2016年　5月　鮎釣り日記
	５月２５日　水　　曇り 　誰も釣れない・・興津川
	いよいよ鮎釣りがスタートした。 Ｔ．Ｋさんと興津川に向かう。 人が少ない方がいいと何ヵ所かを眺めながら上流へ車を走らせる。 ・・とりあえず茂野島橋でやって見る事にした。 砂地で石らしい石はない橋上流。 Ｔ．Ｋさんは橋すぐ上流。僕はその５０メートル上流。 小針を折角巻いたのにそのケースを忘れて来た。ポケットには去年の残りそのまま・・ 小さいのがいるらしく囮は良く泳ぐ。手前の超浅を上って僅かに波がある場所でコツッと１匹目。小さいが慎重に抜いた。１３ｃｍは超えるがちょっとスリムで小さく感じる。 これを放すと、上流には向かわず、下流へ・・小さいのを追いかけている感じがする。 若干止め気味に付いて下るとククッと掛けた。やはり囮より１ｃｍ小さい。 これをしばらく使うが掛からない。養殖囮に戻すが泳ぎが悪くなった。 釣れなかったようでＴ．Ｋさんが僕を越えて上流へ行った。僕は逆に少しづつ下る。 橋下流に釣り人二人。はるか上流に一人見えるが釣り人は少ない。 東京を出る時は風があって心配したが、こちらは穏やかで気持ちいい。橋下ではツバメが巣作り中？？子育て中？？何匹も飛び交っている。 釣れない、釣れない。大きいのが居る気配がない。 長い間が空いて掛かったのはまた１３ｃｍ。手前を小さいのが上っているようで頻繁に跳ねるが、ここをしつこく探っても掛からない。 Ｔ．Ｋさんが下って来た。場所替えしようと言う。９時だ。 高瀬へ移動。こちらは車十数台。人は駐車場前やそれより下流に集中している。 僕は誰もいない上流へ向かう。ごろごろの石の上を歩いてちょっと捻挫した。もう一方の足は何故かふくらはぎが軽く引きつっている。両足をかばいながらノコノコと上流へ向かう。
	小さいのが跳ねる向こうラインを泳がせる。掛かってもいい泳ぎなのだが逃げ足が早いのだろう。追い掛け切れない。 一度すっ飛ぶような動きを有ったが逆針も外れなかった。 小さな波際でチビが掛かったが団子になり外れた。 それからは掛からない。雰囲気もなくなった。
	Ｔ．Ｋさんはもう昼飯を食っているよう。僕はジャスト１２時まで粘ったが釣れなっかった。すぐ上に入った人も１匹も釣れてない。 午後一番、駐車場すぐ上で囮を放すと小さいのを追いかけて４．５メートル上ったところで掛けた。 しばらくして初めてアユらしい１６ｃｍ。いい囮に替わったがすぐには掛からない。 どんどん上って上の人の邪魔になりそう。 釣れてもいいと思うのだがそれからは１３ｃｍを２匹だけ。 下流へ行ったＴ．Ｋさんがしょんぼりと上って来る姿が見えた。あんな姿見たくない。 ２時を過ぎるともう着替えて、僕が止めるのを待っている。 しばらく粘ったが追加できず竿を畳んだ。 　　　釣果　　１２ｃｍ〜１６ｃｍ　　７匹 今日は誰も釣れてない。釣ったのを見たのは２回だけ。付近ではツ抜けした人はいないのではないだろうか。 　Ｔ．Ｋさんが靴を車の屋根に置いたまま走ってしまって靴が無い。はだしで茂野島橋まで探しに行った。片方は車を置いたところにあった。もう片方は橋を渡った付近で見たよと上がって来た釣り人が教えてくれた。 その人、先日は２０数匹釣れたのに、今日は全く駄目だったそうだ。 今日は駄目だったが、そんなに気持は沈んでない。 朝早かったので眠い。運転するＴ．Ｋさんには申し訳ないが隣でうつらうつら・・ 明るいうちに家へ着いてしまった。 　次は酒匂川か・・桂川か・・