2016年　7月　鮎釣り日記
	７月４日　月　　晴れ 　今年初の酒匂川で囮の苦労
	さあ、今日から酒匂川。 Ｔ．Ｋさんと二日間予定。 遡上はいい・・という話もあるが・・どうなのか。行ってみないと分からない。 朝早く、十文字橋付近に入るよ・・Ｔ．Ｋさんから電話。 えっ・・もう入っているの・・僕は出発したばかりだ。Ｔ．Ｋさんは兎に角、朝が早い。 川に着くと、すでに５匹釣っていた。みんな大きいという。 ここは良さそうな場所だが、この近辺は大混雑のはず・・きっと５メートルも動けない。 瀬頭上流で泳がせて見ようと上に歩く。小アユがあっちこっちで跳ねている。 囮に鼻環を通して・・さあ、行って来い・・と囮を放す。 アララ？？　仕掛けが空中でヒラヒラ。つまみ糸がしっかり鼻環回り糸と接続されていなかったようだ。長い釣り人生でこんな失敗は初めてだ。新しい仕掛けだった。 はやばやと囮が１匹になって不安だが、まあなんとかなるだろう。 掛かりそうな気配もなく随分上まで泳いで行った。引き戻してまた泳がせる。 だんだん泳ぎが鈍くなり、そして動かなくなった。少し波のある付近や、良く跳ねる付近に入れて探って見るが掛からない。 広い瀬頭上流を探る事、１時間半。囮がまだ使えるうちに・・と、ずっと上流へ移動。 短い瀬の瀬頭。ヘチ寄りを歩くとアユが逃げていく。 手前から探りながら前に前に、囮はもう自らは動かない。初の酒匂川で囮に苦労するとは思わなかった。 もう少しやって、駄目ならあそこの木村囮店に行こう・・ ゴツン・・来た来た。やっと来た。慎重に抜いた。１６ｃｍ。さあ・・これからだ。 でも、簡単には次が来ない。 流芯は石が白っぽい。歩いてみても逃げるあゆはいない。 向こうの瀬尻でアユが良く跳ねる。その付近を探って見る。 跳ねるすぐ下に入れても、お互い知らん顔だ。釣れそうな感じがしない。 また瀬頭に戻って、探り直す。 長い時間使って、この囮も危うくなってきた。あまり引きまわさないように流れの緩い場所を探っていたら、やっと２匹目。ちょっと小さい。 ３匹目も遠い。 上の瀬には両側から人が並んでいる。下の十文字橋付近は混雑している。僕だけみんなから離れている。釣れない場所でやっているからかもしれない。 藪下でやっていた人だね・・と監視員さん。はい、僕は今日からです。今年もよろしく・・ 上で釣れてる人１６匹だそうな・・ 向こうヘチ筋を引き上げてみる。ガツン。やっぱりヘチか・・ヘチの方が石が黒い。これをさらに引き上げるとガツン。１７ｃｍ、１６ｃｍが続いた。 それからもヘチ筋で何匹か掛かり、なんとか１０匹を越えてお昼になった。 Ｔ．Ｋさんの所へ戻って昼飯だ。ここはやはり混雑、竿一つ分もない間隔だ。 食べてる間にも隣の人、対面の人達は大きいのを掛けている。 食べ終わって、まさかそこで竿を出すわけにもいかず。背面の分流に竿を出してみる。すぐ小さいのが掛かったが落ちた。 そのあと、ひと引き、ふた引きすると、きつい流れでもないのに囮が浮く。替えた囮もふた引き目に浮いて来た。フネのなかにはひっくり返ったアユが何匹もいる。色が変わったのも多い。 水が暖か過ぎるのだ。 朝方やった瀬頭へ行って流れの緩いところを探る。朝方とは違ってポツリポツリと掛かる。しかし、入れが掛かりなどなく、数はなかなか伸びない。 釣れなくなったが、もう上流は遠く、行く気もしない。 遅くなって、Ｔ．Ｋさんの回りに隙間が出来た。そこへ行って今年初の１８ｃｍオーバー。 雷が鳴り出し、雨もポツリ。空を見ると広い青空の中に部分的に黒雲。 たいしたことはなさそうだが・・朝早かったＴ．Ｋさんは、もう車に戻ったし・・今日は終わりした。 　　　　　釣果　　１０ｃｍ〜１８ｃｍ　　１８匹 　朝方苦労した。　チビ鮎は沢山いると思うが、去年に比べるとどうかな・・良く分からない。 十文字橋付近は放流アユが多いと思うが他はどうなのか・・ 水が暖か過ぎて、使ったアユは元気を回復せず色が変わってしまう。 明日は藪下の向こうの流れに行こう。そちらの方が水が冷たい。
	７月５日　火　　曇り 　天気も気持ちも寒い一日
	酒匂川２日目。 今日は昨日より５、６度気温が低いらしい。涼しくて気持ちいいかも・・ 活けた囮を取りに言ったら、すでに３人が場所取り。昨日Ｔ．Ｋさんが入った付近だ。 僕らは今日は藪下へ行く。 Ｔ．Ｋさんは向こうの流れ、瀬尻下流へ入った。 僕は朝飯のサンドイッチ食べる。僕らのほかは車はまだ１台。 向こうの流れに行って、スタートしようとした瞬間、また昨日と同じような失敗を繰り返した。別に力を加えたわけではないのに仕掛けが切れた。昨日使っただけの仕掛けなのに・・。 今日は囮に余裕があるのでいいのだが・・なんかいやな予感。 瀬の上流で、流芯少し向こうを狙う。 全く反応はなく１５分程度で上流に向かう。良さそうな石が点在し、小アユが時々跳ねる場所で、たるみや石の間を探っていく。 掛かっても良さそうなのだが・・ 上に４．５人見える。下流は一人、そのずっと下流にＴ．Ｋさん。思ったより人は少ない。 寒くなってきた。涼しいを通り超している。小便が非常に近い。 ずっと上まで２度往復しやっと１匹。１５ｃｍ程度。随分時間を掛けて２匹目。 上の瀬尻の人が時々掛けている。小さい。この付近大きいのが居ないのかもしれない。 すぐ下の人が１匹も釣れず移動した。 時々、霧雨もあって非常に寒い。がくがくと震える。風邪をひきそうだ。 水が冷たいから囮は弱らないかも知れないが、僕の方が駄目だ。 見るとＴ．Ｋさん左の流れに行った見たい。僕も暖かい流れに行く。 水が少なくて釣れそうな気がしない。歩いても逃げるアユは少なく感じる。見えるほど大きくないのかも知れない。 兎に角やって見る。この流れ、やっぱり人気がない。いつも行っていたずっと上流もたった一人。その他も合わせて数人。下流は４，５人はいるかな・・ 飽きた頃に１匹、３０分後に１匹となかなか続かず・・下流へ移動。 Ｔ．Ｋさん、大きいのがでたみたい。その下で泳がせている人、時々掛けるが小さいのが多いか・・ その下で探るが、僕には全く掛からない。一段下って期待もせず探っていたら急に大きく動いた。掛かっているみたい。重い。１８ｃｍを越えた。 その後、追加出来ずお昼になった。 午後は、旧囮屋前で探って見る。魚は薄い。　少し下流の早い流れで大きいのが１匹掛かったものの・・小さいのが数匹。 暖かい流れのはずなのだが、今日はこちらの水も冷たく感じて、兎に角寒い。 それでも、Ｔ．Ｋさんは座り込んで粘っている。僕は釣れなくて転々とする。 午前中、泳がせて時々掛けていた人、午後も泳がせ続けて順調に掛けている。 もう一度上に行って・・小さいのを１匹。・・いかん・・どうにもならない。今日は諦めだ。 　　　釣果　　１２ｃｍ〜１９ｃｍ　　１３匹 大きいのはぎりぎり１９ｃｍあった。 今日は涼しくて、気持ちいい日になる・・なんて思っていたが、とんでもない。７月なのに、なんでこんなに寒いんだ。 釣れなくて、僕の気持も一日中寒かった。
	７月８日　金　　曇り 　３人で５０匹に届かず
	Ｔ．Ｋさん、ＨＩさんと今日は鶴川。 魚の少なくなった鶴川だが、着いた時はＴ．Ｋさん達を含め５人もいた。 みんなを越えて僕は最上流へ行く。ヘチの方に小さいのが居るが跳ねもないし、キラキラも見えない。魚が少なくなったと感じる。 実績ある場所を順に探っていく。この川も水が少ない。掛からないまま時間が過ぎる。 着いた時、二人は数匹ずつ釣っていたが、その後余り掛からないようで、時々休憩したり、話し込んだりしている。 僕は早く囮を確保したいと上に下に１０数メートルを何回も行き来する。 １号囮で掛けられず、２号に替えて、それでもなかなか掛からない。 １匹目は９時だ。１５ｃｍ。それが数分で小さいのを掛けた。小さ過ぎるかも知れないが、まだ囮に余裕がないので、それを使う。 それからもなかなか掛からない。やっぱり１５ｃｍ囮を使うしかないか。 １５ｃｍに替えて、しばらくして１４ｃｍを掛けた。
	気配がないので期待感が全くない。それでも一生懸命探り続ける。 昼までにたったの４匹。ツ抜けも危ないペースだ。 午後も３人はほぼ同じ場所。 下流では、今日追加放流したばかりのアユを何人かが狙っている。 高い段があってその下に溜まっているのだろう。其処の人が良く掛けている。
	ここまでは簡単には上って来れない。 向こうヘチ際の超浅で大きく波打つ。時にはバシャバシャと音を立てるので気になる。アユもいるかもしれないが、多分ハスだろう。 少し掛かるようになってきた。１４、５ｃｍが多いが１７ｃｍ越えも１匹釣れた。 １０匹ぐらいにはなったが、パタリと止まった。 二人の下に行く。二人も似たようなペースで、余り釣れない。 今日は久しぶりにＨＩさんと一緒なので、話し込む事も多い。 ＨＩさんは、怪我で現在リハビリ中、腕が肩より上に上がらない。それでもアユは釣りたいのだ。いや、アユ釣りがかえってリハビリになるかも・・ 早い流れを引き上げて１６強を２匹。下の段の同じような場所で１匹。場所が狭いので何匹も釣れない。 終わりの時間になったので、Ｔ．Ｋさんの所へ行くと丁度掛けた。それで、少し時間延長。 僕も下へ戻って数匹追加して終了した。 　　釣果　　１１ｃｍ〜１７ｃｍ　　１６匹 　午後はまあまあ釣れたが、午前中が釣れなかった。３人合わせても５０匹に届かず・・だったが・・ＨＩさんにも会えたし、それが今日の収穫かな・・
	７月１３日　水　　雨 　平均サイズ、今年一番
	なかなか釣りに行けない。 出来れば週３日、少なくても週２日は行きたいのだが・・ 今日はやっと釣りに行ける日・・でも、雨予報。 何時間か出来ればいいか・・まだ降らないうちに・・と早めに家を出るが・・雲は低く、空はだんだん暗くなっていく。 ６時過ぎ、鶴川。 着替えて、川にでようとすると・・何かを忘れた感じがする。すぐ気がつかない・・さらにボケが進んだようだ。 弁当を、飲み物を買ってくるのを忘れた。釣り姿のままでコンビニへ走る。 そして、戻ったら、二人来ていた。 駐車した車の前で竿を出してみる。 一番平らな段に入れると、小さいのを追いかけてウロウロする。 ・・５分後、掛かったのは１７ｃｍ囮を越える。 小さいのを追いかけていたのではなく、こいつに追われていたのだ。 次もサイズアップ。３匹目には１８ｃｍを越えた。 １時間ぐらいで５匹。なんだ・・今日は。 しかし、いつまでもは続かない。瀬に引き上げてみる。掛からない。また下に戻る。 小さいのが掛かってもいいと思うけど・・小さいのは向こうの石が余りない辺りにいるらしい。 あそこはなかなか掛からないので、余り狙わない。
	思うようには掛からない。石がごろごろした激チャラでアユが跳ねるが、その辺、平らでないので探るのは難しい。 向こうの小さな流れに入れて１匹、２匹。 これまで、余りやった事ない場所でゴツン。もう一度入れるとゴツン。少し引き上げるとドカン。 当たりはそれほど良くはないが１７ｃｍ、１７．５ｃｍ、１８ｃｍとサイズアップしていく。
	釣り人は、８人見える。天気が悪いのに思ったより多い。 雨が降り出したが、まだたいしたことはない。 釣れなくなって、最初に探った瀬。小さいのも掛からない。 下流で良く掛けている人が居る。僕がやった事がない場所だ。 大きいのが連発した場所にまた入れる。ガツン。大きい。もしかしたら２０ｃｍ越えるかも・・ 水が少しづつ増えていく。そのせいか、時間のせいか、掛かる場所が２メートルぐらい下流になった。 雨が少しずつ強くなって濁りが少し入った。問題ある濁りではないと思うが釣れなくなった。 回りをあちこち探って見るが掛からない。 カッパが欲しいが、周りの人まだカッパは着ていない。着ると蒸し暑い・・ 昼を過ぎたので、車に戻った。午前中２０は楽勝・・と一時は思ったが、そんなに甘くはない。 食べてる間、目の前の二人連れ、釣れないので僕は余り狙わない付近を泳がせて２人とも２、３匹掛けた。 カッパを着こんで午後の部開始。良型が釣れた場所で始めると・・掛かったのは小さい。大きいのは何処へ行った。 濁りが少し増した。でも、まだ大丈夫。上流へ行ってみる。 雨を嫌ってか、釣り人が減った。３人になり、そして２人になった。 いつもやる上流を一通り探って見る。釣れない、気配も感じない。どうして？？？ もう一人の人のすぐ上に行って、やっと１匹。次はちょっと小さい。続かず、引き上げて１匹。下の人も、場所はいいと思うが・・あまり掛かってない。 気がつくと雨は上がったみたい。でも、釣れない。何処へ行こうか・・ 余りやった事がない場所をちょっと探ったりして・・ゆっくり下って行った。 頑張っていた人が竿を畳んで下って来た。あそこで釣れないで・・何処で釣れる？？？ 僕はあそこでやって見たくなった。 其処へ行って引き上げると・・狙い通りガツン。掛かるではないか。でも、手元まで来てポチャン。くやしい。 気を取り直して、探っているとガツン。１５、６ｃｍだが３匹釣れた。下流の方で２匹。もっと釣れると思ったんだが・・粘ってもそれっきり。 駐車場前に戻ると、跳ねたり、ヒラ打ったりするアユの姿。狙ってみたいが・・もう竿は畳んでしまった。 　　釣果　１３ｃｍ〜２０ｃｍ　　３１匹 　今日は、特に午前中は魚が大きくて、抜き応えがあった。水が増えて、条件は良くなったのではないかと思ったんだけど・・逆に段々釣れなくなって、型も小さくなっていった。 でも、今日は平均サイズでは一番・・初の２０ｃｍが出た。１５ｃｍ以下は４、５匹だった。
	７月１７日　日　　曇り 　情けない流れにも大きいのが・・
	休日は僕の釣り日ではないのだが、最近思うようには釣りに行けてない。 ・・なので、行く事にした。 二日間予定だが、明日は連休の最終日。帰り混雑するので、明日はお昼までの予定。 酒匂川、藪下。７時。昨年は良く行った上流へ行ってみたい。 途中で上流を見ると・・流れが変わって左岸側は死んだような・・情けない流れになってしまった。 これじゃあ駄目だ。引き返そう・・と立ち止まる。 その上流には２、３人いる。　上に行けばそこそこ釣れるのではないか・・やってみるか・・ 気を取り直して階段を下りて川を歩くと・・いるいる。この情けないような流れに沢山のアユがウロウロする。 浅さ過ぎて釣り難い場所だが、とりあえずここで竿を出してみる気になった。 この大きな囮で小さなアユが掛けられない。大きいのを見ると逃げてしまう。 しばらく付近を探ったが掛からない。 石がごちゃごちゃしたどチャラの狭い上り口、その上に囮をおいて待つ事にした。 ギュギュッ・・１４ｃｍが来た。囮は大きく、掛かりアユは小さいのに心地よい当たり。
	さあ、いい囮が出来た。 しかし、この辺に居るアユはさらに小さいのが多いみたい。追いかけるが掛けてくれない。 随分時間を掛けてやっと掛かったのは１０ｃｍちょっと。これも勿論囮に使う。 　監視員さんが来られた時は小さいのばかり３匹。上の時々掛けているように見えてた人４匹だそうな。
	少し上に行って１４ｃｍ囮で探っていると、急に大きく動き出した。なんでこんなに元気があるの？・・と、思っていると掛かっていた。 こんなところに大きいのが居る。１８ｃｍ近い。この囮では大き過ぎる。 別の小さいのを使って・・また掛かったのは１７ｃｍ。 小さいのと大きいのが交互に掛かりだした。でも、大きいのは何匹もいない。かと言って、小さいのもなかなか掛からない。
	他の人達も、続かずあっちに行ったりこっちに行ったり・・ 大きい流れに移動して、大きいのと小さいのを１匹づつ・・数はなかなか伸びずお昼になった。これまで１０匹ぐらいか・・ 左の流れは、この付近、上流に３、４人。下流に３人。見えないが多くの人は放水路側の流れにいるのだろう。 　午後は少し下流。小さいがギュギュッと掛かる。掛かって飛び跳ねる。暴れながら上がって来る。頭掛かりが多く即死状態が多い。大きめの囮が小さいのを掛けた時はほとんどが頭。 ・・なので、囮の回転が非常に悪い。 頭掛かりがなければ・・もっとスムースに囮の回転が出来れば・・もっと数が伸びるはず・・ フネからいい囮を選ぶのが大変だ。大きいのが５匹ぐらい入っていて、頭掛かりで死んだ小さいのが何匹も入っていて・・この中から元気な小さめがなかなか選べない。 １７、８ｃｍと１４ｃｍ以下とその中間が掛からなかったが、やっと１５、６ｃｍが数匹掛かった。 上流は誰も居なくなり、下流の瀬も一人だけになった。 僕は今夜は車中泊、粘ったけど思うようには釣れなかった。 　　　　釣果　　９ｃｍ〜１８ｃｍ　　２１匹 　浅いせいか、１２、３ｃｍでもギューギュッと来て楽しめる。 １０ｃｍ以下も沢山いる。２匹ぐらいはそんなのが掛かる。早く大きくなって欲しい。
	７月１８日　月　　晴れ 　今日は半日の釣り
	昨夜は、さすがに暑かった。ちょっと睡眠不足だ。 今日は旧藪下囮屋前。当然一番乗り。 今日は帰りが大混雑するだろうから、お昼でやめて早く帰る。 中ぐらいの囮を下流から泳がせる。最近は何時までも泳がせておられない。時々跳ねる小さな波脇を探っていると小さいのがギューッ。 それを早い浅い流れに入れてギューギューッと少しサイズアップ。さらに上に引いてガツン。 ４、５匹掛かって間が空いた。 他の釣り人の出足は遅い。来ても向こうの流れに行って、こちらはまだ誰もいない。 元気な１５ｃｍ囮をストンと入れた瞬間、大きく動いた。１８ｃｍが下に居たみたい。　大きく竿を曲げて静かに抜く。
	同じ事が２度あった。大きい囮ではなかなか掛からず、今日も小さめを使う。当たりは悪くない。 上に一人来て、下流にも一人来た。上流にも二人見えるがこの流れは人が少ない。 向こうの流れも、その下流も、今日は全体に釣り人がパラパラしかいない。
	朝方は調子良かったのに、段々と掛からなくなっていく。でも。場所を替える気も起きない。２０メートルぐらいを上に下に何回か動く。大きいのが掛かったのは深めの場所だったが、そこではなかなか掛からない。 先日、泳がせ続けて良く掛けていた人が居たので、僕も泳がせてみたが・・場所が悪いのか、下手くそなのか・・全く掛からない。 浅い、早い流れを引く事が圧倒的に多かった。 　釣れなくなっていたので未練なく、１２時ぴったりに竿を畳んだ。 　　　釣果　　１０ｃｍ〜１８ｃｍ　　１５匹 朝方、良かったので、もう少し釣れるかと思ったが昼が近づくに連れて釣れなくなった。 でも、昨日に比べれば上出来か・・ 帰り、早い時間でも、さすがに車は多かったが、渋滞は５キロ程度で２時半ごろには家に着く事が出来た。
	７月２２日　金　　雨、曇り　 　風邪をひいてるような・・アユ
	酒匂川へ行く予定だったが、川の状態が？？ 鶴川へ向かう。途中雨が降り続いたが、川に近つくほど小振りになって行く。 川は若干濁っているが問題ない。 ４人組が準備中。川が大きくなった下流の方で釣るようだ。 僕は勿論、年寄り向きの厳島橋上流。 仕掛けの準備が終わって、竿を担いで、囮をフネから出そうと座り込んだ時、竿が腕から外れ、倒れた。 いやな音。あー・・竿先が折れてしまった。ショックショック・・ 今日、釣りに来なければ良かったなー・・ 最近は瀬で掛からない。今日は我慢して泳がせてみるかな。瀬尻のさらに下流へ囮を入れると・・小さな波の中に入ったきり動かない。動いているかも知れないが目印に出ない。
	動かすかどうか・・迷っていると、小さく動いて掛かったみたい。小さいと思ったら１７ｃｍある。 ほぼ同じところへ入れると、しばらくしてキラリ。薄い濁りがあるので綺麗には光らない。３匹掛かって、その後向こうのどチャラを上っていく。そしてキラリ。 調子良く５匹ほど掛かった。１６ｃｍ強から１８ｃｍと型はいい。
	掛からなくなり瀬に引き上げてみるが・・全く掛からない。 上に行って、水深ある場所を探って見る。以前、大きいのが掛かった場所だが、今日掛かったのはみんな１５、６ｃｍ程度。弱い当たりで、掛かったアユもみんな元気がない。掴んでもあまり暴れない。水温が低いせいか・・アユを釣っている気がしない。 １０匹を越えたかどうか・・位でお昼になった。こんな天気でも５、６人いたが地元の人らしく、短時間で止める人が大半。 午後も同じ場所。 様子が少し変わった。アユに元気が出てきた。少し追っている。当たりも少し良くなった。 午後、新しく来たと思われる上の２人連れも良く掛けているように見える。 大量ではないが、トンボが飛び交う。気温が低いので、秋と勘違いしたわけではないだろう・・盛夏はこれからなのに・・・ 瀬に引き上げてみるが、瀬の中にはアユがいない？？？ 掛かるのは瀬でも下の方だ。 勢いが無くなり、また静かになった。もう、勢いは戻らない。２人連れは頑張っているが・・僕は竿を畳んだ。 　　　　釣果　　１４ｃｍ〜１８ｃｍ　　２４匹 　気温も低く、条件は悪かったが、思ったよりは釣れた。でも、午前中釣れたアユの元気のなさ・・時々釣る弱弱しいのとはちょっと違う。半分寝てるような・・風邪でもひいてるような・・ちょっと冴えないアユだった。
	７月２７日　水　　曇り　 　一年ぶりの秋川、やっとツ抜け
	秋川に一度様子を見に行ってみたいとは思っていたが、時期を逃した。 釣れるのなら、一番近く、交通費も掛からないのでいいのだが・・多分釣れない。 今日は釣行予定ではなかったのだが、他の事は後回しにして急遽行ってみる気になった。別に秋川に義理があるわけではない。 　７時前、舘谷、下流に一人入っており、一人が着替え中。声を掛けてみると・・そこそこは釣れるのではないかと言う話。期待が持てるかも・・ 何処がいいかわからない。まずは流れの緩いところを泳がせてみる。 １０分。キラリと１５ｃｍ弱が掛かった。次も間もなく掛かったがポトリと落ちた。ちょっと小さかった。それからが掛からない。　一時間以上・・上流にも引き上げてみたが掛からない。気配も薄い。 囮屋のチャラ瀬に行ってみる。歩いても逃げるアユが居ない。非常に薄く感じる。跳ねるアユも、キラリとするアユもいない。 向こう筋を探って見る。気配は全くない。先行者は少し上の一番波のある付近を探り続けている。 適当に引いているとゴツン。期待以上に大きい・・でも、誰かが囮に使った奴だ。逆針の個所から尻尾に向けて大きく裂けている。傷はまだ新しい。 少しづつ引き上げて、流れの緩い小さな段。小さいのが居るらしく、囮が動く。 長い時間を掛けて１５ｃｍを１匹。 先行者がやっていた付近まで引き上げてみたが、他は雰囲気すらない。 左岸側の狭い上り筋で、跳ねた。其処へそっと入れる。間もなくゴツゴツっと１５ｃｍが掛かった。それを１７ｃｍが追った。 その後、静かになり、時間だけが過ぎていく。 早いお昼にする。僕より早いお昼を食べてる人一人。釣り人はパラパラ。 そこそこは釣れると言った先行者は小さいのが２匹・・頑張っても無駄・・とお昼で帰って行った。 日釣り券が勿体ない。僕は頑張る。 一番囮が動く場所へ行って粘る。上流では一人が時々掛けているように見える。 １時間、２時間・・やっぱり駄目か。 駄目もとで下流の瀬に行く。川の真ん中からヘチ寄りを荒っぽく探りながら下っているとゴツっと１６ｃｍ程度。その後が掛からない。 岸に上がって中段を探る。コンといい手応えではないが囮と同サイズ。 ほぼ同じ場所で、全く同じ大きさが３匹続いた。 もう１匹でツ抜け出来る・・でも、それからが掛からない。下流の荒々しい場所なども探って見たが何処も駄目。終わりの時間が近づいた。ツ抜けは諦めざるを得ない・・と ヘチ際を引き上げながら終わりの準備。 瀬の最上流まで上った時、ガツーン。いい手応え。慎重に抜いて・・やったー・・。１７ｃｍ強。これが今日一番のサイズだった。 　　　釣果　１５ｃｍ〜１７ｃｍ　　１０匹 アユが少ない。針をすり抜けるような小さいのはいるようだが・・団体で泳いでいる姿も一度見た。 ８月頭に追加放流するらしいので、また釣れ出すかも・・
	７月２９日　金　　晴れ　 　酒匂で初の３０匹オーバー
	７時の酒匂川。十文字橋の人気ポイント付近に３人。その他はいるのかいないのか・・ 僕は藪下上流。小さいのが沢山居る付近から始めるが、囮が思うように追いかけない。 ３０分ぐらい時間を潰した。 囮が泳ぎやすい、少し平らな場所に行き、しばらくすると１４ｃｍ強を掛けた。これが下流に向けて小さいのを追いかける。下流に向かうときは掛からない。止めてゆっくり引き上げる。時間は掛かったが１２ｃｍを掛けた。 ３匹目はさらに小さくなった。１４ｃｍ囮に戻す。 掛からない。囮の泳ぎも悪い。石の間を引き上げていると、やっとサイズアップ。これがするすると上に上るが掛からない。僕も囮について上に行く。 石裏の掛け上がり少し下流に入れると、掛け上がりを上って、その上の石裏の掛け上がりも上りかけた辺りでグァーンと鋭く動いた。川の真ん中で上ったアユを慎重に立ち位置ぐらいまで下らせて抜くと・・デカイ。２０ｃｍあるかも・・ これは囮にできない。下流で小さいのを狙っている場合じゃアないな・・ 上に移動して、大きいのが掛かった辺りから上流を探る。 １６ｃｍ、１７ｃｍが掛かりだした。追っている雰囲気ないが順調に掛かる。２０ｃｍ近いのがもう１匹。 大きい囮で大きいのが掛かるとちょっと糸が心配。 でも、１８ｃｍ位は使ってみる。・・と、大きく下流へ走った。きっと大きいのだろう。 僕も下りながら慎重に・・慎重に・・抜くと１６ｃｍ。何だ・・ちょっとがっかり・・囮を替えながら一人笑いした。
	この調子だと昼まで２０、一日やれば初の３０・・ 上流でも見るたびに囮交換しているような姿がある。その上は２人いるかな・・遠いので様子は分からない。 下流は旧囮屋前付近まで一人か二人・・こちらの流れはガラガラ状態だ。 段々間が空いて２０匹になったかどうか微妙・・
	午後も小さいのを狙ってどチャラからスタート。だけど今日はどうにもならない。下ってあちこち探るが、小さ過ぎるのしかいないみたい。 小さいのが数匹掛かったが、やるだけ無駄。午前中の場所には人が居る。 下流の瀬に行ってみる。この辺でやってる人を今年はまだ見ない。　と、言っても今年ここは２度目だから良く分からない。 ずっと下流まで行って探りながら、少しづつ上がる。気配は非常に薄い。跳ねないし、キラリともしない。 これじゃあ３０匹にとても届かない。 上に行って大きい流れを探る。緩い場所では盛んに跳ねる。其処で久しぶりに掛かった。 でも、手元でポチャ。慌ててタモを被せたが間に合わない。くやしい。 流れの早い場所でも小さいのが跳ねる。大きい囮を使って引いてみる。時々かすったような感触があるが掛からない。 上にも二人見えるが、そちらも午前中のようには掛かっていないように見える。 大きいのを１匹、小さいのが２匹掛かったが・・終わりの時間になった。 ３０匹のチャンスだったのに残念。諦めて竿を畳んだ。 数えてみると・・３０を越えているではないか。やったー 午前中が思ったより多く２４、５匹はいたようだ。 　　　　釣果　　１０ｃｍ〜１９ｃｍ　　３１匹 今日は予想外。特に午前中は魚も大きく面白かった。午後は全く駄目で、尻すぼみで終わったけど・・・