る川を渡る。 下流は釣り人二人。水が多いし流れが速いので右岸側の浅い場所に入る。 囮を入れて・・ちょっと動いていたが、すぐ動かなくなった。ウロウロできるような流れではないので少し引き上げたり、石横などで待ったり・・まずは囮を獲る事。 先行者はずっと手前の方で小さいのを時々掛けている。流心では使えない大きさだ。 掛からない。反応もない。時々流れのはやい場所にも入れてみる。 石裏の駆けあがりで小さいのを掛けたが団子になって外れた。 Ｙ．Ｙさん兄弟が下ってきた。 弟さんは上の浅い瀬に入り、お兄さんは左側の最下流付近に入った。 もう１時間が過ぎるというのに・・釣れない。囮も尻尾を振らなくなった。 下手をすると囮のお替りになる。車までは距離もあるし、お替りするのは大変。歩いて下って囮屋さんに行った方が早い・・が、お金がポケットに入っていない・・など、など・・心配が頭をかすめる。 囮２号を使いたくないけど使うしかない。最悪の場合はＹ．Ｙさんに囮をお願いしよう・・ 囮２号が上に向かった泳ぎ出した。３メートル近く上がって早い流れに入った。そして・・掛けた。ずっと・・３メートル・・追いかけていたみたい。 １４ｃｍ弱で短い時間しか使えないだろうけど・・もちろん使う。これをすぐ１５ｃｍが追った。 いい囮が出来てやっと一息ついた。 ちょっと積極的に探る。ガツガツ・・当たりはさえないけど下流へ持って行く。この引き、久しぶり。少し下って慎重に抜く。 １７ｃｍ。この川では初めてか？？ 囮には大きすぎると思うけどこれを引く。すると又１７ｃｍ。大きくても１５ｃｍしかいなかったこの川、釣りの出来なかった１０数日の間に大きくなったのだろう？？。
	写真ではまだ人が少ないが・・どんどん人がやって来る。いつもならほとんど誰もやらない場所にも入り、ほぼ等間隔で竿が並ぶ。 まあまあ掛かっているのは二人ぐらい。掛けたのを見たことがない人がやっと？？掛けたが・・抜き方向が大きくずれてキャッチングミス。見てる僕もため息が出る。下流にも同じミスの人が一人いた。 僕の方はハヤが掛かって大きく竿をしならせる。傍から見れば掛かっているように見るだろう・・ なかなか掛からず数が伸びない。 猿橋に行って釣れなかった弟さん・・なんとか釣らせてやりたいとＹ．Ｙさんが連れてきたが・・上流で時々囮交換しているように見える。一方Ｙ．Ｙさんは錘を使って・・根掛かりが激しい。抜くのを見たのは一度だけ・・ちょっと心配。 お昼が近い。僕は弁当を持ってきたが、Ｙ．Ｙさん達は持って来てない。午後は駐車場近くで様子をみて、早めに帰るという。 期待以上に大きかったが、数は伸びなかった。午前中１０匹程度かな？？ 　午後は、一番よく釣れていた場所付近に移った。流れがきついけど、大きいのがいないのか釣れるのは小さい。この大きさ、釣れた場所に入れるのは無理。 背後の小さな流れにきらりと見える。時々そこにも入れてみる。でも、釣れない。 午前中僕がやった付近・・良く掛かっている。魚も大きい。あそこで粘っていれば良かったかなあ・・ ここへ来て大きいのは１匹も釣れない。流心では全く掛からず、少しずつ下る。 午後も人が多い。午前中以上だ。上流は深く流れが速いので難しい。だからこの辺が混雑すると思う。 この混雑ぶり、写真に撮りたかったが・・人にカメラを向けるのをためらった。 午後は下のきつい瀬の上流部で良く掛かっていた。掛けた瞬間にプツンをして、悔しいのかその後も粘っていたが・・諦めたようで下流へ移動した。 その後、僕がその付近で錘の練習をする。重さが足りないのかうまく沈まない。 しばらくやって止めた。 ３時過ぎから人は少なくなったが、僕は全然釣れていない。今頃の時間何処で釣れるのだ？？ 流心やらヘチやら引きながら・・空の弁当バッグを持って上流へ、上流へ。 普段は水のなさそうな激チャラで小さいのを１匹。この辺丁寧に探れば小さいのが釣れそうな気がするが・・もう５時が近い。止めて竿を仕舞った。 　　　釣果　　１２ｃｍ～１８ｃｍ　　　２１匹 　１７ｃｍぐらいに見えたのは少し細いせいだ。計ってみると１８ｃｍ越えが３匹。 午前中の場所は大きいのが多かったが、午後の場所は小さく、１５ｃｍに届いていない。 今度いつできるか分からないので、明日もやろうと思って家を出たのだが・・この水の量・・囮も疲れるけど、僕も疲れる・・ので、車中泊は止めた。
	７月１５日　　水　　曇り 　久々の５連荘だったのに・・
	朝早く囮屋さんに電話を入れる。 「出来るよ」 急いで支度をして小雨の中、出発。 途中、大丈夫かな・・と思うほど降ったりして心配になって来る。 ７時半、鶴川。こちらは気にならない程度の雨、濁りもほとんどなく川底が見える。 釣り人はまだ一人。 雨が強くなるかもしれないのでカッパを来て下流へ・・ 水も高かった前回に比べれば１０ｃｍぐらい引いて・・釣りやすそうで、いい雰囲気。 右岸側から竿を出す。気配がない。近辺に魚がいない。 前回も１匹目に１時間以上掛かった。 向こう流心で良型が跳ねる。ヘチ寄りの流れでも良型が跳ねる。 流心もゆっくり引いてみる。気配は全くない。しばらくあちこち探ったが掛からない。 石裏の淀みに入れて遊ばせる。 目印がちょこっと動いて・・掛かったみたい。１４ｃｍ強。 これを入れてもウロウロしないので引く。この付近良く釣れた場所なんだが・・今の時間、近辺にアユがいない。 下がって下流を探る。前に出て向こうの流れを探る。また戻って石裏で囮を休ませる。 人が一人二人とやってきたが多くはない。 雨は止んでいる。カッパは脱ぐが、周りは暗く、釣れないし、寂しい雰囲気だ。 やっと時々掛かり出した。しかし、ペースは悪い。解禁１か月半、アユは少なっているので仕方ない。 石裏で１匹。その石上で１匹。向こうの流れで１匹・・と、数が稼げる場所がない。 前回大きいのが４、５匹掛かった流れを何回も引いてみるが今日は何もない。 対面の人、何回か釣ったのを見たが・・数は上がっていない。しかも小さい。
	１２時になり、石に座り込んでお昼にする。これまで１３か１４匹。１７ｃｍが１匹で前回より型が悪い。 今日は雨かと思っていたが・・空は暗いけど・・何とか夕方まで持ちそう。 午後も同じ場所中心。人が少ないので広く探れるが渋かった午前中よりさらに渋い。 戻ってきて石裏に入れる。何処かへ行って戻ってきて石裏に入れる・・を繰り返していると、石裏で入れ掛かった。其処へポトンと落として数秒・・キラッと小さな光。 やっとアユが来た・・と言う感じがする。３匹、４匹。近くでアユが跳ねだす。釣れるアユは小さいけど僕も興奮してくる。 久しぶりの５連荘・・だったのだが・・・バカ！！阿呆！！また同じ失敗を繰り返す。例のキャッチングミス。今日２回目だ。受けるタモの角度も悪いような気がする。 それで静かになってしまった。僅か１０分間の出来事だった。 これで今日の釣りは終わったようなもの。 最後に瀬肩付近に行って錘の練習。今日は良型２匹、チビ１匹を釣った。 帰り、いつものように浅い瀬のヘチ寄りを引いて１４ｃｍを１匹。ちょっと粘ったが追加できなかった。 　　　　釣果　　１２ｃｍ～１７ｃｍ　　　２７匹 解禁１か月半だから・・こんなものかも知れない。 雨も降らず１日出来て良かった。若い先行者は３０を超えていた。 天気予報は良く分からないが・・僕は今夜は車中泊・・降って濁りがでたら朝帰りだ。
	７月１６日　　木　　曇り、晴れ 　人が多い、放水路上下
	鶴川２日目。 昨夜は雨がしとしとと降り続いた。寒かった。 白けかかったので外へ出ると、雨は上がってる。雲が切れて空が見えてる所もありそうな・・今日は天気・・大丈夫そうだな？？ ちょっと早いが、また寝るわけにもいかないので・・コンビニへ行こうとすると・・また声を掛けられた。先日のＫＳさん。 天気は悪かったし、彼の釣り曜日ではないし・・来られているとは思っていなかった。 昨日はいい釣りが出来たらしい。魚も大きいという。 僕も大きいのを釣ってみたい。同じところばかりより、たまには違う場所でやってみたいな・・・ということで、お邪魔することにした。 漁協前はまだ誰も来てなかったが、着替え中一台入ってきた。 僕は囮を上げて、放水路下流へ向かう。 放水路下流かと思っていたら、水が多いので、放水路真横付近でやるという。 ＫＳさんお好みの場所の半分を分けてもらう形になった。邪魔をして申し訳いない。 釣れるのは流れのこちら半分。向こうは掛からない。手前ヘチ寄りは小さいのが良く掛かる。だけどまだ１時間早いよ・・すぐ下のお爺さんがアドバイスをくれる。 此処は鶴川の最下流。すぐ前が放水路だ。 囮を放すと・・石の並びに沿って斜めに向こうへ上って行く。そして間もなく掛かった。１６ｃｍ程度。 １０分か２０分かで１６、７ｃｍが３匹釣れた。調子いいではないか・・と思ったが、それからが掛からない。 囮を入れる其処には小さいアユがいそうだけど大きな鯉もいる。囮りが動くのは鯉のせいだ。追いかけるのも良く分かる。掛かったら大変・・囮を鯉から引き離す。 すぐ上も良さそうな場所なので時々引き上げるが竿が橋にぶつかって釣りにくい。囮を寄せたいときでもその場では寄せられず下まで下りて寄せる。 長い間が空いてしまった。ＫＳさんもすぐ上で苦労している。昨日ならもう１０匹ぐらいは釣れていた時間なのに・・今日はまだ２匹？？３匹？？・・ 釣れないのは僕に場所を譲ってくれたせいだ。おまけに根掛りすると流心に入って外してくれる。 こんなに面倒見てもらって本当に申し訳ない。 ＫＳさんが腰近くの流れを横切って放水路すぐ下を狙う。良い型を何匹か掛けたのに戻って来る。放水路の水は冷たくて長くは入っておられないという。
	僕は朝方寒かったので、ドライタイツを履いた。下着も着て、厚めのシャツ。昨日はこれで丁度良かった・・が、今日は気温が上がりそう。すでに暑いくらいだ。 手前で小さいのが掛かるよとお爺さんに教えてもらったけど１４ｃｍが１匹掛かっただけ・・たまに小さいのが１匹、２匹来るぐらいでしつこく狙う場所でもない。 飽きたころコツっと掛かるが続かない。 ボケッとしているとグァーンと鯉に持って行かれ我に返る。 体が温まったのか、ＫＳさんが又放水路の前を狙う。 人が後から後からやって来る。思った以上の人が上流へ行く。あまりいい釣り場でないと思える場所にも人が並ぶ。釣れているのかどうかは分からない。 ポツリポツリで飽きてくる。気温も上げって暑くなってきたし、座り込んで適当に探る。 掛かるアユは体高がなく、大きいというよりひょろひょろと長い。恰好のいいアユではない。
	午前中で何とかツ抜けはした。・・が、すぐそばの人たちは余り掛かっていると思えない。下流で立ち込んでいる元気な人たちは釣れてるらしいが・・ 今日も天気が悪いかな・・なんて思っていたがとんでもない。日も差していい天気。 一層暑くなって、体が茹だる感じだ。めまいがする。フラフラする。いつ意識がなくなってもおかしくない。帽子で水をすくってかぶる。石に座り込む。少し探ってまた座り込む。釣りに実が入らない。 普段はそんなに座り込んだりしないんだが・・食事時だけで１日１０時間立ちっぱなしでも大丈夫なんだが・・今日は座ってぼーっとしてる時間が長い。 ＫＳさん、何回も放水路下流に行く。そこで何匹か釣るけれど・・最後は石を釣って仕掛けを切って帰って来る。 流心で時々掛かり出した。大きいというより長い。ハリスを切られ、気が付かず、時間を無駄にした。雰囲気が良くなった時間帯だったのでこれは勿体ない。 少し上で錘を使っている人がこの付近では一番調子がいい。 ３時半ころだったか・・ＫＳさんが竿を仕舞った。今日はいろいろお世話になりました。ありがとう。 寂しくなったが僕はもう少し頑張る。下のおじいさんも、僕より早い時間から・・まだ頑張っている。 でも、夕方タイムもなく、１匹だけだったかな追加できたのは？？　下のおじいさんに続いて僕も竿を畳んだ。 放水路の下流の瀬ではまだ掛かっていた。 　　　　釣果　　１４ｃｍ～１９ｃｍ　　　１７匹 　久しぶりに天気に恵まれて２日間釣りが出来て良かった。 今日はＫＳさんに場所を譲ってもらって、いろいろお世話してもらったのに・・ 釣れなくて申し訳ない気分。 １９ｃｍ（釣った時は２０ｃｍあるかと思ったけど）が何尾か釣れて、引き味や抜き味だけは味わえた。 鯉も掛かったし、ニゴイも釣ったし・・竿だけは何回も大きく曲がった。 今日は釣り人が非常に多かった。初めて来たので良く分からないが、賑やかでお祭りのように見えた。 放水路の下流の瀬よりずっと下流にも人が入っているみたいで、橋上下合わせて３０人ぐらいはいたかも知れない？？
	７月２０日　　月　　晴れ、雨 　小さいがまだまだアユはいる
	今日、明日は鶴川で数狙い・・と言ってもアユは少なくなっているし・・まあ、二日間で目標５０ぐらいかな？？ 大した雨は降らなかったはずなのに前回より水が多い。 先行者が一人いた。 今年初めて来た。そして今日年券を買った・・という。まだまだ元は取れるので頑張ってほしいが・・ その人は駐車場すぐ下で竿を出している。 僕はいつもの下流へ行く。 靄っていたが少しずつ視界が開けてきた。 まずは囮を獲らなければ・・と、石裏に入れる。 居つきのアユが居れば・・と時々は、早い流れの石周りも探って見る。 駆けあがり付近で掛かったけど小さい。でも、それを静かに入れて待つ。 掛かった・・がサイズダウン。この流れでは使えない。 すぐ下のへちの小さな流れ・・囮をそっと入れる。ギューン・・１４ｃｍ強が飛びついた。 少々の流れでも使える囮が出来て、積極的に探る。 前に出て向こうの流れも探る。ポツポツと掛かり出した。 今日は人が来ない。９時になっても１０時になっても、ここには来ない。 ずっと上流に３、４人見える。 下流から上がってきた人、ちょっと顔を出したがいなくなった。この付近、５０メートル、６０メートル誰もいない。久しぶりの好天気なのになぜ釣り人が少ないんだ？？ 下流から上流へ、向こうからこちらへ・・幅広く探る。ここぞという場所がなく、入れ掛かりもないが、大きいのしか掛からないポイントが一つ。時々そこを狙う。数は出ない。 ポツポツ来て、午前中１８匹かな・・まあまあ予定通り。 日差しが強く、久しぶりに手が焼けるのが分かる。もう何回皮が剥けたか？ 手袋をした方がいいと言われているんだが・・ 目の前にアユが居る気がする。入れて待っていると・・手前斜め上でギラリと大きく光った。目印の位置とは大きく違っていたので掛かったとは思わなかった。 続けてもう一度。あー・・気持ちいい。目の前でギラーンを見るのは今年初めてだ。 掛かったアユは大きくはなかったけど、ギラリは大きかった。 何匹もはいない。２匹で終わった。その後、たまに掛かる程度で長い間が空く。 日差しが強かったが陰ってきた。そして間もなくすーっと冷たい風がひと吹き・・これは天気が崩れるな・・。 ３時が近付くと何故かいつも掛からなくなる。 追わないというより、アユが居る場所と探る場所が大きくずれているようにも思う。 下流へ行って、最近よくやる錘の練習。流心は・・ちょっと無理。少し緩めの場所。今日は良型２匹。 雨がポツリと来た。粒が大きい。そしてすぐうるさくなる。今夜は車中泊なので、夕方までやりたいのだが・・カッパを持ってきてないし止めた方が良さそうだ。 弁当バックを置いてあるところに戻り、竿を畳み始める。いや・・川底が見えるうちに先に川を渡った方がいいだろう。 川を渡って上を見ると７、８０メートル上で一人頑張っている。気が付くと雨は小降りになっている。 僕ももうちょっとやるか・・と畳みかけた竿を伸ばす。 ヘチ寄りで小型がギュギュっと掛かる。なんだ掛かるではないか・・ また雨が強くなる。空を見ると真っ黒ではなく、ちょうど上に雨雲がある。間もなくそれは切れる。僕は続ける。小さいのいいペースで掛かり３０を少し超えたかな。 さらに上流へ行って、ヘチ寄りを探る。ここも小さいのがギュっと掛かる。囮にならないようなのも掛かる。 ５時を回った。まあまあペースで掛かるのでやめられない。上の人も頑張っているので僕も続ける。 いい加減なカウントだが・・今３９匹。もう１匹、もう１匹と願いながら引いているとガツンと掛かった。当たりは良かったが１５ｃｍ弱。 予備に・・もう１匹・・探り続けたが掛からない。 上の人が竿を畳んで川を渡る姿が見える。 僕が最後になったし、雨も降り続くし・・終わりにした。 当然全身ずぶ濡れだ。
	釣果　　１２ｃｍ～１７ｃｍ　　４０匹 　人はおらず、雨も降ったりしたので写真を撮るチャンスを失った。 ならばと最後に釣果写真を撮った。・・ちょっと気に入らない写真になってしまったが何もないと寂しいので・・・載っけた。 珍しくカウントがぴったり合った。小さいのが多いけどアユはまだまだいるようだ。 雨の中で、１０数匹稼いだから・・雨が良かったのかなあ？？
	７月２１日　　火　　曇り 　今季初の気持ちいい当たり
	鶴川２日目。 昨夜は雨が降り続いた。時折、車の屋根を叩くので、ちょっと心配だった。 いつもは此処に４、５台の車があるが、昨夜は僕一人。 朝には雨は止んだ。 ５時前から車が５台も６台も放水路下流へ行く。ずいぶん早い。 僕が行く駐車場は６時にならないとゲートが開かない。 川は昨日の雨のせいで水が多い。いままでで一番多いかも知れない。若干濁りがあるが深くなければ川底は見える。 ６時半、いつもの場所でスタート。囮がいっぱいあるので積極的に探る。 最近は水が多いので背針は付けっぱなしだ。 掛からない掛からない。開始１時間が過ぎる。囮の色も変わってきた。２号に変える。 そして２号も色が変わり始めた。囮を替えるか？？ 錘を使ってみることにした。そしたら・・間もなく掛かった。だけど１４ｃｍ。 １４ｃｍにそのまま錘を使う。 釣り人が一人やってきた。対面から竿を出すのかと思ったら・・見向きもせず下流へ。 きつい瀬を狙うようだ。 １６ｃｍが掛かって錘は外す。しかし、その後小さいのを１匹釣っただけ・・ いつもはもっと釣れる時間なのに・・ 川を渡って、対面少し上に移動。ほとんど僕には実績のない場所だが、よく掛けているのも見たことがある。大きい石はない。埋まった石がわずかに顔を出している程度。 囮を入れると・・いるナ・・雰囲気はある。そして間もなく掛かった。１７ｃｍ近いいいサイズ。２匹目もすぐ来た。１６ｃｍ。入れ掛かりに近い形で数匹続く。 比較してここは型がいい。
	２人３人と人が来て・・左岸側、７人になった。 最下流のきつい瀬の人が一番竿が曲がっている。 今日は曇り空、暑くも寒くもなく、水が多すぎることを除けば、まあ気持ちいい釣り日和だ 釣れなくなって上に引き上げるが・・掛からない。 長い時間を費やして弁当を置いている右岸側に戻った。 でも、この流れで１０匹ぐらいは釣れた。 右岸側は簡単には釣れない。でも、いずれは・・ 一番掛けてるのは今でも最下流の人・・２０は超えているかも知れない。どの辺で掛かっているのだろう？？近くへ行って見てみたい。 戻ってからはいくらも追加できずお昼になった。これまで１７匹・・と思う。 石に座り込んでみんなの釣りを眺めながら弁当をひろげる。 最下流の人が竿を畳んだ。そして帰り際、あまり釣れてないすぐ上の人のタモに鮎をドサッと入れた。 何時頃だったか・・掛かり出した。 いつも狙う石裏の駆けあがりで、入れると、ビュン、入れるとビューン。大きさは１５ｃｍ程度だが掛かり方が今までと違う。面白い面白い。 この掛かり方、今年初めてだ。これを待っていた。５匹程度続き、今度はその１５ｃｍを普段ならきつすぎる流れに入れて少しずつ引き上げる。この流れ、あまり掛からないが大きいのがいる。 来たーー。下流に下って抜いた。１７ｃｍ。 同じ場所を引き上げて１メートル・・２メートル。ガツガツ・・気持ちいい当たりではないが・・寄らない。向こう上流へ引っ張る。 時間を掛けて大きく下って恐る恐る抜いた。今日の最高、多分１８ｃｍを超える。 囮には大きいが・・サイズアップを狙って（そんなに大きいのはこの川にはいないけど）、上まで引き上げるのは時間が掛かるので、タモで運ぶ。 やや下流に入れて、引き上げる。待つ。来たーーーー。 しかしサイズアップはせず１７ｃｍ。 この３匹で此処は終わった。 その後もまあまあペースで、駆けあがり付近で掛かる。 対面も入れ掛かっている。 そんな中、可哀そうな人がいる。僕が午前中やった付近の人。すぐ下２人が掛かっている中で自分は小石を釣って、寄せる途中にプツン。 仕掛けを張り替えた後も釣れない。すぐ下の人と知り合いのようで囮を貰いに行った。 だけど掛からない。対面の人と僕との間で根掛かりをして、外しに入る。持って帰ればいいのに、そのままそこで竿を出す。出した途端にまた根掛り。ため息が聞こえてくる。 見てる僕もため息が出る。僕もこんな事・・たまにあるなあ・・ 間が空くと錘を使って早い流れに入れてみる。時々掛かるので効果があるように感じる。 錘が外れてしまうことが良くある。このところ何個もなくした。挟み方が弱いのだろう。 対面の人たちはいなくなったので、川の真ん中から向こうを狙う。小さいけど入れかかる場所があった。１３ｃｍ程度でもキューンっと掛かる。何で今日はいい当たりをするのだろう。水が多いのがいいのかなあ？？ しばらくこのキューンを楽しむ。さらに上のチャラチャラ、２メートルぐらい吹っ飛ぶ。こんなところにいい型がいた・・と思ったけど、掛かってるアユは小さい。不思議不思議。 最後にいつも狙う浅いヘチ寄りの流れを探って見たが今日は釣れず・・竿を仕舞った。 流れが早かったので、もっとヘチの方が良かったかも知れない。 　　釣果　　　１１ｃｍ～１８ｃｍ　　　３８匹 今日は面白かった。４匹以上の連発が３回もあった。普通は４回なんて５日に１回もない。いや、ほとんど無いかな？ 当りも今季最高。型が小さいのでドカーーンとはいかないが、キューーンと子気味いい当たりが多かった。 これは水が多かったせいだろうか？？
	７月２７日　　月　　曇り時々雨　　数は少ないけどいい当たり
	雨ばかり続いて嫌になってしまう。家ではＵチューブで釣りばかり見ている。 あー釣りに行きたーい・・ 何処か釣りが出来るところないかなあ・・ ふと思いついたのが西大芦川。いい情報はないけれども・・あそこなら濁ったり、増水したりがほとんどない・・なので、行ってみる気になった。 現地に近づくと、その先に青空が見えてくる。まさか晴れては来ないだろうけど気分はいい。
	上から川を眺めると・・きれいな水、底まで見える。広がった場所はチャラチャラで雨の影響は全くない。・・・・が、鮎は何処だ？？　 ５、６０メートル目を凝らしてアユを探したが小魚２、３匹見ただけ。これはアユがいないナ・・心配になってきた。 囮屋へ寄って話を聞く。やはりいい話はない。ただ、昨日、地元の人が１５匹釣った・・という。 その程度釣れるんであれば遊べるのではないか・・駄目だったらずっと下って大芦川にしようと思っていたが、この付近で竿を出してみる気になった。 魚の見えなかった鹿野入り橋付近ではやる気がせず、少し下流へ走る。 場所は良く分からないが昔来たことがあるような・・うろ覚えの場所に着いた。 この辺は神舟神社下流のなるのかなあ？？ 川に入って少し歩いてみる。瀬頭上流付近の左岸側の緩い流れで小さいのがウロウロする。其処以外は１匹も見えない。 右岸側の流れの上の方でアユが跳ねた。 よし、その辺から始めるか。
	川の真ん中から竿を出す。跳ねた付近なのに雰囲気がない。気配がない。少し粘ってみたが・・駄目。 少しづつ下る。はっきりした段ではないが、５段くらい下って・・なんの手応えもない。最下流まで下ると、キラリ・・小さいのがいる感じがした。しつこく探る。・・掛からない。 元気な囮２号に替える。すると、間もなく掛かった。１４ｃｍちょっとと小さいがとりあえず釣れて一安心。 １４ｃｍでは難しい流れだが、緩めの筋を中心に探る。上の段に引き上げる、さらに上に・・ガツーン・・いい当たり。１６ｃｍ程度。最下流まで引っ張られて抜く。 いい囮が出来た。さあ、これからだ。 でも、次が来ない。上の段。そして最上流・・何もない。その上は砂が多くなる。 下からゆっくり探り直したが・・釣れない。やっぱり魚は少ない感じがする。 次は左の流れに行く。１４ｃｍを泳がせる。此処には小さいのが居て間もなく掛かった。１３ｃｍ。 車が止まってちょっとこちらを覗いた。釣り人の車かも知れない。そして下流に向かった。 １３ｃｍを入れて間もなく大きく目印が動く。大して大きくはないけどいい当たり。 朝方は青空が少しあったが、今は雨雲が所々にあって霧雨のような雨が時々降る。 珍しく泳がせ続けたが来ない。 又右岸側に行く。時間が掛かったが１６ｃｍがガツンと来た。いい感じだ。これも下流に流され少し下って抜く。 又間が空いた。 ９時半で５匹だからまあまあペースだったのに間が長い長い。左右の流れを行ったり来たりを繰り返すが釣れない。 釣り場はこの付近だけで上下に良さそうな場所はない。上は大きな淵。覗いてみたけどアユはいない。下は短いガンガン瀬のあと狭まった深い流れ。あんな所はやりたくない。 遠いけど下流へ歩いてみる。狭まった深い流れを超えると開けてきた。 釣り人が二人見える。ずっと近寄って、その人たちの上の瀬の上流部で竿を出してみる。 その辺りで約１時間を費やしたが・・全く釣れない。下の２人の釣れた姿も見なかった。 １２時が近くなったので、竿を畳んで戻る。
	午後も左右の流れを交互に探る。あまりにも釣れなくて囮の元気がない。５匹釣ったんだから囮の余裕があるはずなんだが・・ 瀬針を付けたり、さらに錘を付けたりしていると・・４時間ぶりぐらいの１匹。 これを引いていると久々のガツーン。慎重に下って抜く。今日１番のサイズ。 ややペースが良くなった。でも、同じ段では２匹掛からない。上でゆっくり引いたり待ったりして１匹、その上で同じ感じで１匹だから１匹釣るのに時間が掛かる。 間が空くと左の流れで１３ｃｍ程度を泳がせたり引いたり。上で跳ねるので引き上げるが上は全く掛からない。最下流の泳がせられる小さな平らな場所だけでたまに掛かる。小さいけどギュンと飛んでなかなか浮かない。 釣れなくなると左右の流れを行ったり来たり・・頻繁に行き来する。 遅くは川の真ん中のチャラに群れがいるような気がするが・・群れと言っても大量ではない・・多くても１０匹程度・・歩くとあっちに行ったりこっちに行ったり・・これは狙っても釣れないだろう。 ５時を大きく回って・・５時半近い。釣れるのならまだやるけど・・終わりにした。 　　　釣果　　１２ｃｍ～１７ｃｍ　　１６匹 雨も大したことなく、きれいな川で・・長すぎる間も空いたけど・・まあまあ遊べて良かった。数は少なかったけど当りがいいのが良かった。 この程度遊べるなら・・と、車中泊を決めた。
	７月２８日　　火　　曇り時々雨　　なんとかツ抜けはしたけれど
	西大芦川２日目。 昨夜は小雨が降り続いた。だけど川への影響は全ない。 昨日と同じ場所。囮はいっぱいいるので、右岸側で始める。 雰囲気がまったくなくて寂しい。しばらく探って一段上げる。また一段上げる。 最上流まで行っても気配がない。 左岸側に行く。アユを１０匹ぐらい出して、１３ｃｍぐらいの一番元気そうな囮を選ぶ。 ポイントへそっと落とし込む。目印が少し動いて掛かった気配。・・が、タモ受け寸前でポチャッと落ちた。　あー・・残念。 次は小さくキラリと見えた。これも同じくポチャッと落ちた。あー・・何でだ？？ 針が切れてないのか？？　チェックしたが大丈夫。 次も入れ掛かり・・これは小さいくて・・持ち上げたところで落っこちた。 ３連荘なのに・・３連バラシ・・こんなの初めてだ。残念・・情けなくて笑っちゃう。 多分、触った程度の掛かり方だったのだろう。 針を替え、気持ちも切り替えて囮を放す。囮も今までのようにはもう動かない。 しばらくすると大きく飛んだ。　やっと１匹目。１４ｃｍ。元気な囮が出来た。・・けど、次が来ない。 瀬の頭の傾斜の急な浅い流れに入れて小さいのを１匹。同じところを探っていると１５ｃｍがギュンと掛かった。 大きいのは此処にはいない。この元気囮を持って右の流れに行く。 右は雰囲気がない。釣れる気がしない。折角元気な囮を持ってきたのに全く釣れない。最上流部まで引いたけど掛からない。追いも追われもしない。 掛からない時は大きい元気囮に何とかしてもらおう・・と、１７ｃｍ囮に替える。 しばらくすると狙い通り？？掛かった。重くて流される。下はガンガン瀬、落ちる前に抜かないと・・落ち際だった。アユの姿は見えたけど・・あーーバレた。右の流れの１匹目だった。ため息が出る。 その後掛からなくて今日も時間だけが過ぎていく。 右の流れで釣れず、左に行っても釣れず・・昨日も釣れなかったけど・・それより悪い。 今日も小雨が時々降るし気温も上がってない。そのせいもあるだろう。 場所替えした方がいいかも知れないが他の釣り場を知らない。 午前中でやめて帰った方がいいかなあ・・いろいろと頭をよぎる。 昨日は午後の方が良かったから、それに期待するか・・ １匹追加して、結局４匹でお昼になった。
	午後もなかなか掛からず、大きい囮に頑張ってもらおうと１７ｃｍを段の最下流に入れると・・めずらしく小さいのを追いかけてる気配、斜めに上がって捕えた。 この流れにしては小さく１４ｃｍ強。掛からないだろうけどこれを使う。 流れが速いと付いて来ない。浮かせて上げる。 また大きい囮に変えて、やっと１６ｃｍを１匹。今日の最大だ。 その後釣れず左の流れに移る。 右と左を行ったり来たりしたが、今日は追いが悪い。サイズアップしたのは２回か３回か？？ その後たまに掛かって、何とかツ抜けは出来たけれど・・天気と同じく暗い気持ちの一日だった。 　　　釣果　　１２ｃｍ～１６ｃｍ　　１２匹 　昨日の釣りで、釣れ場所が少しは分かったし、今日は２０匹ぐらいは・・なんて密かには思っていたけど、こんなに追いが悪いとは思わなかった。アユそのものも非常に少ないように思う。 下流の大芦川の方が良かったかなあ・・ でも、まあ、２日間大した雨もなく釣りが出来たから・・良しとしよう。
	７月３１日　　金　　曇り晴れ　　条件悪いのに・・人が多い
	鶴川の状態はまだ良くなさそう。じゃあ・・どうするか・・ 秋川はどうなのかな？？ じっとしておられない。状況を調べることもせずドライブがてら？行ってみることにした。駄目だったら鶴川も見に行こう。 秋川は、真っ白。水量は大したことはないが濁りはきつい。昨日竿を出してみたが釣れなかったと囮屋さん。まだ何日かかかりそう。 しばらく眺めていたが・・鶴川へ向かう。 放水路ずっと下流に車が並んでいる。車を降りて覗いてみるとびっくりするぐらいの人数。数えてみると１２人。 並んでいて、上下にも前後にも動けない、退屈しそうな釣りだ。しばらく眺めていると、石裏で掛けた。囮に使いにくい大きさ。 大雨だったのか土手が崩れて放水路下流までの道が危なっかしい。道ギリギリまで川になった。もう一度大雨が降ると道がなくなりそう・・ 瀬の下流に一人立ち込んで、放水口付近にも４人。
	鶴川はまだ水が多く、白い。鶴川の最下流でやっていた人、１匹釣れたと言った。 上流へ歩いてみる。浅いところは石も見えていくらかは釣れそうな気がするが・・ やまべ釣りの人４、５人のずっと上流にアユ釣りの人、一人。眺めていると竿を曲げて下って来る。 それを見て・・よし、竿を出してみよう・・と囮屋さんへ。 漁協下の駐車場も崩れて狭くなっている。亀裂も入っていて危ない。やっぱり相当降ったようだ。 一人が竿を出していた。石裏で１匹釣れたらしい。話している間に小さいが１匹釣れた。 僕は下流へ行く。１０時ジャストの竿出し。あまりやったことはない場所だが、小さいのならいるはず・・と石裏に入れる。 間もなく掛かった。予想外の大きさ、１６ｃｍ。 これが直ぐ１４ｃｍ弱を掛けた。 また予想外の引き。慌てて止める。１７ｃｍ。 なんだなんだ・・掛かるではないか。こんな調子ならとりあえずの目標、ツ抜けは簡単に達成できそう・・？？ １７ｃｍが掛けたのは１３ｃｍ。大きいのと小さいのが交互に掛かる。 小さいのが時々跳ねて・・まだまだ掛かりそうなのに４匹で止まってしまった。 ヘチ寄りの緩い流れ中心に探って、時々少し向こうにも出してみる。向こうは背針では沈み切れない。 今日は人は来ないだろう思っていたら、一人、二人、三人とだんだん増えて来る。 対面にも、上下にも人が来て、もう移動が難しい。石裏とその上何メートりかが僕の釣り場になってしまった。。 調子いいスタートだったのに、その後はたまに掛かる程度でツ抜けはまだまだ先になりそう。
	人がさらに増えて一時期は１０人を超えた。１０時には二人きりだったのに・・ 気が付けば１２時を大きく回っている。座り込んでお昼にする。 今日は久しぶりに空の半分以上が蒼くなった。日差しが強い。 釣り場所が狭いからちょっと退屈。忘れたころゴツッと掛かる。今日は１５ｃｍを越えるのが５割、と平均大きくて釣り応えがいい。追加放流したのが掛かっているのか・・？ 錘を使ってる対面の人が一番調子良く掛けている。他の人たちは余り掛かっているようには見えない。 僕も錘を使って向こうへ出してみるが・・付近にいい石がない。掛からない。 ３時を過ぎるといつもなら人が減るが、今日はみんな遅かったので、周りの人たちに竿を畳む気配はない。 ポツポツ掛かって１８匹・・５時が近いが・・なんとかあと２匹欲しい。 下が空いた。狙いたいポイントが一つあって、其処へ下る。最後の勝負だ？？ ヘチ寄りの緩い場所。泳がせ気味に探っていると斜め下流へ逃げて行く。流されているようでもある。 流心に入ったので止めようとすると・・止まらない。・・何だ？掛かってる？？ もっと早く気が付いて溜めなければいけなかった。下流に引っ張られる。一番きつい流れに・・止められない。少し付いて下ったが、フネを引きずっているので追い付かず完全に伸されてしまった。 最後はバウンドして・・・・狙い通りに掛かったのに・・悔しすぎる。残念無念。 僕一人になったが、悔しくて・・もうちょっと粘る。でも、無駄だった。 　　　　釣果　　１２ｃｍ～１８ｃｍ　　１８匹 　最後の残念さが・・ちょっと残るが、釣りが出来て、期待していた以上に釣れて・・いう事はない。 皆んな待ちわびていたみたいで・・条件は悪いのに人が多かった。 梅雨が明けた。各地の河川が早く回復してくれればいいが・・特に酒匂川の状況が気になる。