2018年　８月　鮎釣り日記
	８月６日　月　　晴れ 　なんで興津に来たんだ
	釣りに行きたかったのにいろいろあって行けなかった。 天気が？？だけど兎に角行く。 ８月になったら酒匂川・・と思っていたんだけど、水が多いし少し乳白色らしい。 今日の予報、東京近辺は雨マークが付いており、これ以上の増水があるかも・・と迷った末、興津川に行くことにした。二日間予定。 何処でも釣れるよ？？との話で土村に向かう。 ７時、すでに一人がやっていた。川を歩くと小さいのがたくさんチョロチョロする。小さすぎる気がするが・・まあ、やってみる。 これが掛からない。最初は追いかけていたが、そのうち諦めたのか、元気がなくなったのか、あまり泳がなくなった １時間、２時間・・全く掛からない。小さいのが跳ねるし、キラッと光るし・・ でも、やっぱり小さすぎるのかも・・ 下流にいる先行者はたまに掛かっているように見える。 ずっと下流へ行ってみようと・・途中までいくと・・子供達が入ろうとしている。 そして水遊びを始めた。 諦めて途中の深場で竿を出してみる。 １５、６ｃｍが少し見えるが・・これも掛からない。しばらくやったが掛からず、上の木の葉に仕掛けをひっかけたところで此処は諦めた。 今日は興津に来て失敗か・・それとも土村に来たのが失敗か？？ また最初の場所に戻る。一人が泳がせていた。２匹大きいのが釣れたという。小さい中に大きいのもいるらしい。 少し離れて、その人の上で泳がせてみる。でも、掛かったのは小さいのが頭掛かり。 頭掛かりでなくても小さすぎて囮には難しい。 もっと上流へ行ってみる。一人いて・・釣れたのは１匹という。 この近辺・・釣れないのだ。・・と言うより小さ過ぎるのばかりで遊べる大きさのアユがいないのだ。 石の横を引き上げて、やっと１８ｃｍがガツン。囮が変わっても次が来ない。 お昼を過ぎて・・もう２時が近い。頑張っても後１匹釣れるかどうか・・ そうすると１日やって３匹？？で終わる。 遅すぎるが場所替えを決断した。まだ食べていない昼飯を食べて中河内川との出会い付近へ行く。 ４人いた。３時再開。囮ももう元気がないので大石横のちょっと弛んだ付近をウロウロさせる。 すぐ上の人はポコポコ掛けている。下の人も時々掛ける。 やっと来た。大きい。慎重に抜く。１９ｃｍ。これが向こう流れを上がって石を超えかけたところでガツガツ。 ここで間が空く。上下に人がいるので動ける範囲５メートル。 ちょっと流れの緩いところには１４、５、６ｃｍがたくさん。でも、青ノロがあって狙えない。 遅くまで粘ったがツ抜けも出来なかった。 　　　釣果　　１１ｃｍ～１９ｃｍ　　８匹 今日は撃沈だ。なんで興津に来たんだ。こんなに釣れないとは思わなかった。 明日は何処にしようか・・まあ、起きてから考えよう。 夕方遅くから雷が鳴りだした。雨は大したことはなかったが長い間ゴロゴロと鳴っていた。
	８月７日　火　　曇り 　大きいのが連発
	ぐっすり寝た。起床５時。 車を出ると。なんだこりゃ！！　濁っている。これじゃあ釣りは無理だ。 興津に来たのを後悔した。 兎に角、歯を磨いて、顔を洗って・・さあどうしよう。何処か出来る川は？？・・近辺では・・知らない。酒匂は駄目だろう。 鶴川は？？あそこは小さな川だから出来るのでは・・と電話を入れてみる。 出来ると思うけど微妙だな・・と微妙な話。 川は透明度５ｃｍか１０ｃｍか・・５時に見た時より若干薄くなったような気がするが気のせいか？？ ・・もしかすると回復は早いかも・・ お夜を沸かしてラーメンでも食べるかなと思っていたけど・・これからどうするのか行動が決まらない。 ・・ふと、そこに中河内川がある事に気が付いた。覗いてみると、濁りはない。水も少ない。 何匹かは釣れると思うけど・・そこで竿を出しながら様子を見るか・・ こんな状況で、竿を出すなんて・・笑われているような気がする。 囮を入れるとすぐ向こうへ泳いで・・間もなくキラッ。１５ｃｍ弱。 ２匹ほど掛かって間が空く。狭い川なので探る場所は僅か。アユも少なく、囮はほとんど泳がない。 本流が出来ず、この川へ来る人、一人、二人、一時期は三人。こんな状況なのに釣りに来る人、僕以外にもいる。 小さな川だが大きいのもいる。ただ数がいない。 １０時近くなり、どうやら本流が出来るようになったみたいでみんな本流へ行った。 予想したより早い回復だ。僕も遅れて移動する事にした。 パンをかじりながら眺めるともう掛かっている。
	間に入るのは狭苦しくて好きではない。みんなの上へ行って瀬頭付近を探ってみる。２０分程度やってみたが反応なし。ずーっと上に行く。 瀬尻付近を少し探ったが、ここも１０分でやめて、さらに上流。 流れが速い。背針を付けて大きい囮を使う。 間もなくガツンと来た。いい型。なかなか寄らない。手前に寄せて慎重に抜く。 囮と同じ１９ｃｍ。少し引き上げると１８ｃｍ。その上で２０ｃｍ。 竿が大きくしなる。仕掛けがちょっと心配。危ないときは寄せてすくう。 大きいのが続く。２１ｃｍぐらいはありそうだが、これも囮にする。 １０匹ぐらいは大きいのが続いた。僕は興奮しまくっている。今季一番の興奮度だ。 昨日の土村とは比較にならない。なんでこんなに違うんだ。 一段落したら逆に小ぶりになった。１６ｃｍでも、チビに感じてがっかりする。 すぐそばで高校生か大学生か・・が６、７人、泳いだり、バーべキューしたり。 一人が全裸で走り回っている。若い人たちは・・いいね。 お昼を持って来なかったが車は遠い。支流から上がった時にパンを１個食べたからそれでいいか・・ 間が空いて、今までより下流から探りなおす。１６、７ｃｍが何匹か掛かった後、また大きいのが掛かり始めた。 付近は誰もおらず、ずっと下流に一人二人見えるだけ。掛かっているかどうかは分からない。 遠いので今日は早めに終わりにするつもりだったが・・掛かっているからやめられない。 今日は暑くもなく、頻繁に後先しているが疲れもない。結局５時までやってしまった。 　　　　　釣果　　１４ｃｍ～２１ｃｍ　　３９匹 　朝方は、なんで興津なんかに来てしまったのだろうと後悔したが・・一転・・記憶に残る面白い釣りになった。型が良く、半数は１８ｃｍを超えた。 水が増えたから良かったような気がする。周りに人がいなかったのも良かったかな・・
	８月１０日　金　　曇り 　バラしが多いのは何故？
	近辺の川はみんな増水、濁り・・ アユの数は少なくなったと思うが鶴川に行く。 濁りは薄いが水量、普段の３倍か４倍か？？ いつもやる付近、流れがきつすぎる。平場の最下流付近からスタート。 靄と朝日にかすんで目印が全く見えず、囮がどこにいるのか分からない。適当に引くと・・？？　重くなった。掛かったみたい。流れが速いのでその場では抜けない。竿をしならせて手前に寄せて抜く。１８ｃｍ。 それを適当に入れて引いて５秒。手応えなく重くなって流される。下の段に落ちないように必死にためて寄せた。 胴体は太いが・・やや尻尾が短い。囮には使えると思うが、入れ掛かったばかりなので 囮を替えず・・そしたら、また５秒もしないうちに来た。 なんだなんだ。 先日、良型が続いていい想いをした興津川を思い出す。 これは止められず、下の段に流された。団子になっているみたいで心配だが、ヘチに寄せて遠くからエイヤッと抜き上げた。２０ｃｍある。 この団子で絡んだ仕掛けがほぐせずずいぶん時間が掛かった。折角入れ掛かっていたのに残念だった。 その後、しつこくその辺を探ったがそれっきりだった。 少し上流のヘチ寄りで１匹釣ったあと、ハリス切れ。悔しくて粘ったが、これが悪い癖。時間をつぶしただけだった。 瀬の中は水量があって無理。 上流部の石裏の流れがやや緩いところを探って・・ガツンではなく、これも重くなるだけ。１８ｃｍ。同じ場所で２匹目・・これは流されて、寄せる途中バレた。 少し上流の石横で待って、３匹。さらに上に上がって１６ｃｍを１匹。流れがきつく探る場所が限られる。 瀬上流部に戻って・・ちょっと動いたみたいだが・・その後の反応はない。 場所を替えようと寄せると・・針がない。何でだ。これまで鋭い当たりは一度もないのに、どうしてハリスを切られる？？ お昼が近づいたので、瀬尻に下って弁当をひろげる。そこには遅く来た地元のおじいさん。何匹か釣ったようだが、その後、根掛かりで竿先を折った。竿交換に家まで戻った。家は橋から直ぐで歩いて帰れるみたい。 上流に一人いて、近辺には、釣り人３人かな・・
	お昼を食べて、平場の最下流からスタート。釣れない釣れない。時間を掛けてやっと２匹。これは大きくない。 瀬を超えて少し上流。掛かったが抜けず、寄せきれず、連続でバラす。 何で今日はこんなにバレるんだ。付いて下って長いことモタモタしてるからだろうね・・きっと。 悔しいものだから、釣れないのにいつまでも粘ってしまう。 ２、３０メートル下流ではおじいさんが入れ掛かっている。寄せて取り込んでいる。 上流の人も小石底らしい駆けあがり付近で・・距離があるので良くは分からないが・・ 入れ掛かっている。こちらは手返しが速い。少し小さいのかも・・ 中間の僕は、そんな入れ掛かるような場所を見つけられない。 たまに掛かったのをバラし・・ハリスも切られ・・もう、心が砕けている。 珍しく、他の人より先に竿を畳んだ。 　　釣果　　１５ｃｍ～２０ｃｍ　　　１６匹 　朝方は良型３連発で、今日はいいぞ・・と思ったんだが・・ バラしが多すぎた。　どうすれば良かったんだろう？？
	８月１３日　月　　晴れ、曇り 　ひどい雷雨で退散
	鶴川なら出来るだろう・・と、今日も鶴川。 高速が少し渋滞して遅くなった。川は最近にない人の多さだ。他の川が駄目だからだ。雑魚釣りの人も５、６人いて川は賑やか。 先日と同じく、水量は多い。瀬尻下流から始めるが全く反応がない。 ヘチに追いかけて小さいのを掛けたみたいだが、団子になりバレた。それから掛からず、１匹目に１時間半ぐらい掛かった。 それからは２０分に１匹、３０分に１匹。 向こうで根掛かりした。入っていくのが怖い。流されても下流は腰ほど深さもないので大丈夫だが・・ 下から上がってきた人が、順調ですねと声を掛ける。その時丁度３０ｃｍぐらいのハスを掛けて大きく竿をしならせていた。 実際はいくつも上がっていない。 アユ釣りの人、１０人ぐらい見える。解禁当初より多い。 釣れてない人もいるし、ポツポツ掛けてる人もいる。 人が多いのと水量が多いのとで探る場所が狭い。 暑い日差しがあったのに、なんだか涼しくなってきた。天気が崩れるかも・・ １０匹も釣れないうちにお昼になった。車まで戻る。
	橋下では食べてる間に３回ぐらい竿が曲がった。 午後も上流へ行く。天気が危うくなってきた。何処かで雷の音。空を見上げると少し向こうに黒雲が広がっている。 　大きいのが掛かった。何回もバラしている。しっかり竿を立てて慎重に寄せて抜いた。 雷が近づいてた。見ると下流の人たちは竿を仕舞いはじめた。今掛かったばかりなので一探りしたい・・ 雨もポツリと来たので、仕方なく竿を仕舞う。 僕は出来るなら明日もと思ってきたのだが・・短時間で終わる雨なら・・と、未練があって一旦はフネを川に置いたが・・ 車に戻ると・・荒れ模様になってきた。こりゃあ駄目だ。急いでフネを上げる。 　　　釣果　　１６ｃｍ～２０ｃｍ　　１０匹 　 　ひどい雨風になってきた。嵐のように雨粒が舞う。視界が非常に低い。雷も真上でなる。間を置かず何回も何回も・・。稲妻が幾筋も走る。近くに間違いなく落ちている。 　僕は急いで着替えて何とか車に入ったが、さらに上流へ行っていたらしい３人組がとぼとぼと嵐の中を帰ってきた。雷様、どうにでもしてください・・そんな風に見える。 そして着替えられずに橋げたに寄り添うようにしてとりあえず嵐をしのぐ。 放水路下流でやっていた人たちも命からがら・・戻ってきた。１０人近くがまだ着替えないで橋下でたむろしていた。 高速を降りる少し前まで、稲妻が絶え間なく走っていた。
	８月２０日　月　　曇り 　今年初の酒匂川
	今日から酒匂川。いつもの年より１か月ぐらいは遅い。 台風が来るし、年券ではなく日釣りでいいんじゃない？・・と囮屋さん。 今年から年券、日釣り券とも値上がりした。 今回は３日間予定・・体力が持てばの話だが・・、これからも頑張って来る予定だから年券を買っても損はしないだろう。 十文字橋付近は大きく変わっている。薮下に行ってみる。こちらはほとんど変わっていない。 朝の気温２２度。たまに小雨が降る。水が冷たいかも知れないとドライを履く。 何処がいいか分からないが、旧囮や前付近で竿を出す。 最下流の流れの緩い付近に囮を放す。付近では小さいのが頻繁に跳ねる。 間もなくその小さいのを掛けた。付近にアユがいるのに続かない。 我慢我慢。 １時間ぐらいで５匹。まあまあサイズは１匹で、他は小さい小さい。 漁協のＨ．Ｐ．を見て、もっと大きいと思っていた。仕掛けも針も大きめ用を用意してきた。予想と大きく違った。 上の方にも時々引き上げてみるが、その辺にはまだアユがいない。上の瀬で竿を出す人がいたが多分釣れず移動した。 下流の人は時々竿を曲げる。その下の人は調子いい。その下の人もまあまあ掛けている。みんな僕よりもペースはいい。 僕の方も少し調子が出てきて１７ｃｍ程度が掛かるようになった。・・が、長くは続かない。 下の段も時々探って何匹か掛けたが思うようには釣れない。 昼近くなって、やっと上の早い流れで掛かるようになった。１８ｃｍが１匹だけで後は１５ｃｍ～１７ｃｍ。でも、早い流れで掛かると面白い。数は出ない。 間が空いたところでお昼に上がる。
	ボケた写真ですみません
	ドライを履いたので暑くてしょうがない。ウエットに履き替える。朝方パラッと来た雨も問題ない。 午後は、旧囮屋やや上流。人気があって人が並んで混んでいる。 その人たちの下流を探ってみる。ポツンポツンと１６、７ｃｍ７、８匹。 上の人は調子よく掛けている 朝方は小さすぎると思っていたが、それからみるとまあまあサイズ。いままでの他の川に比べれば小さくてもの足りないが・・ 少し下って、１８ｃｍを１匹。それを石上に置いたらすぐ小さいのを掛けた。 その小さいのがスルスルと上に上ると、石脇でガツガツと１７ｃｍ 間が空いても結構人がいて釣り場が少ない。大きく移動するのはもう面倒。 囮や前付近で粘る。この辺は８割が小さい。今夜は車中泊なので遅くまでやって竿を畳んだ。 　　　釣果　９ｃｍ～１９ｃｍ　　４３匹 　釣れたのは１匹だけだが１０ｃｍ以下も結構いるように思う。小さいがアユは多い。釣り人も多い。
	８月２１日　火　　晴れ 　Ｕさん達・・７０匹？？
	酒匂川２日目 武井囮店前にはまだ５時なのに３人来た。囮店はまだ仕舞っている。 僕は薮下に行く。６時の川にはすでに１０人ぐらい見える。 昨日と同じ場所でスタート。 １匹目が遠い遠い。全く掛からない。アユは多いのになぜ掛からない。２時間ぐらいやって３匹。どうしてだ。探りながら下ること５、６０メートル、２、３匹しか掛からない。やっと少し掛かる所があって、その付近で粘る。 下から上がってきた人、調子いいですね・・と声を掛ける。今初めて入れ掛かったところだ。その１回だけなのに・・ もう２４、５匹釣ったという。僕はその半分だ。 その人、さっき僕が探ったところに入って入れ掛かり始める。そして僕の３倍ぐらいのペースで釣りまくった。 今日は暑い。胸のチャックの金具が焼けて、それが時々胸に当たる。アッチッチ・・ 今日は、Ｕさん達が何処かに来ているはず・・お昼少し前だが早めに上がって、探しに十文字橋へ行く。 車は少ない。Ｕさん達の姿はない。それらしい車もない。 仕方なく薮下に戻ってお昼を食べる。
	並んだ車のずっと奥の方に、昼食を済ませて上流へ向かおうとするＵさん達の姿を見つけた。 昼食を中断して駆け寄って声を掛けた。１年ぶりの再会だ。 放水路側の流れでやっているという。そして、午前中の釣果はＵさん、Ｋさんとも４０匹を超え５０匹に近い。 さすが、この二人。僕はその半分にも満たない。 Ｕさんたちの竿を出した場所は遠い。 放水路側の方がアユが多いのかなあ・・ちょっと覗いてみよう・・と、向こうの流れの最下流付近へ行く。 探ってみるが・・この流れ、雰囲気が全くない。少し上に行って平場を探る。上には３人程度しか見えず、人は少ない。 向こうの方で良く跳ねるし、アユはいそうだが・・ 時々掛かるがやっぱり小さいのが多い。１６ｃｍを越えるのはたまにしか掛からない。 早い流れを探っても、流れに反比例して小さくなる気がする。長い時間頑張ったが・・期待外れで終わった。 遅くなって、旧囮や前、まあまあコンスタントに釣れて、今日一番数を稼いだ。 　　　　釣果　　１３ｃｍ～　１８ｃｍ　　４４匹 今日は小さいのが多くてあまり釣った気がせず、４０には届いてないと思っていた。 今日はＵさん達に会えて良かった。午後はどうだったのかなあ・・ いつも３時に終わりにするが・・それでも７０ぐらいは釣ったかも知れない。 午前中、僕の上で釣りまくっていた人も・・その位は釣ったかも・・ 明日はどうするか迷っていたが・・疲れもあまりないのでもう１日やることにした。
	８月２２日　水　　晴れ 　久しぶりのいい当たり
	酒匂川３日目。 酒匂で３日連続は・・もしかしたら初めてかも知れない。台風が近づいているから今しかない・・と、３日になった。 Ｕさん達がいっぱい釣ったという放水路側の様子を見に行くことにした。 上流から川を横切って放水路側を目指すが、しっかり道が付いてるわけではない。 あっちこっち草の背丈が低いところを探して進むが途中でどっちへ行けばいいか分からなくなる。ずいぶん時間が掛かって囮が心配だ。 なんとか川にたどり着いたが・・一体Ｕさん達はどの辺でやったのだろう。 さっぱりわからず、ざら瀬の最下流から探ってみる。 石裏の淀みに入れて・・まずは囮を獲って・・が僕の釣りパターン。 この辺からもうＵさんたちと釣り方が違って最初から差が付いてしまう。 今日は囮がいっぱいあるから関係ないのだが・・一つの癖だ。 間もなく小さいのを掛けた。それを跳ねのあったボサ脇へ入れて同サイズ。 続かずヘチ寄りを引き上げる。魚はそんなに多くない気がする。こんな場所をメインでやってたんではＵさん達でも６０、７０は無理だろう。メインの場所はここではないと思うが・・しばらくはこの近辺を探る。 上まで探って３匹。１８ｃｍ１匹。下って下流から探り直し。２回目は２匹、３回目は０匹で此処は終了。 アユが良く跳ねるところがあってしばらく探ったが・・時間を潰した。 二人を超えて上流へ行ってみる。 瀬の最下流。上流には二人いる。石裏の澱んだ場所で大きいのが跳ねた。そこへ囮を引き入れる。 薄ーい濁りの中にギラリと掛かったのが見えた。さっき跳ねた奴だろう。１８ｃｍ。 そこでもう１匹。これは１７ｃｍ。それを引き上げるが・・ヘチ寄りの石は色が良くない。 中段辺りまで引き上げて、ヘチ寄りではなく川の中寄りで少し掛かり始めた。１６、７ｃｍとチビではない。 間が空いたが、瀬の上流部には二人の釣り人がいてこれ以上は上がれない。その人たちはまあまあのペースで上げている。 反対側を探ったり、下流から探りなおしたりしたがいくつも釣れない。 お昼までは少し時間があるが、上の人たちが昼食に上がったようで瀬が空いている。 其処へ引き上げる。 早速ガツーンと掛かった。同じ筋を少し引き上げるとカツーーンと大きな当たり、少し下って抜き上げる１８ｃｍ。 今使ってた小さめの囮の方がいいかと、そのまま引き上げるとギューギューーンと強烈な２段引き。良くハリスが切られなかったなあ・・これがアユ釣りだ！！という感じ。 　掛かったアユは１７ｃｍ程度だったが、この当たり、今季一番ではないか？？ 囮が小さめだったから大きな手ごたえがあったと思う。 ずっとその上まで引いてみたが掛かっても良さそうなのに掛からない。 二人が戻ってきたのか、話声が聞こえたのでそれ以上はやめた。 下って僕はお昼にする。この辺、川原がないので川の中の大石に腰を下ろしておにぎりを頬張る。 瀬頭付近で３匹釣って、反対側、ガツーンといい当たりで１７ｃｍ。これを入れると１８ｃｍガツガツーンと掛かった。狭い場所なので続かない。 違う場所をやったり、反対側を探ったりして、また其処を探ると・・ボサの中からデカいのが出てきてガツンと当たった。草に絡む。一旦は外れたが、また奥に引き込まれた。 そっと入って行って手を奥まで突っ込むとまだデカいのが付いていた。２０ｃｍはあるかも・・（その時はそう思ったが１９ｃｍ） 此処は１６、７ｃｍ程度でも何故か当りが良かった。 上の瀬の下流で何匹か釣って、また少しづつ引き上げるがポツリポツリになってしまい数は伸びない。 あちこち探る元気もなくなってきた。車までは遠いし、早めに止めた。 帰りも道が良くわからず右往左往した。手前の流れに戻ってくるだけでも疲れてしまった。 　　　釣果　　１４ｃｍ～１９ｃｍ　　３８匹 　車に戻ると・・以前は良くお会いしたのに最近は全く姿を見なかった人と会った。 懐かしくてしばらく釣り談義。 今年初めての酒匂川だという。アチコチの川へ行っていい思いをしていたみたい。 　今回は３日もやったので疲れたけど、Ｕさん、Ｋさん、それに久しぶりの人と出会えてよかった。 魚は小さくて作ってきた仕掛けが無駄になった？？けど、今日は鋭い当たりが何回かあって面白かった。 　反省点もある。２日間のアユを入れた囮缶、アユの数に対して小さすぎたみたいで小さいアユの多くが死んでいた。逃がしておけばよかったなあ・・
	８月２７日　月　　晴れ 　　面白さ無し
	状態は良くないだろうけど鶴川へ行く。 囮がデカすぎ、２３ｃｍぐらいのもいる。その中の小さめを選んだが１９ｃｍ近い。 今までやった中では今日が水が一番多い。濁りはまあ何とかなるだろうレベル。 ドジなことをやってしまった。タイツとアユ足袋を忘れた。運よく？ドライタイツがあったので、今日は３４度になるというがそれを履くしかない。 フネに囮がうまく入らず、泥にまみれながらピョンピョン跳ねる。掴んでフネに入れた。 その時、丁度来た人と・・あいさつをして・・ 「あああ・・」とその人、僕の足元を指さす。 「エ、エ、エッ？」と僕は半歩後退り。 グジャ・・変な感触。アリャー・・・・二人とも悲鳴を上げる。 フネに入れ損ねた囮が１匹残っていたのだ。それを踏んずけてしまった。腸が飛び出した。アユが可哀そう・・ 何というドジ・・ この川状況を見て、その人は桂川上流へ向かった。 囮が１匹になって心細い。流れの緩いところを探して上流へ行く。 ヘチ寄りの石裏の駆け上がりから石横、その上など緩めの場所を探っていく。 何か所かの似たような場所を探るが雰囲気が全くない。
	１時間ぐらいでやめて、囮がまだ動くうちにと下流へ。 いつもは水たまりのような澱んだ場所。でも、其処は小さいのが時々跳ねていた。 今日はアユが入っているのではないか。今日は水たまりには見えない。 小さな場所だが其処へ入れてウロウロさせるしかない。囮は動いているのでアユはいる。 １０分ぐらいは経っていたか、掛かった掛かった。嬉しい嬉しい、一安心。１７ｃｍ。しばらくして１５ｃｍ。 其処には１８ｃｍもいた。 もっといるはず・・と粘ったが４匹目は掛からない。 上流へ行く。流れがきつすぎて出来る場所はいくらもない。 　釣り人は二人増えて計３人。その他、放水路下流には何人かいるようだ。 時々掛かるけど当りが良く分からない。時々サイズアップするけどみんな口掛かり。 追ってないからとチラシを使ってみるが１匹釣っただけで効果はない。 昼までに９匹。他の二人は苦戦しているように思う。 午後も上に下にを繰り返すが思うように釣れない。 今日の一番と思えるようなのが掛かったが大きな引きもないのに仕掛けが切れた。 つなぎ目めでもないのに・・どうしてこんなところで切れるんだ？？ 今日初めて使った仕掛けだった。囮が大きいので、もしかしたら大きいのが釣れるかもと仕掛けをアップしていたのに・・ 掛かりそうな場所もなく、朝方３匹釣れた小さな場所に何回も行って、しつこく狙うが、大きいのはおらず１３ｃｍが数匹だけ。 ちょっと型が良さそうなのは口にわずかに引っかかっただけで途中で落っこちる。 追わない。釣れない。 二人が竿を畳むようだ。僕は出来るなら明日もと思っていたのに・・ドライタイツでは明日もやる気は起きない。当たりも悪く、釣った気がしないのばかりで面白くない。 僕も続いて竿を畳んだ。 　　　釣果　　１３ｃｍ～１８ｃｍ　　１５匹 　数よりも当りが欲しかった。面白くなかったけど・・想定内。 囮を踏んずけて・・このドジさに悲しかったけど・・笑っちゃったね。 こんな失敗をするのは多くの釣り師の中で僕だけだろうナ。 　帰り、ひどい雷雨になった。雹も降り、風も吹きまくり、前が全く見えなくて走れない。前の車のバックライトがぼんやり見える。走っても時速５キロ。ちょっと走っては止まりちょっと走っては止まり。 水も歩道の高さを超え何処が道路なのか分からない。看板らしいものが倒れ、何かが道路を流れている。うちに着く前、５ｋｍぐらいがこういう状況だった。
	８月３１日　金　　晴れ 　疲れたけど面白かった
	酒匂川。水が多いので今日は薮下上流へ行ってみる。 すでにヘチ際に二人。　この人たちと並んでは動けないので、僕は川の中からヘチ寄りを探る。間もなく１４ｃｍ程度が掛かったが、その後が掛からない。 思ったほど魚が多くないような気もする。 ７時、放水路側へ向かうＫさんらしい姿が下流に見えた。手を振ると向こうも手を振って答えた。Ｕさんの姿は見えないので下流の何処かでスタートしたのだろう。 掛かってもいいはずの場所で掛からない。２０分、３０分に１匹ペース。上下の人も同じようなペースか、若干僕よりいいかな・・ぐらいで釣れているとは言えない。 ずいぶん時間をかけたが５匹程度。ずっと下流へ移動してここもヘチ寄りを探る。 この瀬の最下流の人、時々竿を曲げる。僕の上の人はいい場所だと思うんだけど・・釣れてないみたい。 時折風が吹き上げて竿が重い。 此処も時間ばかり費やして２、３匹。上の人が少しずつ上に行くので、僕も少しずつ上がる。 背後もアユが時々跳ねるので入れてみるが反応なし。 上の人が釣れる場所を見つけたようで調子を上げた。最下流の人も今までよりペースは上がった。僕は釣れる場所を見つけられない。 朝方の場所に戻る。あまりにも釣れないのでチラシを使ってみる。チラシ効果かどうか分からないが久しぶりの１匹。 丁度お昼になってＵさん、Ｋさんが戻ってきたので僕も上がる。 Ｋさんがビニール袋にどっさりアユを持っている。Ｕさんは朝方入った場所がイマイチだったらしく、どっさり・・と言うわけにはいかなかった。 僕のこれまでの釣果はＫさんの１／４。 　僕は弁当を持って来ていたので、ここで寂しく弁当を広げる。 先に昼食が終わったＫさんが来たので・・足手まといに思ったが付いて行ってみることにした。 ポイントをあっちこっち教えてくれる。その一つでやってみようと仕掛けの準備。 もたもたしていると少し上流で竿を出したＫさん・・もう竿が曲がった。そして、もう１匹。 遅れて竿を出した僕にも来た。少し粘ったがここで５匹。 どんどん上に上がったＫさん、遅れて僕も上がる。どこがいいか分からない。川の真ん中から左右を探ってポツリポツリ。 瀬頭上流からさらに上まで探っているＫさん、入れ掛かりではないがポツポツ掛けている。 僕は川の真ん中でぐちゃぐちゃになった仕掛けをほぐすのに時間をかけている。仕掛けをフネに絡ませて切り、張りなおす。 強風のなかだから大変だ。川が狭いせいか、こちらの方が風が強く感じる。 時合いが来たのか、足元に入れた途端に掛かったりするようになった。 下ってきたＫさん、ヘチ際で掛け、背後で掛け、ペースを上げている。僕はその上でＫさんの探り方を真似してみる。お陰で僕も少しペースが上がってきた。 ３時が近づき、Ｋさんとはお別れ。Ｕさんはずっと下流で見え隠れしていたが、ここまでは来なかった。 それからも１時間強頑張って４、５匹は釣ったけど・・水が多いし、風も強いし体力の消耗が激しい。 特に上流に向かうのがきつい。何回も上に下にが出来ない。 まあまあの調子で釣れたし、車までは遠いので早めに終わりにした。 　　 　　　　釣果　１４ｃｍ～１８ｃｍ　　３１匹 　午前中の場所は・・もっと釣れてもいいのに釣れなかった。 午後はＫさんのお陰で・・水が多く、風もあって疲れたけど面白かった。