2016年　8月　鮎釣り日記
	８月１日　月　　曇り、晴れ 　久しぶりの富山
	久しぶりの富山釣行。 Ｔ．Ｋさんと３日間予定だがどうなるか・・ 深夜走って川には６時過ぎに着いた。 川は僕のイメージとは違ったが・・平らな浅い流れの最下流でスタート。泳がせるには流れが少し強いので少しべた竿。 時々、感触があるが、すぐには掛からない。開始１０分、ギュッと１７ｃｍ。１４、５ｃｍが多いのではと思ったが・・ ヘチに向かって泳いで１５ｃｍを掛けた・・が、続かない。 上の上の段に行ったＴ．Ｋさん・・釣れてるかどうか？？ もう１匹１５ｃｍを釣ったところで、それを持って少し上に移動。 さっき釣った奴を引っ張り出すと・・なんだハヤではないか・・バカだねえ ポツリ、ポツリとは掛かるが・・期待したほどはペースが上がらない。 上の方で５匹ほど釣ってこの流れに来たＴ．Ｋさん。一番平らな場所を泳がせてポンポン釣り始めた。。掛けるたびに「おー」とか「あー」とか・・声を上げる。 調子が上がって来たな。ぼくの所へもそのうち・・などと思っていたが、僕が１．２匹釣る間に恐らく１０匹以上。　僕は逃げるように場所を変えた。 下ってトロッパ。小さいのをヘチへ追いかけるがこれが掛からない。其処から石の並んだ上に引き上げる。いつまでもやっておられない早い流れだ。ゴツンと１７ｃｍ。次は１８ｃｍ。トロまで下って抜く。この早い流れに大きいのが居る。 ほぼ同じ場所で良型が続く。間が空くとさらに上に引き上げる。ガツーンと１８ｃｍ。さらに大石裏まで引き上げて１７ｃｍ。
	抜こうとしているアユにトンビが近づいた。やめてくれー・・抜きかけたアユを水中へ戻す。トンビは飛び去った。 短い時間に良型が１０匹ぐらい釣れた。 大石上の流れも探って見るが掛らない。また下って、トロを泳がせ、その上を引く。 少し離れたのでＴ．Ｋさん、掛け続けているかどうか分からない。 その後、たまに掛かる程度になって、数は伸びない。
	釣れなくなったのか、まだ１１時過ぎなのにＴ．Ｋさんが昼食に呼ぶ。Ｔ．Ｋさんは朝飯抜きだから、お昼が早過ぎるのだ。 これまで、二人とも２０匹は越えたかどうかぐらいかな・・ 上流のほうに二人、左の流れに二人の釣り人が見えた。最下流の一人が良く掛けている。 午後も二人ともほぼ同じ場所。調子は上がらない。たまに掛かっても午前中と違って小さい。 手前を小さいのがキラキラしながら上っていく。まだキュキューと掛かるような大きさではない。１匹掛かったが囮には難しい。 今まで雰囲気の薄かったＴ．Ｋさんの上で少し掛かるようになった。少しづつペースが上がる。１５ｃｍ程度が多い。この辺で一番大きい石横まで引くとガツーンと今日一番の当たりで１７ｃｍ。ちょっと間をおいて再度探ると１８ｃｍ。 大きいのが大きい石に付いている。 その上の急な瀬は何回か探ったが・・この中にはアユがいない感じがする。 間が空いたので、その上の瀬肩から上の瀬尻まで探って見たが釣れなかった。 また大きくトロッパまで下る。付近で大きいのが跳ねるが、砂地が多くて大きな石が数個程度しかない場所。なかなか掛からない。 跳ねているトロッパ再下流まで下って見たが釣れない。 見るとＴ．Ｋさんはすでに竿を畳んでいる。いつもの終わる時間にはまだなっていないが、深夜運転だったのでやむおえない。釣れないし、僕も竿を畳んだ。。 　　　　釣果　　１１ｃｍ〜１８ｃｍ　　４２匹 　３７、８匹ぐらいかな・・と思っていたら４０を越えていた。上出来だ。 午前中は魚が大きくて面白かった。ハリスを切られそうなは当たりはなかったが十分楽しめた。でも、以前来た時より魚は少なく感じたが・・まだ育っていない小さいのが多いのかも知れない。
	８月２日　火　　曇り、雨 　雨には勝てない
	富山、２日目。 心配していた雨が今朝方降ったらしい。車の上に置いて乾かそうとしていた、タイツや靴、もちろんびしょびしょで靴の中には水がたまっている。 今日の予定は昨日の川の支流。８時過ぎ・・行ってみると心配したように・・やっぱり茶色。仕方なく上流へ・・勿論茶色。本流の上流は濁りはなさそうだがこちらは水が少な過ぎ。 そこで地元のお爺さんがヤマメを釣っていた。見ている間に２０ｃｍ越えるようなのが１匹釣れた。ここまではアユが上って来ないという。上から見ていても魚の姿はない。 アユは水量の多い支流の方へ上るのだろう。 ウロウロして昨日の場所へ着いた。浅い場所でも底は見えない。ヘチ際のさらに浅い場所でやっと石が見える。雨が上がってから６、７時間以上になる。少しずつ澄んでくるかも知れない・・淡い期待をしてみるのだが・・ 横から用水路が流れており、それが右岸寄り１／５程度、濁りを薄めている。 あそこで少しは釣れるのでは・・駄目もとで竿を出してみる決意をした。 ゆっくりしましょうというＴ．Ｋさんを置いて川に出る。 小さいのがいると思われるヘチ際を探る。 ゆっくり・・と言っていたのにすぐＴ．Ｋさんも川に入った。間もなく「おーっ」 と声を上げる。続いて２匹目。 僕にも来た。ちょっと小さ過ぎ。それからが来ない。昨日大きいのが良く釣れた付近、さらに流れが激しくなったが入れてみる。濁りも強くて・・やっぱり無理そう・・ Ｔ．Ｋさん、ゴミが引っかかってどうにもならない。別の川へ行ってみよう・・と言う事になった。 お昼近く、その川に着くと濁りが薄い。アユは見えないがやって見る事にした。 橋の下でお昼を食べて、川に入ろうとすると雨がポツリ。なんだ・・また雨か・・ それでも草をかき分けて川に入る。９メートルでは長すぎる小さな川。 間もなくＴ．Ｋさんが下流で掛けた。アユは居る。少しは期待が持てる。 囮は動いている。でもなかなか掛からない。上に引き上げて石を越えた時、ギューンと下流に２メートル近く走った。いい型だ。慎重に抜くと１８ｃｍ。これが間もなく緩い場所に追いかけて１５ｃｍを掛けた。 これを緩い場所に入れるが次が来ない。雨は段々強くなっていく。流れもきつくなってきた。上に引き上げづらいので、石上に釣るしこむ・・とその下に大きいのが居たみたい。Ｖ時型に向こうへ行って、すぐぐーんと下流へ走った。 下の段へ落ちないように、必死で溜める。落ち着いた所で少しづつ緩い場所まで引き上げる。２０ｃｍ近い。 狭い場所なのでもう大きいのは居ないかもしれないが囮にして引いてみる。小さいのと違ってついてくる。 雨はさらに強くなる。水量が上がると帰って来るのが大変になるとＴ．Ｋさんが竿を畳んで戻ってきた。 水量が上がっただけではなく。濁りもどんどん強くなる。川に入ってから１時間も経っていないが・・この土砂降りは危険。急いで竿を畳む。 ２時過ぎには宿に戻り、風呂に入って、夕飯近くまで昼寝をした。 　　　釣果　１３ｃｍ〜１９ｃｍ　　４匹 　夕食を残さず食べて、食べ過ぎた。胃が痛くて夜中に起こされる。胃が痛いのは良くあるが、経験した事のない痛さ。汗をかきながら、履きだそうと指をのど奥に突っ込む。履けない。トイレにも行って踏ん張る。上からも下からも出ない。 ３０分ぐらいそんな事をやって、布団の中で３０分ぐらい苦しんでいたら・・ある時、突然痛みがすーっと引いた。良かったー 気がつくと、音はしないが、何処かで雷が光っている。 ３日目の朝・・起きてみると少し降ったみたい。このぐらいならもしかしたら出来るかも・・と期待してたのに・・朝飯が終わったころから降り出し、見る間に土砂降りになった。これで今日は諦めだ。 富山に行って、３日出来たのは過去１回だけかな・・富山釣行は難しい。 １日だけでも楽しめたから・・まあ、良しとしよう。
	８月５日　金　　晴れ 　水が熱い
	酒匂川、藪下。 弁当を持って上流へ行く。歩くとチョロチョロするアユが少しは大きくなったような気がする。場所によって１３ｃｍ以上とそれ以下とに分かれている。以下の方は釣りの対象にはならない。 なかなか１匹目が掛からない。石裏でやっと掛けたが１４ｃｍ。次も遠い。３０分以上。 監視員さんが来れれた時、丁度小さい４匹目を掛けた。大きいのが掛からない・・こんなのばかりとその１４ｃｍ弱を見せる。 小さい囮でも大きいのが掛かりますよ・・と監視員さん。 だけど・・今日は追いが非常に悪い。サイズアップしない。きっと次もこれより小さいですよ・・と僕。 頑張ってください・・と監視員さんが去られた直後、それを上らせると１６ｃｍ強が追った。なんだ追うではないか・・次もすぐ追った。いきなり１８ｃｍにサイズアップした。　しかし、そこまで・・ この流れ、４、５人見えるが人は少ない。遠いので良く分からないが余り掛かっているようには見えない。 ポツリポツリでペースはあがらない。掛かるアユも１８ｃｍが１匹だけで１５、６ｃｍが多い。 ギラリとした。今のは掛かったのでは・・その後の動きが無い。ハリスが切られている。勿体ない。 口掛かりが多く、１／３はポチャッと落ちる。落ちるのが多いのは抜き方に問題があるのかも知れない。 お昼になろうとする頃、瀬肩付近で掛かりだした。１４、５ｃｍと小さいが、掛かってきらりと光る。 一段落したので少し遅いお昼にする。 階段が熱くて座っておられない。立ってお弁当を食べる。 上流にお昼を食べてる人一人。他には上流も下流も誰も見えない。見えるのは放水路側の人だけだ。 さあ、午後の部開始と囮を出すが・・元気がない。ひっくり返ったのが何匹もいる。水が暖か過ぎるのだ。 釣れない。囮の元気もイマイチ。　このままじゃあ・・みんな死んでしまうかも・・ 放水路側の流れに行く事にした。上流は放水路側までは距離がある。囮が心配。 何処がいいか検討がつかない。アユも見えないし跳ねもない。瀬尻下流の川の真ん中から両ヘチ寄りを探って見る。時々アユが居る気配はする。 この辺、釣り人は、上の瀬頭上流に一人、下の瀬尻下流へ一人、ずっと下流に一人と思ったより少ない。 ５匹掛かったが３匹落ちて、上げたのは２匹だけ。みんな１５ｃｍ以下。 この辺、アユは薄いように感じる。 冷たい水に触れて少しは元気が戻ったか・・暖かい流れに再度行く。 ポツリポツリとだが４匹。下流の大石上で待って、小さいのを４匹追加し終了した。 　　　釣果　１１ｃｍ〜１８ｃｍ　　２５匹 小さいのを狙ったわけではないのに今日は全体に小さかった。１７ｃｍ以上は５、６匹。 とにかく水が熱い。半分は死んだ。水が少ない。一雨、ふた雨欲しい。
	８月８日　月　　曇り 　釣れない時間が長い
	酒匂川、藪下。 今日も上流へ行く。歩くとチョロチョロしていたアユが今日は非常に少ない。 水が少なくなって場所を変えたのか？？ このところ１匹目が遅い。水が暖かくならないならないうちに早めの１匹を目指す。 しばらく泳がせるが・・泳いでくれない。引き上げて緩めの流れを探る。 囮を弱らせたくなくて積極的にはさぐらない。掛かるのは岩にくっ付いている黒いあの魚だけ。 一時間、まだ弱り切ったわけではないが囮を変える。それでも状況は変わらない。 ２時間近くやって１匹も掛けられない。 囮が使えるうちに・・と放水路側の流れに行く。 場所を探しながら、新しい水に少しなじませる。 囮をフネから引っ張り出そうとすると・・逃げ回ってつかめない。フネに出しても暴れ回って、これまでの動きと全然違う。冷たい水を喜んでいる？？のかも知れない。 でも、すぐには掛からない。この辺、アユは少ないかも知れないが近くに良い場所もない。
	いきなり竿がぐーんと曲がった。慌てて溜めながら下る。１７ｃｍ強。 少しウロウロして、ガツーンと下流へ２メートル。１８ｃｍを越えた。 みんな同じように大きく鋭い当たり。これは大きいと思っても１７ｃｍ程度だったりする。 すべてのアユが走る。元気いっぱいに走る。この流れのアユはみんなこんなに勢いがあるのか。 今日だけの事なのか・・今だけの事なのか？？
	１０匹近く良型が続き静かになったのでお昼にした。 午後も同じ場所。付近に大きいのが居なくなった。移動するには大きく動かなければならず面倒。 右側に小さいのがいるような気がするが・・ ２時間近くやって小さいのが１匹だけ・・ 囮に余裕が出来たし・・左の流れに行ってみる。誰もいない。 積極的に探って見るが掛からない。 このまま１０匹程度で終わってしまうのか・・どんどん時間が無くなっていく。 アユが跳ね出した。あっちでもこっちでも・・ 追っている。サイズアップする。１８ｃｍが掛かる。時間になったが、少し時間延長した。 　　　釣果　　１１ｃｍ〜１８ｃｍ　　１８匹 釣れない時間が長くて・・２０位は釣りたかったが・・ 今日は午前中の勢いのある当たり・・これだけが収穫だ。 明日もやっていくか迷ったが・・あの当たり、もう一度味わいたい。
	８月９日　火　　晴れ 　入れかかっている人は居るが・・
	酒匂川、藪下　 水が暖かくならないうちなら釣れるのではないか・・と、いつも思ってしまう。 アユの跳ねた石裏に入れて泳がせる。小さいのがいる場所なんだが追いかけ回さない。 我慢出来ず、場所を変える。上に行って浅場を探る。１４ｃｍ以下を２匹。 続かず、上に行く。 上には釣り人３人。下流は誰も見えない。この人達も午後は止めるか、何処かに行くかして、きっとこの流れ、誰もいなくなる。 上の人は時々掛けているように見える。 瀬尻を探って、その上も探って見るが全く掛からない。 止めて、放水路側の流れに行く。 アユのいる気配が薄い。昨日掛かった時間に比べると大分早い。 そのうち掛かりだす・・と、思っていたがいつまで経っても掛からない。 上の人が調子良く掛けている。昨日もあそこは良く掛かっていた。下流はガンガン瀬だが、其処を攻めてる人もいる。僕にはかなわない場所だ。しばらく感心して眺める。 昨日良く掛かった左は１５ｃｍ程度が２匹、大きいのは右側で掛かった。・・が１匹だけ。 行く場所もなく、釣れないのに其処で時間を潰した。 昼が近くなり、ガンガン瀬を恐る恐る下った。 午後は何人かいる広がった場所でやって見る。掛からない。周りも掛かっているように見えない。 石の間でやっと１匹、１７ｃｍ弱が掛かったが、回りも釣れておらず、５本も釣れれば万々歳の雰囲気だ。 ずっと下って狭い早い流れ、流芯外れでキュキュッと１４ｃｍ。続いて１５ｃｍが入れかかる。その後、数匹掛かったが、ここはみんな１５ｃｍ以下と小さい。 荒い流れの石裏に入れた途端、ガツンと１７ｃｍ。それを沈めた途端１６ｃｍ。下りながら何箇所か入れてみたがそれだけ・・ 上に行って別な流れ、２匹程度で続かない。 瀬下流で入れかかっている人が居る。ポンポン抜いているから大きくないかもしれないが、ハイペースで上げている。あんな調子だと４０、５０？？ この辺、粘れば掛かるかもしれないが、もう時間だ。入れかかっている人を眺めながら竿を畳んだ。 　　　　釣果　　１０ｃｍ〜１８ｃｍ　　１９匹 　午前中が悪すぎた。鋭い当たりを期待したが何もなかった。 家に帰ったら、小さいねえ・・と女房。すみません、今度は大きいのを釣ってきます。　自信は全くないが・・
	８月１２日　金　　曇り 　もう少しは釣りたいんだけど・・
	酒匂川、藪下。 珍しく、川にはもう釣り人の姿。車中泊した人達のようだ。 急いで場所取りに向かう地元の人もいる。 隣の車の人、左の流れの上流へ行った。 僕は今日は朝から向こうの流れに行ってみる。 先日、良く掛けてた人が居たけど・・この辺かな・・でも、流れがきついな。 でも、やって見る。緩い場所は向こうヘチ際の最下流だけ。そこは小さめのアユが時々跳ねる。 まずは其処へ入れて、時々手前の早い場所に入れてみる。釣れそうな気はしない。 こんなところで釣っていたのかなあ・・ １５、６ｃｍが跳ねた。下の段を越えて来たアユだろう。その辺に入れてみた。 掛かった掛かった。囮が変わったので少し積極的に探って見る。１５ｃｍが掛かり、しばらくして１４ｃｍ。 小さくてこの流れは持たない。背針を使う。
	その後、掛からなくて、下の段の大石周りを探って見る。荒い流れなので短時間で次の石。 するとドカン・・と２０ｃｍ近いのが掛かる。大きな石が三つ四つ。これを探り終えると上に上がる。 ７匹かな・・掛かったけど１匹以外は１５ｃｍ以下ばかり。それでも続いてくれるならいいけど、釣れず、背針を付けていても浮いてくる。背中の色も変わってシマ模様になっていく。
	段下に緩い場所がある。小さいのが、時々は１６ｃｍ程度が跳ねている。 そこで泳がせてみる。 今日は涼しいというか・・水に入っていると寒いくらいだ。 これでは、暖かい流れの方が良かったかも知れない。 間もなく１５ｃｍ程度が掛かる。これが盛んに泳ぐ、追われているのか、追っているのか・・そして掛かった。大きい。これは囮には？？ 囮を変えずそのまま。また逃げ回っているのか・・掛かった。１８ｃｍ近い。大きいが囮にすると・・サイズアップして１９ｃｍ。 こんなところに大きいのが何匹もいる。 間が空いたので、少し遅いお昼にした。 午後もこのきつい流れは掛からない。すぐ上のさらに急な流れに居た人、たまに掛けていた。錘を使っている人もいる。 僕にはさっぱり掛からず、数十メートル下ってざら瀬。１８ｃｍがゴツンと来たが、アユは薄い感じ。１６ｃｍを１匹追加しただけで、上に上がった。 段の落ち際でグアーーンと大きそうなのが掛かったみたいだけど外れた。 それきり大きいのも小さいのも掛からない。今まで掛かった緩い場所や、大石周りなど何回も行き来したけど追加できない。 暖かい流れに行ってみるかな・・時間はもう遅いけど、最後にちょっと覗いてみよう。 午後は誰も見えないこの流れ、遅いこの時間でも５人見える。 ３匹掛かったのに１匹しか上げられなかった。 　　　釣果　　１４ｃｍ〜１９ｃｍ　１６匹 　もう少しは釣りたいんだけど・・僕のレベルではこんなものか。 今日は１９ｃｍ越えが３匹・・最近では大きいのが揃った方だ。 これは何処で釣ったの？？と女房。先日は小さいのが多かったので、違う川に行ったと思ったらしい。
	８月１５日　月　　雨、曇り 　あの人、プロ？？
	酒匂川、藪下。 今日は空が低い。朝から弱い霧雨。雨が降るかもしれない。 車から離れず、旧囮屋下流付近で竿を出す。 開始１０分、キラリと弱く光り、１５ｃｍ弱を掛けた。これを泳がせ続けても次がなかなか掛からない。上の流れに釣るしこむ。飛び跳ねるように同サイズが掛かった。これを同じ場所に入れて少しずつ引き上げる。掛かってもいいのだが・・ 少し大きい石が並んだ場所を引き上げると・・いた。大きく下流へ引っ張る。慎重に抜くと１９ｃｍ。次が来ない。 小さい囮に替えてさっきの場所まで引き上げると・・又ガツンと１８ｃｍ。小さな場所なのに大きいのがいる。 これでやっぱり次が来ず、小さい囮に替えて大きいのを釣る。そんな事が続いて２匹の小さい囮が弱って来た。 下の段に入った人、泳がせ続けて良く掛ける。見ていると手前を泳がせ、向こうを泳がせ、広く探っている。 雨が強くなった。急いでカッパを着に車に戻る。こんな天気でも木村囮店前付近やそれより下流には結構釣り人はいるようだ。 釣れなくなったが、下の人はポツポツ掛けている。 しばらくして、その人は間が空いたのか向こうの流れへ行った。僕も何処かへ移動した方がいいのだろうが・・その流れを少し大きく上下するぐらい。 １１時過ぎ、僕も向こうの流れに行ってみる。何処がいいか分からない。下流からフネを引きづり、みんなの釣りを眺めて、上流へ、そして上流へ。 結局竿をは出さず、お昼も近いし、飯にするか・・戻ると、丁度僕の下で良く釣っていた人、魚を入れ替えていた。大きいのが随分いる。数も２５、６匹か・・すごい。 僕は１０匹を越えたかどうかぐらいなのに・・ 雨は止んでいる。向こうの少し上流へ行ってみる。ヘチ寄りで小さいのが跳ねる。その辺を探る。掛からない。 大石上、その向こう、流芯、ヘチ寄り・・少しづつ上に上がりながら探っていくが全く掛からない。 すぐ下流のヘチ寄りをやっている人、釣り上げた姿は見ないがタモをもって頻繁に後先する。掛かっているのかも知れない。 こっちの流れは移動しにくい。大きく動かなくてはならず面倒。釣れないのに時間を潰すばかり。 左の流れに戻るかな・・探りながら下り、途中で１７ｃｍを１匹釣って、左の流れに戻った。 今日は囮がまいってしまうほどは、暖かくはない。 付近は誰もおらず、あっちもこっちを探って１７ｃｍ程度を２匹。ずっと下流まで下ったが釣れない。探り方が荒っぽかったかも知れない。 遅くなって、また向こうへ行ってみた。小さいのを１匹、１７ｃｍを１匹釣って終了した。 瀬にタモを持って頻繁に後先していた人が居た。 釣れたでしょ・・その人が言う。随分若く見える。 釣れません・・んんんーん、昼から来て４０匹釣れたよ。 一体何なんだ。この人プロじゃあないか。どうすればそんなにに釣れるんだ。信じられない。 川を渡りながら、その人の釣りを眺める。１匹釣った。 　　釣果　　１４ｃｍ〜１９ｃｍ　　１８匹 　凄い人がいるもんだ。午前中２５、６匹釣った人、昼から４０匹釣った人、上手い人なら６５匹釣れるということか？？？ 僕は今日も２０に届かず・・せめて上手い人の半分ぐらいは釣りたいと思ってはいるんだけど・・ でも、魚は大きかった。左の流れの方が大きいのが多いと思う。
	８月１９日　金　　曇り、晴れ 　人が多い・・酒匂川
	酒匂川、藪下。 雨の降りそうな天気だが・・朝のうちだけのようだ。 １時間ぐらいやって２匹。思うように釣れないので少し下る。石の上で大きいのが背中を見せる。しばらくして１７ｃｍ。そして１８ｃｍが続く。 なかなか掛からないだろうけど、それを使う。 時間はかかったが、それを追う大きいのが居た。２０ｃｍを越える。 漁協のＨ．Ｐ．では２２ｃｍも出るらしいが、僕はまだ２０ｃｍも越えて居なかった。やっと２０ｃｍを越えた。 ちょっと使ってみたが・・やっぱり替えた。 １５、６ｃｍが欲しいが・・小さめが居そうな場所をしつこく探って１６ｃｍを釣った。 それで石の間を引くとガツンと大きいのが掛かる。 降りそうな天気だったのに晴れて来た。今日は暑くなりそう。 人が増えてきた。この流れのすぐ上にも、その上にも人が居る。 監視員さんが来られた時は７、８匹か・・ 分かっていると思うけど、ここは後３０分だね・・と監視員さん。水が暖かくなってアユがまいってしまう・・と言う事だ。
	それから２匹追加した頃、暑くなってきた。囮がまいってしまうかも知れないが・・その前に僕がまいってしまう。冷たい水を求めて向こうの流れに移動。 人がいっぱいだ。こんなに多いのを初めて見る。 上流へ行って、隅っこの方で竿を出してみる。回りは時々掛かっている。 しばらくは掛からなかったが、やっと１匹。それで大石周りを探っていたらハリスを切られた。こっちの流れは小さいのが多いと思っていたが・・違うのか。 針をアップして探ると１８ｃｍがドカン。１９ｃｍがドカン。　 今日は風が強い。おとり操作がいい加減。微妙な場所へは持っていけない。適当に入れて、適当に探る。囮の位置がつかめない。掛かっても何処で掛かったのか良く分からない。 間が空いたので、お昼にした。 これまで、１５、６匹かな・・最近では調子がいいほうだ。
	午後もほぼ同じ場所。人が少なくなるのを待つしかない。今日は久しぶりに焼けつくほど暑い。 上流が少し空いて来たので其処へ上がる。離した囮が大きく泳ぐ。ゴツンと１７ｃｍ。それが斜めに上流へ。石上で掛かって跳ねた。ちょっと小さい１６ｃｍ。 囮は深い方へ行きたがる。深い場所ではなかなか掛からない。浅場を上らせたいのだがうまくいかない。 上流へ、上流へ引き上げてみるが掛からない。上は人がほとんど居なくなったが・・僕は下へ移動。 早い流れで１匹、浅い場所で１匹、大石周りで１匹・・と同じ場所では続かないので１匹釣るのに時間が掛かる。 夕方の掛かりタイムを期待したが・・それはない。 これからかも知れないが・・もういいや・・ 　　　釣果　　１４ｃｍ〜２０ｃｍ　　２８匹 　今日は人が多かった。そんな中で、この程度釣れれば十分だ。大きいのも多かった。 風がなければ、手応えも目印の飛びももっと味わえたのに・・ 向こうの流れは小さいと思っていたが僕の思い違いだった。周りも結構釣れてるように見えたので、もっと、もっと釣ってる人は居るように思う。